ノート e-POWERに足りない資質 試乗インプレ⑤ 補足編
簡易EV普及なるか!?ノート e-POWER 試乗インプレまとめと締めくくりながらも、ちょっと書き足りなくて補足。
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走りとワンペダル
新世代のハイブリッドとして、新しい扉を開いてパラダイムシフトを起こし得る車と評価しようか悩む、ノートハイブリッド。
ワンペダルドライブや平均的な静粛性の高さ、短距離走行での燃費の良さや、給油回数の少なさ、EVのコンセント呪縛からの解放など、良いポイントは枚挙にいとまがありません。
今までのガソリン車と同じように扱える、それでいてモーターの運転フィールの爽快さなど、EVチックな車としてのレベルはかなり高めかと。
アクセルを戻すだけでブレーキがかかるというのと、自動ブレーキに誤発進防止、踏み間違い検知などの安全装備との連携など考えると、もしかしたら高齢者に向いている車なのかも?と思ったりします。
2016年11月なんかは特にそうですが、ここ最近高齢者の運転ミス、踏む間違い、不注意での事故なども頻発しており、被害者だけでなく加害者も可哀そうな悲惨な事故が起こっています。
新しい車であればセンサーによるトルクや出力の制御も進んでいますが、ここにワンペダルドライブの強い回生ブレーキと言うものも加わっても良いのかもれない、と思ったりします。
アクセルから足を離すだけで強めにブレーキがかかり、最大で停止することも可能、せめてパニックになった時に足さえ離れれば止まります。
ポールや柱にめり込むほどの惨事にはなりにくい、減らすことが出来るのではないかと、そういった意味で高齢者の方にこそ、新しい安全装備の着いた車、そしてノートe-POWERの回生ブレーキは良い使い途の一つと成り得るのではないかと感じるんですよね。
高齢者からの乗り換えは起こるか
ただ、高齢者の乗っている車というとやはり、国産セダンが多い、というのと、意外と古い車を大事に長く乗っているというのがあります。
10~20年乗っても国産車はそんなに派手に壊れたりはせず、残念ながら最新の安全装備の着いたものではなく、高齢者自身のコントロールに委ねるほかなく、不注意による事故を未然に防げる車というわけではないのは現状。
かと言って年金生活でそんなにホイホイ車を買い替えるわけにもいかず、なにか決め手となるようなものもありません。
高齢者の中には昔クラウンやセドリックなどの高級セダンに乗っていた方も多かったりして、目の肥えた方も多くて古い高級セダンを中々きっかけがないと手放す気にもならない。生活の足として必要不可欠であったりもすると、わざわざ買い替えたりもしないかもしれません。
そんな中でも、ノートe-POWERはきっかけとなる存在かも?(言い過ぎ?)先進的で、話題であり人気車にもなりそう(既にノート自体が幅広い世代に愛されていますが)、そこそこ広く実用的で使い勝手よく、安全性も違ったベクトルからみると意外と高いかもしれず、後は何か後押しがあれば、といったところです。
ダウンサイジングの受け皿になるか
ノートに足りない部分で言うと、上質感です。
元がコンパクトクラスの量販モデル、パネルの質感のプラスティッキーな感じは仕方ありませんが、デザイン的にもやや古く、保守的な印象です。
素材があまり高級でなく、見た目に目新しさがないと、新しいのに古臭く、中古のようになりがちです。
ウィンカーも一度の操作入力で3回点滅するタイプとかではなく、パワウィンドースイッチとかも運転席のみオートで後は操作し続けるタイプであったり、上級車種からの乗り換えでのグレードダウン感があるかも・・価格も100万円前後のモデルであれば我慢できますが、200万円のモデルとすると物足りなさを感じるかもしれません。
グレードで補えるか
そういった部分を多少補うのがメダリスト と モードプレミア。
メダリストは 2,244,240円
エンジンノイズやロードノイズなどの車内への侵入を抑制して静粛性を高めたモデル。
Aピラーと呼ばれる前方の柱、ドアの中、隙間を埋めるなどでベースモデルよりも2ランク上の静けさを達成しているとのこと。
LEDヘッドライトにフォグ、アルミ標準、内装では合皮とファブリックのコンビシートの採用などが上質化ポイント。どちらかというと見た目的な部分と絶対的な静粛性に重点を置いている感じでしょうか。
ノートe-POWER モード・プレミア 2,207,520円
グリル、バンパー、ミラーのメタルフィニッシュによる外観の差別化がまずはポイント。
インテリアも独自のデザインのシンセティックレザーシートだったりします。
e-POWERの心地良い走りに安心感と快適性を提供するアイテムとして専用16インチアルミホイール(切削光輝)&195/55R16 87Vタイヤなんてものもあります。
ノートで16インチの設定があるのはこれだけで、その他が15インチです。
すこし硬質感のあるしまった走りをお求めであれば、これも良いかも。
ツーリングパッケージとセットでないとサスとの相性など踏まえて真価を発揮できないかも。
モードプレミアでしか選べないオプションとしてはツーリングパッケージ=Touring Package (e-POWERにオーテック扱いオプション)専用サスペンション、ボディ補強、専用電動パワステチューニング、高レスポンスVCM:ビークルコントロールモジュール=ピックアップの良いコンピューターチューニングのセットで 86,400円 チューニングのメニューとしては足回りとボディ補強が大きなポイント。
コンピューターチューンはコストや手間はさほどかからない(開発はお金がかかるがデータ書き換えはさほどコストにならない)としても内容の割には選ばない手はないセットかと思います。
メダリストもモードプレミアもあまり値段変わらないじゃん・・と思ったら、モードプレミアにはLEDヘッドランプ 75,600円は別であったりします。
メダリストはサイドドアの静音チューニングされいますが、モードプレミアはそこは通常であったり、メダリストはフルレザーはオプション 54,000円だったり、ちょこちょこ相違点があります。
スポーティなチューニングとドレスアップならモードプレミア、さりげない上質感の演出であればメダリスト、みたいなイメージでとらえれば良いような感じでしょうか。
オプションは別です
どちらのモデルにしても、
インテリジェントアラウンドビューモニター+スマート・ルームミラー+踏み間違い衝突防止アシスト 97,200円、SRSカーテンエアバックシステム 48,600円 ナビ 15万円(7インチ)~22万円(8インチ)くらいってのはオプション。
設定の無い残念なオプションとしてはクルーズコントロール、あとはシートヒーターでしょうか。
どちらも電気自動車的にはあまり向いてないオプション(クルコンを使う速度域100㎞/h巡行は燃費・電費が悪く、シートヒーターも電気を使うし)とは言え、ちょっと残念です。
オプションをテンコ盛りにすえれば300万円近くにはなってしまいますが、それなりに上質なプレミアムコンパクト風に仕上げることも出来ます。
元のパワーユニットの個性と美点も際立って、通好みの渋い車として、活躍しそうです。
ワンペダルドライブ~アクセルとブレーキの連動による高齢者の事故防止の参考になればと。目の肥えたお年寄りのメガネにかなう車にもなりえるのがノートイーパワー。
5ナンバーで全高が1520㎜というサイズで、都心部のマンションに多い機械式駐車場にも収まる。なかなかどうしていいパッケージングじゃぁあないか。
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。
査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね
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