もっとも地味なエアロ?タイヤディフレクター(タイヤスパッツ、タイヤストレーキとも言う)

フロントパンパーの下、タイヤ前方のフロアに直角に装着される整流板、あるのをご存知ですか?


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タイヤやサスペンションアーム類に当たる空気の流れを整え減らし、空気抵抗を低減させるのを狙って取り付けられております。アクアやヤリス、フィットなどのコンパクトカーなどでも、バンパーの裏を覗き込んでみると装着されていたりします。

効果としては、タイヤハウス内の気流排出を促し、タイヤ前方の下側に発生する乱気流によるタイヤのリフトを低減させることが出来ます。

メーカーによってネーミングが違ったりしますが、タイヤディフレクター、タイヤスパッツ、タイヤストレーキなどと言います。

このアイテム、タイヤに風を当てず空気の流れを整えるエアロとしてのルーツをたどると・・・

こんな感じでタイヤへの風の流れを整えていたりしました。

平成初期に多かったエアダムタイプと言われるエアロバンパーで、ツーリングカーレースなどで市販車の改造でこういうチューニングやカスタムが流行ったものです。ダムのようにそびえたつエアロがイカつかったものです。

ただ、バンパーが張り出し過ぎていて、実用面で難あり、とのことでアフターパーツとしてチューニングカーくらいにしか採用されず。

当時のオーテックのエアロとかが分かりやすいかしら?

市販車の中でも攻めたエアロとして名を広めたのが、E46の3シリーズのMスポーツあたり。タイヤへの空力に対応したものが純正としてはかなり張り出したものがリリースされたりしました。

このくらいのエアロでも、当時はだいぶ画期的でだいぶ攻めたエアロだった時代があったものです。カナード風でもあり造形が美しく、正面から見たときにタイヤがほぼ見えないようにデザインされています。

ちなみにM-Sports仕様は標準車よりもローダウンしてワイドなタイヤを履いていたこともあり、結構バンパー部分ですら最低地上高の低さで際どい線を攻めてました。

↓が標準ボディ。下がまっ平でのっぺりしていて、ベースグレードが弱々しく見える車でした。

見た目のカッコ良さのおかげでMスポーツは人気を博し、エアロ車の運転に不慣れな人がフロントバンパーを縁石や輪止め、スロープなどでぶつけまくる事故が続出し、以後のBMWのバンパーはややおとなしい形状へと変化していきます。

同じ3シリーズの後継ですが、エアロバンパーの流れを汲みつつ、だいぶ現実的で控えめになったものです。

Mスポのバンパーの形状の大ヒットから以後の車ではバンパーの左右の張り出しやバンパー内のダクトやエアロ形状の似たものが増えたりしましたね。スポーツグレードはエアロを纏い、インチアップしたアルミを履く、というパッケージングの流れを確固たるものにしたとも。

メルセデスベンツもAMGラインを設定したり、アウディもSラインを設定したり、トヨタでもGRなんとかとかエアロドレスアップグレードを設定したり、空力特化のスポーティグレードがもてはやされて現代に至ります。SUVにエアロ、なんてもはや意味が分からない設定もありますが、トレンドだから仕方がない。

やはりバンパーの形状で回転体であるタイヤに気流が当たるの防ぎつつ、回転により乱気流が生じないようにし、cd値・空気抵抗値の低下や、操縦安定性・高速時の車体の安定性に寄与するというのが証明された感じです。

板状のタイヤディフレクター自体が地味で、汎用品や社外品は多くは有りません。自作で作ってタイヤやアンダーボディーの整流を狙う人もいるようです。

かっこいいエアロも良いのですが、実用面に関しては段差などに気を使うなど出てきます。

リップスポイラーなどのパーツも、車種によってはそこまでコストを掛けれない、となれば、ゴムや樹脂のタイヤディフレクターという板状のものを設置となりますね。

新型ヴェゼルにも奥まったところにあるよ

売れ筋のSUV、コンパクトカーや軽自動車でも増えているこのタイヤディフレクター、タイヤスパッツ、タイヤストレーキは思いの外効果はあるようなので、一度愛車の下回りタイヤの前をチェックしてみてもいいかもしれません。

もし装着されていたのなら、コンビニなどの輪停めで少し高めのものに、正面から向かって行って停めるとバリバリっとこすることもあるので、前向き駐車の時には注意しましょう。

下を擦らず、空気抵抗を減らし、善きカーライフを!

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