C650スポーツ 2016年マイナーチェンジモデル 試乗記

2012年にデビューしたBMWのマキシスクーター、C600SportsとC650GT。2016年の3月からはネーミングを650に統一してマイナーチェンジモデルが登場しました。C650Sportsに試乗したのでインプレをまとめます。
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C600SPORTはヤマハTMAX、C650GTはスズキスカイウェイブ650あたりをライバルに想定して商品展開、3年ちょっとで30000台ほど売れたようなので、そこそこの人気モデルになってきているようです。

日本ではTMAXに比べてあまり見かけませんけども・・・
マイナーチェンジ前後でエンジンに変更はなく、地面と平行くらいまで前傾させた並列2気筒647㏄は変わらずで、最高出力は60ps、エンジンを軸にリアタイヤが動く、スイングアーム式の一般的なバイクスタイルを採ります。

原付や250クラスのスクーターはエンジンごとスイングするタイプ(ユニットスイング)が多いんですが、マキシスクーターとなるとスイングアーム別体で運動性能を向上させるモデルが多くなっています。
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CVTミッションなどの駆動系、最終的にタイヤを回すのはドライブチェーンによる駆動方式というのも変わらず、駆動系の設定変更とリファイン、足回りの設定変更、外観デザインの変更、安全装備の拡充などがメインとのこと。

デザイン面では特にC650SPORTに変更が多く、BMWバイクスのデザインフィロソフィーに則ったスプリットヘッドライト、外装パネルに連続性を持たせてスピード感の演出をしていると言ったところです。

対するC650GTは、テールランプとサイドパネルなど少ない範囲のデザイン変更に留めて、BMWのツアラーモデル系のようなモデルライフサイクルが長いことを考慮して、あえて変更範囲を少なくしたとのこと。
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CVTをワイドレシオ化して、パワーバンドを広くカバー、加速も最高速も向上しているとのこと。

従来型は敢えての安定志向のもったり感かと思いきや、新型では発進時のモタツキを少なく、スタートダッシュも良くなっているとのこと。

従来比最高速5km/hアップの180KM/hを達成しているとか。

そう思うと小気味良いレスポンスになっているように思います。

前後のサスペンションの変更箇所は、セッティングを柔らか目に変更し、快適性UP。

電子制御系ではトラクションコントロール、オートマティック・スタビリティー・コントロール(ASC)を新たに標準装備。

他のBMWのモデル同様、安全意識が高い装備を標準で着けてきました。

横滑り防止は感じる機会がありませんでしたが、乗り心地は良くなっているよな、無いような・・・従来型もシート座面は大きく座り心地や乗り心地は悪いと感じたことは無いので、乗り心地の良いバイクという評価に変わりはありません。
2017年に日本導入を目指している安全装備として、サイド・ビュー・アシスト(SVA)と呼ばれるのがあり、安全性能を売りにしている四輪車でも装着が増えている、ミラーの死角にいる車両を検知して警告で知らせてくれるものがスタンバイしているそうです。

輸入車を中心に、四輪のドアミラーの端にオレンジや赤の矢印のような警告を見かけることが増えましたが、あれと同じ役割を果たす装備で2輪車で導入は初となる予定だそうです。

排気系にも変更を受け、上向きの2本出し風、なんとなくドゥカティモンスターっぽいイメージのマフラー形状になり、排気音のパルス感がより明確になっているように思います。最近は音量規制や排ガス規制の基準が世界共通になりつつあるようで、日本仕様に無理矢理排気音を押し殺したものではなく、本国と同等のマフラーを備えたモデルが増えてきているとのことで、良いフィーリングの排気音と言えます。
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新車価格は2016年3月現在は
BMW C 650 Sport 1,145,000円~
BMW C 650 GT 1,165,000円~
ここ最近はオプションでナビを推しているとのことで、セットで色々着けると多少のサービスがあるとのことでした。個人的にはパニアケースの設定があればいいなぁ~と思いますが、トップケース止まり。純正のトップケースはスリムなメット1個ちょうどのサイズのものしか付けれないようなので、社外でへプコやGIVIを着ける方が実用的かもしれません。安全装備の拡充で、ナビが着いて、一気にハイテクマキシスクーターの筆頭になる日も近いかもしれません。
興味があれば一度実車を見てみたり、試乗するのをオススメします。

旧型 C600 Sports 試乗記
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