あえて中古のRHT NC型ロードスターなんて?
NCが魅力的じゃない?
ND型とアバルトに、RFなんかを試乗してふと思った事があったんですが・・
NDのこの安全装備であればNC買ってもいいじゃないか? と言うこと。
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そして社外のナビに換装しやすいのならソレもアリなんじゃないか、とか。
車両の型式によりそれぞれの世代のロードスターを NA(初代)、NB(2代目)、NC(3代目)、ND(4代目)と呼ぶのが通例。
今回注目したいのはもっともロードスターらしくないロードスターとの呼び名の高い3代目ですね。
微妙な評価のNC
3代目 NC系は2005年~2015年までのモデルライフを全うしたさりげない長寿モデル。
その中でも2008年のマイナチェンジモデル以降は現在のマツダデザインに通じるものがあって素敵かも。
NA、NBは非力で超軽量、NCは3ナンバーになって大型になってエンジンも2リッターになってパワフルに、そして2015年からのND型は1.5リッターにパワーダウンしてある意味原点回帰した、とメーカーも言っていたと思います。
NC型は全幅が1720mmとなり3ナンバーとなって出た当初は一部でかなりの反感を買っていました。
北米と言うメインマーケットを意識したサイズではないか、とか、ライトウェイトスポーツとは言えないとか、いろいろありましたが、過去のマニアックなユーザーだけと向き合っていたのでは売り上げにならない、そして衝突安全とのバランスを取ることで大きくならざるを得なかった。
そんな不評なモデルでありながら、ND型の現行ではRF=開閉式のハードトップ仕様は2リッターじゃん・・とか全幅1,735mmってNCより更に大きくない?とかツッコミを入れたくなりますよね~?
ND型は正常退化した、とか言われていたりするようではありますので、そういった評価も参考にしていただければ。
NDのRFと変わらんのでは…?
世界最速の開閉時間である約12秒の電動ハードトップ「パワーリトラクタブルハードトップ」がNC型のロードスターにも設定されていて、NDと同じ2リッターだし、どうせ新しいロードスターでも自動ブレーキなどの先進安全装備があるわけでもないし、NDのナビのマツダコネクトはお世辞にも性能が良いとは言えないし、もしかしたらNCロードスターRHT(リトラクタブルハードトップ)が狙い目なのかも!!
NC型はND型と同じように電子制御6ATの設定もあり、5MT,6MTもあり、NDの新車だと350~400万円のところ、NCの中古車であれば100万円善後でそこそこの走行距離と年式のタマがあったりするので、お得感が高いかもしれません。
走りに関してはオープンスポーツの爽快感を手軽に楽しめるモデルとして定評があります。
モータージャーナリストとかはサーキットを走り込んだりするとエンジンの重さがハンドリングに悪影響、とか評していたと思いますが、峠道を流すくらいであればそこまで気になるものではないでしょう。
むしろ1.5リッターの現行モデルよりもパワフルでズボラなシフトが出来るなど扱いやすい面もあるでしょう。
加速にも余裕があり、実際は現行モデルよりも早い、との声もあるようです。
中古で探すとして、注意するとしたら改造されている個体が多い点、そしてハードに走り込まれた車もタマに紛れ込んでいる点、でしょう。
目利きでないとわからない部分もあるかもしれませんが、多分、数台見比べれば程度の差は見えてくると思います。直感的に怪しい・・と思ったらパスしましょう。
数台見比べてみてボディの隙間とか、色褪せとか、気になったらその個体はきっとハズレです。
使い込まれたとか、丁寧に扱われていなかったとか、そういうモデルは避けた方が良いでしょう。
店員さんに煽られて乗せられて舞い上がって1件目で決めないように注意しましょうね。
下取りとかも即決せず、買い取り店も含めて冷静に判断しましょう。
マツダND型ロードスター ソフトトップ・RF比較試乗インプレ