V9ボバー&ローマー試乗記② 新世代的な安全装備トラコン標準のクルーザー!

サウンドとバイブレーション、少し癖のあるハンドリングとV9ボバーは大型バイクの中で個性強めで少し癖のある部類に入ります。そんなモトグッツィの試乗記②です。
V9ボバー&ロマー試乗記① 縦置きエンジンのプチハーレーみたいな!?言い過ぎ? からの続き
ハンドリングはやや重めで、鼓動は強め、足つき良くてアメリカンっぽいということでハーレーダビッドソンのスポーツスター883を連想したりもしましたが、イタリアンバイクとしての造形の美しさも紹介していきたいと思います。
フラットで薄く扁平な造りのタンクですが、マットブラックにイエローのデカールのパターンがビビットなアクセントになっています。ちなみにタンクッキャップは鍵がなく、回せば取れます。キーロック付きのビレット仕上げのタンクキャップは3万円くらいのオプションだとか。高い・・・さすがイタリア。
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カラーバリエーションとしてはシルバー(ガンメタ?)とレッドのデカールの組合せもあるそうです。売れ筋と言うか、イメージリーダーとしてはブラックだそうで、グレーとレッドの組合せは台数あまり日本に入ってきていないとのこと。通常の納期は約1ヶ月半前後とのことですが、オプションの準備などで少し長引くこともあるようではあります。そこはショップに確認してみましょう。
メーターはシンプルで小ぶり。タコメーターはありません。ハンドル左側のスイッチでトラクションコントロールの切り替えが出来て、小さいメーターの中の液晶画面レベル2・レベル1・OFFみたいな感じに表示されます。トラコンはカットオフも出来ますがABSは切ることが出来ないセッティング。このバイクの特性としてはABSキャンセルは要らないでしょう。トラコンに関しては55馬力のエンジンアウトプットに必要か?と思ったりもしなくもないですが、トラコンが作動すると赤い△!マークが点滅します。フル加速や2速からガバっとアクセルを開けると介入したりしてきます。出だしのダッシュ力は結構ある感じで、トラコンなくてもホイールスピンしたりはしないでしょうが、安定性を増す装備としてアリですね。
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今後は輸入車や国産スポーツバイクなどやや高価格帯のモデルを中心にトラクションコントロールも普及してくる感じがあってGood。
ハンドルはノーマルは幅が広めで一文字のフラットバー。上半身を前に出す感じです。ステップも前気味なので、クルーザーポジションと言えばそうなんですが、人によっては姿勢が合わないと感じることもあるかも。輸入バイクにありがちではありますが、一般的な日本人の体形に合わせるとハンドルを絞ってやや手前に、と言うオプションがあります。ケーブル類はそのままでハンドルライザーとハンドルのセットアップやハンドルのみで変更などあるようで、ハンドルバーだけであれば2万円~くらい。ステップとかと組み合わせたり、単品であったりと、セットアップを試してみると良いかもしれません。正直なところ、V9ローマーの方が自然なハンドリングやポジションではありますが、スタイルの個性の強さではボバーの方が上。実車を見たり、乗り比べたりしてみると良いかも。
シンプルなヘッドライト。100万円を超える価格帯的(128万円)に見た目レトロで中身はハイテクな方が良いのではないか?と思わなくもないですが、整備性やサイクルコストが安いと考えればOKでしょう。敢えてのローテクっぽい方がクラシックスタイルの王道ということで。
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フロントはブレンボのシングルディスク。効きは申し分ない感じです。フロントの正立フォークもファットなタイヤの割にバタつきが少なく、思いのほかサスに関してはカッチリしたセッティングに感じます。タイヤのボリュームで乗り心地を良くしている感じです。
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決して早くはないですが、振動を伴いながらダダダッとダッシュは決まる感じです。
早いわけではないですが、心地よい加速感。2速で40・3速で60㎞/hくらいのクルージングが気持ち良いタイプで、回転を引っ張ってもふんずまり感やビィーンといったエンジンノイズなどでさほど気持ちよさはないような気がします。高速道路を100㎞/hでクルージングする時もミッションは6速あるのでなんとか大丈夫。追い越し車線をガンガンというタイプではないですが、排気量なりのパワー感はあるので、風をモロに受けるのを耐えられればツーリングもイケルBikeだと言っても良いでしょう。スクリーン(約3万円)もラインナップされているようなので、チョイスしても良いでしょう。革のサイドケース(10万円超えくらい)やリアのキャリアベース(約3万円)などもあるようで、ボバー、ローマーをツーリング仕様にセットアップも出来るようなので店員さんに相談してみましょう。
マフラーやステップの位置的にコーナリングを攻めるタイプではありませんが、ハーレ―などのビッグアメリカンよりかは10~20㎝は短めのホイールベースもあってかそこそこ軽快に走れます。
カリカリのスポーツバイクはイヤ、ネイキッドに味を感じない、かと言ってアメリカンは仰々しいし走りの軽快感がない、そんなときにことレトロクラシックなクルーザー、となってくるのではないかと。
そういった時にMoto GuzziのV9シリーズはツボにハマるのかも。まぁ、実際には実車を見ると一目ぼれする可能性があるバイクなんじゃないかと思うようなスタイルの良さ、各部のパーツの美しさ、エンジンなどの個性などあります。興味がわいたら一度見てみると良いでしょう!

試乗記③に続いきます

過去のBike試乗記などなど

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