パワー不足は解消されたか?Aクラス試乗インプレ②
音声制御は安くない
自然対話式インターフェィス「MBUX」メルセデスベンツユーザーエクスペリエンツを搭載して人気を博している新型Aクラス。
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最新のSクラスやEクラス並みの安全運転支援システムも用意されます。話題の自動運転手前レベルの先進制御と言ってもいいでしょう。
しかし、車両価格を安く抑えた風のスターティングプライス(328万円~)に、アクティブレーンチェンジまで完備した「レーダーセーフティーパッケージ」は24万5000円のオプション扱いとなり、目玉であるボイスコントロールの軸となる「ナビゲーションパッケージ」も同様にオプション装備(18万4000円)、カタログでの見栄えの良いアルミホイールはAMGライン(25万5000円)となり、展示車や試乗車のように内装をアップグレードするAMGレザーエクスクルーシブパッケージ(20万4000円)、別途有償色となるメタリックペイントは約7万円となっています。
話題に乗るのであれば実質400万円~くらいの乗り出しの車だと肝に銘じましょう。
AIスピーカーとAクラス(2019)そのスマートさの完成度を探る!試乗インプレ①からの続き、
今回は走りについてまとめていきたいと思います。
アウトライン
Aクラスのスリーサイズは
全長×全幅×全高=4440×1800×1420mm コンパクトカーのジャンルではありますが、幅は広め、全高はかなり低めでワイドアンドローなスタイル。ノーズが長く低く構えた感じでデザインの躍動感があります。
リアはコンパクトでスッキリしており、ハッチバックだなぁって感じです。
車重は1.4tくらいと軽量です。
試乗車はAMGスタイルで225/45R18と大径のアルミを履いていました。
136馬力には持て余すサイズではありますが、グリップ感や乗り心地は意外と悪くはありません。
16インチだと205/60R16となるので、そちらの方が幾分かは乗り心地が良いことが想像できます。
215幅で17インチくらいがスポーティさと実用性のバランスが取れるのではないか?と思いますが、いかがでしょう?RX-8の時も16インチと18インチの二本立てで、なぜ17インチが弾かれるのか?と思っていましたが、今回もそんなパターンかなぁって思います。
エディション1という初期ロットの限定車では19インチも用意されるようで、足回りも少し違うようですが、エンジンパワーに対するタイヤパワーでいくと、ドレスアップ仕様のテイストが強めです。
Aクラスの乗り味
サスは必要以上にスポーティではないですが、それでもドイツ車的に少し硬めです。フラットライドと言えばそうですが、単発の大きなショックよりも、うねりや揺すられ時の応答性がちょっと悪い感じかな?
個人的にはバネとショックアブソーバーの硬さと反力が噛み合っていないようなツッパリ感と揺すられ感を感じるように思います。
BMWよりも一般大衆車的な乗り心地ですが、ゴルフやボルボの方が洗練されているようにも思えるかもしれません。
初期ロットがハード設定という都市伝説をここに見たように思います。
従来型のAクラスでは1.6リッター4気筒ターボは122psと200Nmを生み出していたが正直走りがモッサリしていました。
新型は同じく符号は「180」ながら、さらにダウンサイジングした排気量1.3リッターの 4気筒ターボから136ps 走り出しも滑らかで適度に力感があるし、静かに回る感触があり、新型のアドバンテージを感じます。旧型のダルなレスポンスとは決別で来ていると思います。
エンジン音や風切り音はさほど大きくないと思いますが、ロードノイズや足回りの音が気になる感じです。
タイヤの銘柄をコンフォート系に換えるとかなり快適になりそうですが、根本的な完成度を高めてほしいかなってメルセデスの今後の熟成に期待したいと思います。
Aクラスなりの完成度の域を出ていないかな。リアシートはやはり狭く、ワーゲンゴルフよりも劣るかな?女性や子供向けに用意したってくらいか、カバン置き場くらいのものかもしれません。
奥様の足クルマなどのパーソナルユースでは問題ないでしょう。
トランスミッションは従来通りの7速DCTですが、ワーゲンのDSGほどのダイレクトさはない反面、シフトショックは大きくなく滑らか、通常の多段トルコンATなどと比べてもデメリットは感じないでしょう。
7速で十分であり、高速道路をクルージングしてもエンジンの回転は低く効率の良い作動感を体感できるでしょう。
乗り心地やロードノイズに関しては、実車での試乗確認がベストです。
今後追加される(2019年6月ごろから試乗車が用意される?)A200dというディーゼルモデルの方が乗り心地やノイズ、ボディへの補強などで改善されているかもしれません。
そちらを待ってから比較試乗する方が良いかもしれません。
2リッターディーゼルモデルは399万円~ のラインナップになるようです。
標準装備品が多少良くなれば、割安に感じるモデルになるかもしれませんね。
ちなみにガソリン1.3リッターターボの燃費は15㎞/L
ディーゼルモデル2リッターターボの燃費は22~23㎞/L(仮)
といった数値のようです。
燃費性能が良い反面、車両価格に関しては高めで多少の装備充実(リアのサス形式が違う)などもあります。
新世代のコンパクトで先進性能を
ナビとの対話を楽しむ足代わりに使うベンツとしてはディーゼルモデルである必要は低いですが、走りやその他のテイストを加味して比較検討しましょう。
トータルでは唯一無二(現段階では)の価値を備えつつ、見た目的にもスタイリッシュなコンパクトカーとして、候補の一台となり得ると思います。
フランス製のコンパクトカーなどは蹴散らしそうであり、ゴルフも脅かすのも間違いないでしょう。
是非試乗を! そして新時代のモビリティを楽しみましょう!
過去のインプレッションも参考に
旧型Aクラスインプレ・200万円台から、は釣りでは?メルセデスベンツAクラス
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。
査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
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