ランクル300納車待ちで200系をいつ手放すか問題について考える
ランクル200系買取バブルについても考える
2021年の3月末ランドクルーザー200系の生産終了のニュースを受け、まさかの在庫車の買いあさりが起きたのは記憶に新しいです。
※当サイト内アフィリエイト広告等が表示されます
販売終了を受けてモデル末期のモデルが引く手あまたで売れるというのもすごい現象なんですが、実際に起こったことだったりします。
その後ランクル200系の買い取り祭り、もとい、買取バブルも起こりました。
4月に落ち着いたかと思いきや、ランクル300系の公開された情報で、まさかのバブルが再燃、いまだに高値安定と言います。
なぜ、なのか? というのと、新型ランドクルーザー300系の納車までの長い期間と共に対策を検討した方が良いかもしれませんので解説していきます。
※将来の値上がりは保証できません、相場の変遷を参考に業者さんと交渉のネタの参考でお願いします
ディーラーの下取りはダメよ
さて、新車を買おうとする場合、ディーラーでの下取りを検討するケースもあるかと思います。
でも、ランドクルーザー200系は、ディーラーでの下取りをお勧めしません。
特に、300系のランクルの半年~1年の納車待ちの方が、200系からの乗り換えで下取りとか、本当にやめておいた方が良いです。
以前のブログでも書いたのですが、長い納車待ちの時に下取り車はどうなるのか問題について
下取りの査定については、購入・契約時にするものの、納車まで長い時には納車確定した時に再査定になり、ディーラーでの下取りでは、まず価格が高い方に見直されることはありません。(価値は時間の経過で下がる前提です、当たり前なんですが)
最大限のサービスで、200→300への乗り換えの際など同車種で納期が長い事への詫びの意味を込めて、車検が経過するなら車検代を負担するとか、契約時の査定額を一定期間なら維持して見積書・契約書の金額をいじらないとか、値引きで調整などが良い所です。
ただ、ランクル200系は買い取り額で奇跡が起こるときがある、というのを覚えておいてください。
要するに、時間の経過で価値が上がるタイミングのような物があり、それが3月の買取バブルだったりしました。
※すべてのランクルの値上がりなどを保証は出来ませんし、時期によるのと、グレード・仕様・年式などケースバイケースです。なので、参考程度にしつつも、賢明なご判断を
200系の買い取り事例などなど
直近の200系のランクルの買い取り事例だと、信じられないような高額な査定が出ることがあり、いくつかの事例を紹介します。
2021年3月・買取バブルのなかで、200系の4年落ち、ZX(200系の最上級グレード)とAX(200系の中間グレード)が、走行距離ほぼ関係なく、
700万円前後での買取になっていました。
4年落ちで走行距離が1万キロ以内のZXであれば800万を超え、新車価格をゆうに超えたとの話もあるようです。
しかし、4月になると、その相場は500~600万程度に下がったとも言います。
そして、6月では
2年落ちZXが700万強
AX後期フルオプションが700万弱
などなど、やはり、新車価格を超えてくるような感じです。
参考までに、
ZXは697万~
AXはGセレクションとかだと597万円~
となっていて、オプション代を積んでいくような感じでみなさん購入されていたのですよね。
ぱっと見での見分け方としては、フェンダーにオタマが付いているかどうかです。
ついていればAX、又はGX(廉価グレード)です。
新車価格で100万違ってくる識別点ですね。
後はアルミが18インチか20インチが違いますが、AXで純正の20インチにインチアップしている方もたまにいるので、やはりフェンダーミラーのオタマが解り易いかと。
ちなみにナビやムーンルーフなどは必須というか、高額買取の上乗せに非常に大事なオプションのようでもあります。
輸出仕様的にトーバー(ヒッチメンバー)を付けたりすると海外向けにも売りやすいなどあるようで、純正だと20~30万近くすると思いますが、オプション代よりかはるかに高値でプラス査定になることも有るみたいですね。
輸出仕様に仕立てるというのも、もしかしたら300系のオーダーの際のヒントになるかもしれません。
4年落ちバブルというのがあったみたい
さて、2021年の3月の200系ランドクルーザーの買取バブルの時に、4年落ちを探している、という業者が多かったそうな。
2年落ち以内だと国内で再流通させ、4年程度だと海外に輸出する、などもあるようで、国内のプレミアになった需要には高年式の中古を充て、海外に関税安いタイミングで流すなどの売分けがあるもよう。
平成28年後半に買った車がベスト、とかもあったようで、どうやら関税に関係して、業者が利ザヤを大きくとりやすく、それを買取価格に反映していたという事があったようです。
基本的に、ランドクルーザー200系にせよ、ランドクルーザー300系にせよ、新車価格が日本的には高い感じがします。
いわゆる転売しやすい仕様は200系でも乗り出し800万前後だったり、300系では900万前後というのもあって、高額な車両なのは間違いなのですが、海外での売値に見ればバーゲンセールとも言える(イヤ、言い過ぎですが)価格設定とも言えます。
ただ、海外も色んな地域で1000万~1500万程度で売られていることもあり、関税の関係で上手い事高値で売れる地域に流せれば、中古でも転売で利益が出ます。
よって、ランクルやレクサス、たまにアルファードなどの車を短期間で売り買いしたりで、高値が出たります。
今回はたまたま4年落ち、5年以内というゾーンの需要と、関税、輸出先での売り先などがマッチして、買取フィーバーが起こっておりました。
納車待ち長いけど200系はいつ売ろう
ネット上の売買の金額のネタ、であったり事例のようなものを見聞きすると、
「もっと高く売れたのではないか」
「安く売ってしまった」
などモヤる時もあります。
ただ、SNSだったり、人からの見聞きしたものだと、眉唾ものも多く、ちょっと大げさに金額を吹聴しておられる方もいるので、あくまで参考程度にしないと、モヤモヤが止まらなくなるので、ご注意を。
いつ売っても基本的には驚異のリセールバリューが期待できるのがランドクルーザーの良い所の一つなので、今ランクル200系のハンドルを握っていることを誇りに思いましょう!
