CRF125F(レーサー)旧型キャブ車試乗インプレ・公道仕様にしたくなる人の気持ちがわかるー

125は競技車両のみ

本格的な入門オフ車、なんだか言葉の語彙が難しいみたいなとんちんかんな表現ですが、たしかに本格的な基本性能を備えていて、そして決してピーキーな特性でもなく扱いやすく初心者にも優しい特性・セル付きだったりします。

公道走行不可のコンペティションモデルですが、ガチの大ジャンプをキメるレーサーではなくセローっぽいファンバイクって感じではあります。

CRF125F(2022)価格346,500円

2022年時点ではCRF80とCRF100などのモデルとの統廃合・ラインナップ整理や環境対応などでCRF50F(キッズ向け)CRF110FとCRF125F、CRF150R、CRF250R/CRF250RX…けっこう残っている(笑)

ホンダの競技用オフバイクの火を消さない姿勢に感銘を受けつつも賛辞を贈りましょう。

今回乗ったモデルは2013年から2018年までのキャブ仕様のモデル、年間170台程度の限定生産車であり、ワークスや私有地内・サーキットや競技場でオフを楽しむ方に卸すくらいの嗜好性が高いモデルです。

キャブ仕様のモデルは当時は30万円弱、2022年モデルの価格は346,500円となっています。

ただ素性が良く、普段でも(公道でも)使えそう・使いたいって公道仕様に改造しようとする人がいるのも分かります。125ccの通常公道走行モデルがラインナップに無い、というか国産の125オフが公道走行モデルで皆無なのもあって、保安部品付けてなんとかしちゃる人もいるのも分かります。

インプレッションとしてまとめていきます。

手頃な大きさで扱いやすい

試乗したのはキャブ車、キャブレーター仕様でちょっと古い個体。ただ、整備してあれば特にエンジンがぐずったりとかは皆無、スタンド掛けた状態でのアイドリングも安定しているし、アクセルを煽っても過敏な反応もなく、遅れとかもなくリニアと言えます。

フロントは19インチ・リアの16インチも細めのタイヤとの組み合わせでオーソドックスなオフロードバイクのコンビネーション。

全長(mm)1,855
全幅(mm)770
全高(mm)1,070
シート高(mm)785
車両重量(kg)88
サイズとシート高と重量

エンジンのスペック的には非公表です。大まかな数値的には8~10馬力程度と言われていますが、体感的にはかなりパワフルに感じます。

燃料タンクは3.7リットル。燃費的なモノは公開されていないものの、一般的に山道を走り回って一日大丈夫、という数値のでしょう。航続距離を稼ぐタイプのものではありませんが、100km航続も怪しく、バリバリ回して走ると3~4時間でガス欠ってところでしょうか。

ミッションは4速、スグにフケ上がるし、公道では4速の高回転までも使い切ったとしても大したスピードでも無いのかもしれません。

2速のカバーする範囲が広く、扱いやすいバイクって感じです。

シート高は高いものの、座ると結構サスが沈み込み、足付き性は悪くない。適応体重としては60KG程度と言われていて、適正体重超えている場合にはハードのオフ走行ではサスが底付きすることもあるようですね。

ブロックタイヤということもあって、乗り心地も良いわけでも無いのですが、コーナリングもオフ車の割に癖も少ないのです。

足回りのカスタムなどで対応することも多いようで、アフターパーツも豊富だそうです。


ポジションに関しても大柄な体躯の方には窮屈かもしれませんが、ある程度はカスタムで調整デキそうってところ。

オフ車でポジション調整系のカスタムは定番でもあるし、ある程度は自分好み動かしやすいように調整していくものですかね。

弱点というか…

セルつきで乗り出しやすいというのがあるのですが、バッテリー容量は皆無で、割とセルが使えない時もある。キルスイッチを少し切り忘れるとキックじゃないと掛からないことにもなります。

キックに関してはあまり軽くもないし、キックバックも大きめかもしれず、125ccの感覚よりも手強さを感じるかもしれない部分はあるかもしれませんね。

暖機をしっかりしておけばセルも復活するし、信頼性が低いってことは無いです。

公道仕様にしたくなる理由

数字的には大したものでは無いと言えども、扱いやすさに関しては素晴らしいの一言。

重くない、大きくない、ハイエースなどのトランポに積みやすいし、維持もガチレーサーのオフ車のように頻繁なオーバーホールもなくても良いです。

林道やオフへの足がかりに練習用のバイクとしては手頃であり、維持しやすいですよね。

このポテンシャルなら普段のアシでも使いたいとか、セカンドバイクに良さそうとか、自走でオフに行きたるなるとか…気持ちは分かります。

公道仕様にするにはCRF250Lや古いXRやセローなどのスイッチ・リレーなどの流用でウィンカーやヘッドライトテールランプなどの保安部品を装着するなどでナンバー取得も不可能でも無いようです。

保安基準を満たしつつ、役所での申請も書類を揃えて可能のようですし、代行業者と言うのも存在します。通関証明書に輸入バイクであれば簡単に通りますが、逆に日本国内で入手した車両はちょっと手間だったりします。

原付ナンバー交付の軽自動車税申告書兼原動機付自転車標識交付申請書に譲渡証明書を組合わあせて二輪安全普及協会・軽二輪協会・全国陸運事務所・市役所窓口を行ったり来たりで登録も可能でもあるようです。(市区町村により手続きに必要なもの・手順など違います)地域によっては通らない可能性もあるのでご留意を。

公道走行のメリットと走行性能

125ccで原付2種として税金・維持費・原付ファミリーバイク特約などでの保険カバーなどメリットが多いのは魅力的ではありますが、ハードルは高いし、タンク容量は大きくないしデメリットもあります。

家の近所にオフロードがあって、ナンバー付きで移動できると良い、というくらいメリットがハッキリしていないと勿体ないでしょう。

125ccの手頃なオフバイクの選択肢が少ないのが残念なところではありますが、
ホンダで言えばCRF250Lとか

ヤマハのセローもトレイルバイクとしては手頃だったりします。

価格は250だから40~50万するし、正直排ガス規制や騒音規制で販売終了していたり在庫販売だったり再販の見通しが悪かったりなど選択肢としても難しいのですが、間違いない選択肢であります。

重いし馬力も過剰かもしれないけれども、普通に街乗りをこなすのであれば、もとから公道走行可能モデルをチョイスしたほうが良いかもしれません。

練習用に使い分けたほうが良いかも

さて、オフの競技車両を買うようになるなんて中々のバイクフリーク。

セカンドバイクを持つことに抵抗を感じなくなるほどにバイク沼にハマった人であれば、色々選択肢を考えることもあるでしょう。

時として、バイク好きな方は人の選ばない道を選びがちなことも…あるような。
選択肢は他にもあれば、あえて険しい道を行かずとも、他の選択・公道走行可能モデルから選ぶのも良いかも。

CRF125Fは試乗するとしたらダートコースのレンタル車両だったり、ライディングトレーニングなどでバイクの挙動を感じやすいバイクとして充てられて乗ることも出来ます。

楽しいオフロードライフとバイク選びを!

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