ボルボかスバルか 世界最高水準の安全性のインプレッサ試乗記④
安全装備の先駆車たち
世界最高峰の安全装備を備えた車は?ベンツ?いや、ボルボかスバルでしょう。
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ラインナップしている車でほとんどの車種が自動ブレーキを備える、当たり前のようにやっています。
小規模のメーカーだから全車標準への道はさほど険しくないのかもしれません。
世界一と言われるトヨタとか、車種が多すぎて全車標準は遠い、マイチェンでも装着できなかったり、標準ではなかったりでPR控えめ、CMもやや弱腰のような感じです。
その点ワーゲンやベンツの方が装着率は高く、新世代への切り替えができてきているようなイメージです。
アイサイト・自動ブレーキは当たり前に
スバルの新型インプレッサはアイサイトは全車標準です。
自動ブレーキの代名詞ともいえるアイサイトですが、2010年に入るころのボルボのXC60の自動ブレーキ搭載車と時を同じくして国交省に働きかけ、完全停止までの自動ブレーキの普及の堰を切ったアイテムであったりします。
自動運転も取りざたされて久しいですが、まずは自動ブレーキがある、というのが大きな前進の力となったと言えます。
車間距離を維持して走行するアダプティブクルーズコントロールや、一定車線維持の走行支援などもアイサイトバージョン3で出来るようになっており、半自動運転にも差し掛かっている車です。
それが普及価格帯の200万円からの車で標準。
大きな功績と言えるのではないでしょうか?高齢化社会でこそ、スバル車は活きてくるのかな?と思ったりします。
踏み間違いによる誤発進に対しても自動ブレーキやエンジンの出力制御などである程度は防止してくれるものかと。
見切りの良さも安全性能
メーターやハンドル周り、質感の部分では普通、と前回のポストで記しましたが、ウインドウの位置やダッシュボードの高さ、見切りの良さなどの基本性能の部分も実は良かったりします。
自然にいろいろな情報が把握できる感じのインテリアですね。
ナビはそこそこ高い
インプレッサのワイドなマルチファンクションディスプレイも第2画面として活用できる8型がナビの一押しだそうで、24万円ほど。
ETCやドライブレコーダーなどとセットで34万円前後ですが、セットで割引などあるようです。
マッチングの良いアイテムを組み合わせると質感はやや向上するかもしれません。
アイサイトの作動状況を把握出来たり、ナビの道案内との相性も良かったりするようなので、アダプティブクルーズコントロールを活用した長距離ドライブや見知らぬ土地に繰り出すときとかも心強いかも。
やはりスバルかボルボかな
安全性能と言うのは複合的に、そして総合的にレベルが高くないと意味はありません。
スバル、ボルボは安全性能を快適なドライブにまで昇華させている素敵なブランドだと思います。
そしてそれがやたらと大きい高級車にだで着くような先進的だけども普及しないものでなく、普及するコンパクトカーでかなえてこそのもの。
ボルボだとV40などのコンパクトなクラスでもアダプティブクルーズコントロールまで標準です。
スバルもアイサイトにクルコンは含まれています。
やはり、この2メーカーが安全で快適な車の急先鋒と言えるでしょう。
今後はインプレッサで新採用されたプラットフォームをベースに、2017年にはXVシリーズや、ハイブリッドモデルの追加、Stiスポーツなどのスポーティなモデル、レヴォーグやレガシーでも新世代に更に進化するなどいろいろと期待できます。
アイサイトもさらに進化して、自動運転まで行って欲しいものです。
インプレッサ試乗記⑤ なぜ納期が長いのか?へとまだあと少し続きます。
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
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過去の一発競りでの事例はコチラ
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