V9ボバーとローマーの違いは?モトグッツィ試乗記③
エンジンのレイアウトがマニアックなだけでここまで個性の強いバイクになるものなんだなぁとしみじみと感じる、Motoguzzi。
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今回はボバーとローマーの違いについて試乗インプレを記したいと思います。
違いとして大きいのはフロントの足回りとシートでしょうか。
フロント19インチの足回りは一般的なアメリカンバイクでも使用されるサイズであり、その分ハンドリングは自然な安定志向になっています。ボバーのようにハンドルを左右に振る時の重い感じがなく、サラッとしています。
19インチ化とハンドルの変更でフロントが極端ではないけどもカチ上がっていて、ハンドル位置も高めでやや手前に引かれ、アメリカン的にしっくり来る人もいるポジショニングかと思います。
シートの形状はパット見ボバーと変わらないような感じですが、厚みが少し違いローマーの方がやや厚みがある感じ。
タンデム部分の後端がやや盛り上がっているような感じで、フロントの立ち上がりに対してバランスを取っているのかも。座った感触的にはボバーもローマーもシートの触感や座り心地ともに良好な部類だと思います。シート表皮の質感とか、イタリアンメイドな高級感が備わっています。
ローマーはマフラーがメッキに、リアサスのスプリングもシルバーになります。ボバーはマフラーもサスもブラックで引き締まった感じです。ローマーの方がキラキラして高級感はあると言えばあるかも。
その辺は結構好みが別れる部分ではありますが、資金に余裕があれば相互にパーツの流用が効くようなので、自分好みにアレンジやカスタムが出来るようではあります。
ハンドリングはボバーよりかだいぶ自然で好感が持てます。しかし、個人的に見た目はV9ボバーの方が好みです・・悩ましいですね。ボバーのハンドルバー交換がシックリ来るかなぁ~なんて。
乗りごたえのあるバイクであり、ノーマルでありながらイタリアンカスタムバイクだなぁと感じる造り込み。
カフェレーサーやクラシックバイクのブームやリバイバルが多い中、強い個性を持ったバイクとして面白いチョイスかもしれませんよ。
お値段はボバーもローマーも変わらず 1,248,000円、
乗り出しで138万円くらい。
本体の値引きは厳しいそうで、オプションのタンクキャップやステップ、ハンドル、スクリーンやバーエンドミラーなどで多少のサービスをする、とのことでした。
出て余り間もないというのと、入荷台数的に多くないとのことで、合計で数万円10万円くらい割引になればってとおkrでしょうか。
要試乗! ライディングとおしゃれなイタリアンバイクと一緒にライフスタイルを楽しみましょう。