新型ヴェゼルのうち6%希少車ガソリンG試乗インプレ
販売比率の低いガソリンG
G:2,279,200円(FF)/2,499,200円(4WD)
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e:HEV X(FF)265万8700円 に対して37万9500円ほど安いエントリー最安グレード。
現状は販売の9割強をハイブリッドが占め、そしてZやPLAYなどの上位グレードが好調ではあります。
ですが、販売が落ち着いてきて、実用車としてコンパクトSUVの廉価モデルを検討する人の需要を取り込もうとすると、6%とも言われているベースグレードの完成度は重要だったりします。
小ぶりな16インチでダウングレード感
まず、外観の大きな違いがあって、16インチの足回りがけっこう貧相に見えたりします。
装着されるタイヤはダンロップのエナセーブか、ハンコックの廉価タイヤか、と言われており、指定は不可。
215/60R16のサイズは良い意味では優しい感じに見えるし、維持費などのコストメリットも大きいです。16インチも黒とシルバーのバイカラーで意外とカッコいい?ハイブリッドのスタッドレス用に良いですかね。
ハイブリッドに比べて約100㎏は軽いし、基本となるボディは重量の重いハイブリッドを受けとめるべく剛性も高い。
先代のようにサスが異常に硬くて揺すられるなども少なくなっていて、バネレートが低くしなやかな乗り味を見せ、その恩恵が一番大きいのがガソリンの16インチと言えそうです。
ソフトな乗り味という意味では実はベストチョイス。ただ、総合的な走りの良さなどを踏まえると18インチのハイブリッドが良いとは思います。
アンダーパワーなガソリン
実際のところ、綜合的な部分の評価としては、海外仕様から流用したガソリンエンジンは馬力118PS・トルク142N・m(14.5kg-m)に設定され、実は先代よりもパワーダウン。
優先したのはエンジン自体の静粛性向上で、必要充分な馬力と燃費のバランスを狙ったと言います。
ガソリンのGグレードの車重は、2WD車:1,250kg/4WD車:1,330kgとなっていて、スペック上はアンダーパワーではあります。
ただ、CVTとのマッチングの良さで意外にもスルスル速度を上げ、上り坂も多人数乗車でなければ必要以上に唸った感じなく乗り切れます。
高速走行時はホンダセンシングのアダプティブクルーズコントロールに任せれば、必要以上に速度を上げて走ることを抑止できるし、意外にもスムーズに走れます。
コストダウン仕様を垣間見るところ
しかし、フロントガラスがヴェゼル唯一の遮音ガラスでは無い仕様で、徹底したコストダウン仕様と言うのが分かります。カタログの主要装備表で確認してね。遮音の合わせガラスは約4~5万円高と言われていますね。
なので、エンジンは静粛性を狙ったと言っていても、遮音は悪い。遮音ガラスの効果は2db~くらいのノイズ低減効果があるようなので、高速走行時など特にノイズが高まる状況下での快適性は妥協を強いられるようにも思います。
乗り比べればその差はわかるものだと思うので、同乗者の快適性にもある程度配慮するのであれば、やはりZかプレイあたりが良いように思います。安いグレードゆえにリアのエアコンの吹き出し口もなくなるので、そういった面での快適性も変わってきます。
地味だけどシックで落ち着くインテリアかも
インテリアに関してはメッキやツヤありのパネルがなくなり、逆にシックで落ち着きのあるインテリアに見なくもない。
ナビさえあれば、使い勝手に不満はないものと思われます。エントリータイプのナビであれば10万円程度で設定があり、コスパはまあまあなのでそれもアリ。コネクテッド系のナビも装着は20万円程度で可能なのでソコもよい。
シフトレバー周りもマットな質感で、それもアリっちゃありかも。
運転しやすいSUV
華やかさとは程遠いけど、基本的なデザインがそこまで攻めてないし安っぽくもなってないので、前方の見晴らしの良さなどもあって運転しやすい実用車としては良いと思います。
もし、コンパクトカーでフィットを検討中だとして、ボディサイズや駐車環境・予算など許すのであれば(乗り出し250~300万円くらいにはなりますが・・・)コンパクトSUVもありかもよ?と思わせてくれるクルマだとも思います。
基本的な安全性能はホンダセンシングで担保され、着座位置も高めで見晴らしよく、運転しやすいクルマなので、SUVデビューにも良い気がしますね。
新型ヴェゼルの純ガソリンモデルは試乗車が少なく、地域の販売店で数店舗に1台あるか無いか。
売りたいグレードとしてはハイブリッドのZかPLAY(乗り出し300万円台後半くらいを売りたいそうで・・・)なのはわかっていても、やはりベースグレードと言うのも気になるモノ。
一度ディーラーに試乗車・展示車あるか確認してからチェックしに行きましょう!
納期がかなりかかる(2021年発売開始6月時点)上位グレードも一応チェックしてみると良いかもしれませんね。
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
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このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
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