新型ランディ(90系 新型ノアOEM)は誰が買うの?謎の需要と実は割安かもしれないグレード装備の比較


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ノアランディの設定と装備

さて、新型ランディ・ノア90系OEMモデル2022年としては、注目すべきはグレードと価格で、装備ですね。

標準装備の中で、セレナがくれなかったプロパイロット相当のもの、トヨタセーフティセンスのACC:アダプティブクルーズコントロールとLTA:レーントレーシングアシストは付くことになり、旧ランディよりも格段に進化したと言えるでしょう。

がっつりセレナを逆転する高機能のランディ

おおもとのトヨタノアに対してどの程度の価格差・装備差、セレナの時のような明確な差別化はどこでなされるのか、チェックしていくと。

まず、ノアランディの価格はガソリンが310万円~ hybridが 345万円~ となっています。

グレード表記は G となっています。

ガソリンでもハイブリッドでも4WDの設定あhあって、おおよそ22~25万アップ位のイメージで、必要であればチョイス、と言ったところでしょう。本格的なトヨタのフルハイブリッドでも4WDを選べるのは良いですね。トヨタの良心を感じないことも無いです。

ガソリンは8人乗り、ハイブリッドは7人乗りのみの設定となっていて、シンプルなグレード構成となっているものの、標準装備品の設定がノアと違い、そしてスズキでは選択不可のオプションもあります。

ToyotaノアGの価格帯は

トヨタノア G の価格帯は、ガソリンの8人乗りで297万円~ hybrid7人乗りで332万円~ となっています。 

ランディより 13万円 安いじゃ~ん やっぱToyotaで買った方がイイの??となりそうなんですが、
標準装備で違いがあって、プラスマイナスしているんです。

装備の違いと価格差の分析

ランディの方が充実していると思われる装備の部分としては、ハンズフリーデュアルパワースライドドア、ガソリンモデルのシートバックテーブルや、フロントシートヒーター、ナノイーXなどが標準です。

ランディの装備

リアエアコンなどもあり、トヨタのノアの方ではGグレードに快適利便パッケージMIDととして用意されているものであり、だいたい18万円程度もの。

ノア・G・快適利便パッケージmid

シートバックテーブルはトヨタジェニュインなディーラーオプションで13200円程度だったりします。

シートバックテーブルはトヨタだとオプション設定

オプションが充実している分の価格上昇が13万円なら逆に安いのでは?? と、ココで、逆にスズキランディノアバージョンで省かれている物もチェック。

省かれたコネクテッドナビ

そう、省略された装備はコネクテッドナビ8インチディスプレイオーディオですね。

良くも悪くもトヨタでは純正で8インチがセットされていて、当座5年間は通信系ナビを使えるのがウリ。

そのナビは、Gグレードでは強制セットですが、スズキランディGではオーディオレスとなっていて、その分を調整して値段が安いのかなって所です。

快適利便パッケージで18万プラスを13万アップに抑えているから、トヨタのディスプレイオーディオは5万円くらいの価値ってことですかね。

新型ランディではナビはディーラーオプションで13万円位です。

ナビを付けると、割高に感じるかもしれませんが、TVチューナーとDVD再生があるのが強みですかね。

バックカメラとHDMI入力などは別ですので、ディスプレイオーディオ単品との単純な比較は難しいですが、いわゆる普通のナビが納めることが出来て、なんなら市販の高性能なナビのインストールも簡易でしょう。

トヨタのノアの方のGでディスプレイオーディオを取り外して他の市販ナビを入れ難い設定よりもGOODと評価する人もいるかもしれませんね。

ナビ的にコネクテッドナビをそのままOEMでスズキに使わせるのがイヤだったかもしれず、いわゆるTコネクト系の機能は一切使えない設定です。

この辺りはセレナがプロパイロットをくれなかったように、ノアはTコネクトを付けてくれなかったって感じですね。

ランディに設定不可のもの

新型ノア・ヴォクシーにあって、ランディにはオプションでも装着不可の物がいくつかあって、その主たるものは

2列目シートのオットマン

そしてパワーバックドア

フリースタイルバックドアは装着されるので、その使い勝手は実車で確認するのはベターです。

リアゲートを開けて、少し戻した時に引っかかって止まる

スズキのカタログなどでの説明書きでもロックする時には手を添えてある感じで、注意書きなども同様です。

その他にはリモートパークなど設定不可となっています。

過去に機能紹介でブログ記事にしているので、興味があればチェックしてもらって、そしてどうしてもそういった先進機能を装備したいとかだとトヨタの方で上位グレードにメーカ―オプションをテンコ盛りでオーダーすることになり、そしてそして、納期が激烈に掛かります(爆)

まとめ:納期メリットで選ばれる??

さて、年間700台程度のOEMと言われるスズキのランディ。

新型になってノアベースで機能充実、おおもとのクルマのノア・ヴォクシーが長納期のイマ、そしてコネクテッドナビがイマイチヤダなぁって人に、納期早ければ選ばれる可能性が無くもない一台に仕上がってきているかもしれません。

年間700台、月60台、そうなると、各都道府県に1カ月に1台位… これは、もしかしたら、ものすごい競争率になる…かも?

OEM車は時に下取りや買取が悪かったり、値引きが渋かったりといったデメリットもあります。スバルジャスティやスバルトレジアとかね…

トヨタベースで標準的な性能が高めの新世代のノアとは言え、次の買い替えの時には値崩れしているリスクはあるものの、長く乗るのであれば、納期遅延が慢性化している中で早く乗り出せるのなら、メリットの大きい一台となるかもしれません。

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

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