さて、来年の頭に納車だけど、いつ売るべきか…と悩んだりもしますよね。
取り敢えず、今、査定してみましょう(笑)
じゃないと基準が分からないんですよね。
ちなみに私は輸出業者やブローカーではありませんからね。
一度いくつかの輸出も含めて販路を持っている買取業者で査定して、微妙な金額だったとしたら、ステイですね。
一度接点を持っておくと、向こうから高く買えるタイミングで電話来ることも有ります(笑)
どのグレードなら今なら○○○万円でイケそうです、とか。
今回のようにAXで金額が跳ねたパターンもあるので、相場から目を離してはいけません。
なので、留守電の内容は聞いといてあげましょう。
納得のいく額の提示の有った時に売れば良いというのもあります。
ただ、メインの車として使用している場合などは、納車までノーカーな車無し生活になってしまうので、そこらへんもタイミングや許容できる基準をご自身の中で持っておくと良いでしょう。
最高に高いタイミングで売りたい
と気合を入れるのであれば…真似していいのかどうかということろですが…
私の知人で毎月査定する人もいます(笑)
毎月決まった平日に、3社ほど呼んでやっているとか。
ただ、ここ最近は、コロナ渦であまり担当来なくもなって(笑)、一度見たらもう来ないことも有るみたいです。
最後売るって決めた時だけメーターと車両のチェックを改めてやるというパターンもあるみたいで、業者とやり取りしているその人もなんだか転売業者っぽく見えて来て…(笑)
という中々の猛者もいます。
車2~3台ほど常に所有して現在はランクル・プラド・ハイエースの3本、転売…ではなくて一応運用的に所有している方も要るみたいです。
2021年7月現在の情勢で、またコロナやオリンピックで世界的な流れが変わるかもしれないので、何とも言えません。
200系はあと10年は高値買取が期待できる←ほんと?
現在、300系がまだ納車されてないから、200系が高く売れるんじゃないの?という意見もありますよね。
300系の流通が安定したら200の買取価値が下がるという懸念です。
ただ、敢えての200系を望む声は国内でもなくもないですが、海外の方が需要が高いです。
なんでも、ターボと10速オートマを嫌う人がいる、というのが世界的に結構いる、というのがありそうです。
日本の中ではV8が良いというコダワリの声や、形が良い、というのがあるようですが、海外では違って、整備性、耐久性、今まで13年使ってきた信頼性やパーツなどの供給・ストックなどを踏まえてターボのないV8で6速オートマで良い、という謎の需要もあるようです。
ターボの部品点数や信頼性・耐久性・整備性などへの過度の不安みたいなものでしょうか。
300系が普及していけば、その声も薄くはなっていくのかもしれませんが、無くなることはなさそうで、敢えての200系のニーズはあと10年くらいは残りそう。
なので、価値が二束三文になるとかってことは起こりにくいでしょう。
中古でもボロでも、なんなら部品だけでも部品取車としても、これからも出回るであろうことから、売るのはいつでも良いのかも
と思います。
高いから今が売り時!とまくしたてといて、結果、いつ売るのも貴方次第、とオチにしました。
でもまぁ、高く売れた方が次の車でオプション盛れるようになるので、そこもまたタイミング見計らって、善きカーライフを送りましょう!
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。
査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね
ナビクル車査定ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!
一発入札&競りオークションの事例はコチラ