電動バイクの排気量区分ってどうなっているの?

これからの時代少しずつ電動化にシフトしていますが、バイクにも緩やかにその波が来てないこともないです。


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2020年には郵便配達バイクにベンリィe:が導入され始めるなど、変化が生まれています。

燃費最強のカブでなくて、電動バイクでエコや環境問題に取り組む感じですね。

カブの代替品として走るのであれば、免許がどうなるのか気になりますよね。

ホンダのイーベンリー的には原付一種の『BENLY e: I(ベンリィ イー ワン)』と原付二種の『BENLY e: II(ベンリィ イー ツー)』とに分かれていて、駆動モーターの定格出力で区分が決まります。

原付一種の仕様ベンリィe:Iでは定格出力0.58kWに対して、最高出力は2.8kW。原付二種仕様のベンリィe:IIでは定格出力0.98kWで、最高出力4.2kW、電費としてはBENLY e: Iが87km(30km/h定地走行テスト値)、BENLY e: IIが43km(60km/h定地走行テスト値)となっていて、郵便局から50㎞程度回って戻るような使い方を想定している感じですね。

電動バイクの場合は駆動モーターの定格出力で区分が決まり、

  • 0.6kW以下:原付一種(50㏄未満)
  • 0.6kW超1.0kW以下:原付二種(125㏄未満相当)
  • 1.0kW超:軽二輪 (250㏄未満相当)要するに車検なしの自動二輪

運転免許区分に関わる道路交通法では

  • 0.6kW以下:原付免許(50㏄未満運転可・自動車免許に付帯してついてくる)
  • 0.6kW超1.0kW以下:小型二輪免許(125㏄未満運転可)
  • 1.0kW超20kW以下:普通二輪免許(400㏄未満運転可)
  • 20kW超:大型二輪免許

BMWのCエヴォリューションは大型バイクであるマキシスクーターのC650を車体のルーツに持ちつつも、モーターの定格出力的には19kwに抑えているので、中免で乗れるBMWだったりします。しかも車検なしという。、航続距離が最大160kmとなっています。

BMWでは新型CE-04と言う新型の登場も控えており、定格出力は15kwとなっていて、軽2輪、中免で乗れて、1回の充電での航続は、100~130kmほどの走行が可能となる予定。

そして、おそらくハーレーのライブワイヤーなどでは最高出力100馬力を超え、定格出力でも20kwを超えると・・・

どんなにハイパワーなモーターを積んでいたとしても、軽二輪(250cc以下扱い)となるのですが、免許的な区分としては、20kW超の定格出力を持つ電動バイクには、大型二輪免許が必要となります。

軽二輪=250㏄扱いで、運転には大型免許が必要ってパターンですね。

ライブワイヤーは400万円近い価格で航続距離も250㎞がマックス、150㎞くらいが実際の電費ってところでしょう。

とりあえず、今の法規に照らせば、電動バイクに車検はない。

免許も定格出力次第なので、ハイパワーで瞬発力のあるバイクが中免で乗れるという事も今後、過渡期的には起こり得ますね。

2021年時点では、免許の区分、車両のナンバー・車検の有無の区分なども時間の経過と電動バイクの普及に伴い、法律の方が追い付いてくるでしょう。

充電設備と言うネックはありますが、今後もバイク周りの環境が良くなっていくと良いですね。

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