3列シートのSUVなんていかがでしょう?③ プレミアムなダイナマイトボディ、アウディQ7なんてどう?

3列シートの中古アウディ

2016年3月に新型アウディQ7が登場しました。


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一応7人仕様は継続採用ですね。

そこで、あえての旧型アウディQ7をご紹介したいと思います。

Q7の歴史

アウディQ7は2006年に登場、2010年にエンジンとトランスミッションを刷新、2012年までは日本でも売られていました。

残念なことに2012年からは全世界的には売っていたけども、日本国内での取り扱いはなくなってしまっていたんです。

大きすぎるボディ、悪い実用燃費、高すぎる新車価格・・・日本ではX5やXC90、カイエンやトゥアレグ、Gクラスなどのようにコンスタントには売れなかったようで・・・プラットフォームや初期型の3.6リッターV6・4.2リッターV8、後期型の3リッターV6スーパーチャージャーなどのエンジンの排気量、初期型6速AT~後期型8ATなどは、フォルクスワーゲン・トゥアレグ / ポルシェ・カイエンと共通でスペックは高いんですけどね・・・

Q7のスペックやサイズ

プレミアムクロスオーバーSUVとして、トゥアレグよりもオンロード指向のセッティングであり、ポルシェカイエンよりも快適性が高く、7人乗りの設定や荷室の広さなど、独自性を出していました。

しかし大柄なボディサイズ 全長 5,086mm 全幅 1,983mm 全高 1,737mmと 5メートル越えの全長、2メートルに迫る車幅が日本で、特に市街地・都心部での使用では相当気を使うというのと、車庫に入らないなど問題で敬遠されてしまったということ、新車当時の価格が700万~970万円ほどとトゥアレグやカイエンよりも割高になってしまったというのもあってかあまり人気が出ませんでした。

正確には人気(評価)はあるけど売れなかった、ということで2012年に日本仕様のカタログ落ちと言うことになってしまったようです。

新型Q7はサイズはほぼキープしつつ軽量化と排気量のダウンサイジングを行い、2リッターターボと3リッタースーパーチャージャーで燃費改善、衝突予防安全の標準装備化など進化しているようです。

新型アウディQ7の情報はこちらの記事へどうぞ。

旧型Q7は排気量が2006年~2010年までの前期型3.6リッターや4.2リッターなど、ライバルのX5の3リッターやXC90の3.2リッターに対し、税金の区分が上がり燃費性能で劣るというデメリットはありますが、「排気量に勝るチューンナップはない」という言葉があるように、動力性能では申し分がありません。

ボディサイズも大きい方が乗り心地や快適性で有利で、絶対的なポテンシャルは高いんですね。

街乗りでの燃費は5㎞/L前後と厳しいですが、高速走行時は8~10㎞/Lくらいのカタログ燃費越えの数値で走ることもあるようなので、乗り心地の良さと相まって長距離ツーリングなどには向いています。

中古で出回っている車両も距離を走っているものも散見され、そういった使い方をされていたことも想像できますね。

後期型はヘッドライト周りなどにLEDライトを採用、3リッタースーパーチャージャー+8ATにアップデートなど、現代的なダウンサイジングとオートマの高効率化があり、後期型は中古車の中でも高額の部類になります。

新車当時に高額な設定だったこともあり、装備は充実、室内空間の仕立ても高級感があり、リアにシートヒーターが装備されていることもあります。

インテリアのアンビエントライトの色は上部の方がレッド、下部がホワイトで、なんとなく旅客機のパイロットになったような気分にさせてくれます。

ボディサイズと静粛性がそう思わせてくれるような気がします。

7人乗りを狙うとしたら

初期の4.2リッターは7人乗りが標準、3.6リッターモデルは7人乗りはオプション、後期の3リッタースーパーチャージャーモデルも7人乗りはオプションです。

Q7を選ぶ理由でアウディ唯一の7人乗りということもあってか、中古車市場では約半数が7人乗り仕様です。

後期型からは前車追従アダプティブクルーズコントロールなどのオプションが着いていることもあるようです。

残念ながら、新型Q7のように自動ブレーキはありませんが、それ以外の安全装備、多数のエアバッグや横滑り防止装置などに関しては充実しています。

柔らかさと硬さのいいとこどり的なフラット感に優れたエアサス仕様のものもありますが、トラブルなどを考えると装備されてないものの方がベター、V6の方が燃費性能が良くスポーティなこともあってか、同じ走行距離と年式でもV8よりも高額なケースもあります。

逆にタマ数は多くないですが、静粛性とパワーに溢れたV8も安ければ狙い目と言えます。

中古でも高額とも言えるけど

価格は初期型モデルが250万円前後~、後期型が500万円前後と、結構価格帯が高めなので、他で新車買えちゃうじゃん!と突っ込まれそうですが、新車当時価格800万前後の乗り出しのフルサイズのアメ車くらいのボリュームのあるプレミアムなドイツ製SUVに乗れる!と言うのがポイントです。

ここでは大きいことは良いことだ!と言っておきます。車庫に入るかはチェックしましょう。5mと2mの壁は、平置き駐車場でもNG出る可能性があるサイズなんですね。

実際のところ、走りのおおらかさ、フラット感や快適性などは、このサイズならではとも言えるのでアピールポイントではあります。

見た目にもかなり見栄が効くのも良いところなので、目立ちたくない人は選んではダメです。

そういう方は旧型XC90(新車当時の価格600万円前後~)などの方が目立たなくてグッド、ディスカバリー3(新車当時の価格7~800万円前後)とかだと英国車ってだけで紳士的な落ち着きがあるようにも見えるかもしれません。

個人的なオススメは前期型のもので300万円以内のものです。

V6かV8はお好みで、距離を走り過ぎていないエアサスなしの7人乗り、できればSラインでないアルミホイールがあまり大きくないものか、19インチや20インチの大きいアルミを履いているものであればタイヤが新しいか、がポイントになってくると思います。

19や20インチだとタイヤ代で数十万上乗ってしまうので・・・見た目はかっこいいですが、できればタイヤ・消耗品についてはよく見て、もしくは新品に換えてもらうなど交渉しましょう。

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