ダイハツ不正問題対象車種これから納車、受け取り拒否したらどうなる?受注残6万台・出荷停止と補償問題ユーザー被害の想定

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キャンセルは現場と顧客との話し合いと言うけれども…ディーラーの負担大き過ぎん?

契約書の読み方でキャンセル可能か

ダイハツを含め、自動車・軽自動車を購入する際には注文書、購入契約書・売買契約書などを結んでいるかと思います。

注文書のイメージ

かつてのキャンセルトラブルとして思い起こされるのはメルセデス・ベンツのGLB仕様が異なる問題とか、逆のメーカー都合キャンセルのトヨタハリアーとかとか。

GLBは、発注時と異なる装備で納車され揉めたもの、装備仕様がぐちゃぐちゃで同時期でも完全体とダウングレードバージョンが混在したことでユーザー激おこ案件に(笑)

予告無しの仕様変更なんて輸入車あるあるですが、700~800万することもあってショボイ仕様引いた人は怒ってまして、受け取り拒否したいという方もいたかしら。

今回はメーカーの大規模な不正が問題であるものの、既に出荷した車両の納車に関しては販社とユーザーのお話し合いで決めてね、と現場丸投げになっています。

安全上問題ないし使用しても大丈夫との判断ですから、まぁ、欲しい人に渡るのはいいんですけれども。

既に前車を売却済みとか、既にキャッシュで支払い済み、ローン予審通過で支払いが発生予定とか、そういった方がキャンセルとかすると、後始末とか面倒くさいわよね。

返金されるのか、キャンセル料取られやせんか、キャンセルしたら他に乗る車ないから別メーカーの車買い直したいとかで補償されんのか?とかとかトラブルになりそう。

補償や補填は怪しいのですが、正しいキャンセルのお作法をお伝えしておきます。

どうしてもキャンセルするのなら

今回のような大規模な不正問題によるキャンセルですが、まずは基本の契約条項の確認が必要でしょう。

販売会社ごとに独自の雛形はあるとしても、どの自動車売買申し込み書・契約書だとして、その効力の発生時期は裏面の条項を確認することになるかと思います。

契約時期・キャンセル条項など

契約の成立時期

  • 自動車が登録なされた日 = 車検取って所有者又は使用者欄に購入者の名前が載ったタイミング
  • 改造・架装・修理に入った日 = DOP:ディーラーオプションを装着し始めた日
  • 自動車の引き渡しがなされた日 = ナンバー付ける前にユーザーが持って行った日 (車検なしで納車・ユーザーで車検取りを行うとか、競技専用車両とかレアケース)

これが契約の基本であって、注文書を書いた日、申し込みをした日が全てが確定した日ではない。

契約成立するとキャンセルには違約金が発生するということになるのが基本ですが、今回のようなケースではキャンセルしても払い戻しが効く可能性が高いでしょう。

ただし、販社としては車体仕入れをして整備してナンバー付けて費用を掛けていることもあり、全額払い戻したくないのが心情かも…(;^_^A

6万台の受注残、キャンセル車両を次の顧客へと振り替えも可能かとは思いますが、どうなるかは微妙な所です。

どのような対応になるかは交渉となるのですが、話がまとまらず、クルマあるから受け取って支払いをしてくれ、(販社にも支払いや運転資金上の都合が有るとか…)と言われることもあるかも。そうならないようにメーカー資本で補填して欲しい部分でもあります。

https://www.daihatsu.co.jp/faq/

それでも万が一揉めてしまった場合、なんにせよ車両を引き取ると不利になるようで、納車時に安全上問題ないとしても、性能はサバ読みで信頼出来ない、当初予定されていた性能が保証されていないクルマを手に入れるつもりはないと指摘するのがセオリーだそうな。受け取り拒否を一度示すのが以降の交渉においては肝要なのかと。

商品券やブランドグッズサービス、オプション分やコーティングのサービスなどを受ける辺りが落としどこかもしれません。

販売店・営業さんとしっかりとお話し合いをしましょうね。販売の現場が悪いわけではないので、声を荒げたりはしないようにね。

既に出荷したものはダイハツ所有ではないは誤解か

ダイハツとしては既に出荷されている車両・すでに納車されたもの、中古車などについての会見でのコメントとしては、端的にまとめると 
「現時点で出荷されている車両はダイハツの所有でなくなる」
「顧客が望めば納車・拒めば応相談」
「中古車に関してはダイハツの所有ではない」

のような見解が出ています。

上げ足取りで申し訳ないですが、製造者の責任あるでしょ と思ったりもしますよね(;^_^A

ここで言う所有は、メーカーの責任を放棄すると言うわけではなくて、あくまで所有物・権利として誰が持っているか の意味での所有と思われます。

その所有物の取引・売買をメーカーとしては否定はしないけどね…と解釈となるでしょう。

クルマが生活に必要で、どうしても納車して欲しい!との声もあるでしょうし、買い換えのサイクル的に新車・中古車必要ってケースもあるので、そういった方は入手可能となっています。

ディーラー・整備工場の立地や地域性によってはダイハツ一択と言うかたもいるでしょうからね。

まとめ

12月、1月、2月に納車予定だった方、つい先日ナンバーつきましたと納車日程調整された方、判断難しいですね。

受け取り拒否で返金も可能かもしれませんが、ある程度タイムリミットの決まっている中で慎重に考えたいところです。

既に納車日出ている方は早めに相談しましょう。キャンセルするなら早い方がいいし、納車を決断するなら腹をくくった方が良いです。

ダイハツ車の下取りや買取は今後ダイハツと言う自動車メーカーの倒産するかしないか・トヨタによる完全なる吸収合併行われるかでかなり変わってきそうですので、覚悟を決めましょうってハナシです。

キャンセルした分、他のメーカー・スズキやホンダでの購入に充てたいと言う流れになると、他メーカーに押し寄せたダイハツ難民で納期が長くなるなどもありそうですので、早めに動いた方が良いと言うのもあります。

残された時間が短い中での厳しい判断となると思いますが、善きカーライフとなることをお祈り申し上げます。

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

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そこで

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過去の一発競りでの事例はコチラ


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