売れてないことはない…新型アクア失敗は共食い戦略と完成度評判悪いダブルパンチ、ホントの理由は


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アクア失速

2021年7月にフルモデルチェンジをして2代目となったトヨタ自動車が販売している5ナンバーのハイブリッド専用車「アクア」。

海外ではプリウスのコンパクトカーversionのような扱いで、市場によってはプリウスC(Prius Compact)として売っていたりします。

新型アクアの販売台数は、年間でもベスト20位以内には入る流れを維持していて、決して登録台数推移も低くないものの、爆発的なヒットを記録した初代に比べて、新型アクアの販売が期待したほど勢いを感じないのも事実です。

売れなくなったもの・人気を落としたものには理由がある。

他では触れにくい切り口も交えてブログで解説していきます。

ヤリスと比べて売れていない

新型アクアはフルモデルチェンジを行い、外観はフランス車っぽく一世代前のプジョーっぽく、柔らかで上品な感じになりました。

5ナンバーのボディサイズを堅守したハイブリッド専用車としての存在感はあるものの、同じトヨタ車の中でヤリスと被る。

ヴィッツの不振のテコ入れで若々しくフルモデルチェンジした新型ヤリス(VitzからグローバルネームのYarisに)にコンパクトカーの存在感をかっさらわれたのが現実的な所。

パッソは共食い戦略の中で没落・廃盤となり、アクア・ヤリスに加えて、5ナンバーサイズではルーミーやシエンタの存在もあります。特にシエンタは安いし7人乗れるしスライドドアだし生産コスト低くて回せるからゴリ押しで今売っていたりもします。

価格ならヤリス、ガソリン車もあるし安い。
居住性ならルーミー・シエンタのようなルーフが高くスライドドアの5ナンバーもある。

アクアを選ぶ理由…って、なくなってしまったのよ。

アクアに無いものが多いのか

ヤリスにあって、アクアにないもの。

それはガソリン車www当たり前がな…

アクアはHEVとしてハイブリッド専売車輌ということでGASもラインナップに据えるヤリスと比較して価格が高い傾向にあります。

法人・ビジネス向けの廉価グレードの廃止、そして値上げ…200万円を切るグレードはなく、メインの価格帯としては乗り出し250〜300万円にスライドしたイメージです。

グレードエンジン・ハイブリッドトランスミッション駆動方式価格
X直列3気筒 1.5L
ダイナミックフィオース
直噴エンジン(M15A )
+モーター(THSⅡ)
CVT×電気式無段階変速機2WD2,146,000円
4WD
(E-Four)
2,344,000円
G2WD2,294,000円
4WD
(E-Four)
2,492,000円
Z2WD2,565,000円
4WD
(E-Four)
2,763,000円
GR SPORT2WD2,659,000円
特別仕様車 
Z Raffine(ラフィネ)
2WD
4WD
(E-Four)
2,667,000円

2,837,000円

4WD:E-Fourも選ぶことが出来て、駆動輪による差額は19.8万円となっています。

DA無しで抑えた価格と劣る完成度

そして、アクアは価格帯としては全体的に値上げしたものの、まさかのディスプレイオーディオ×コネクテッドナビが不採用というアクアのモデル展開…コレはマイチェンでも最新のコネクトナビを新型車に不採用とするもので、アクアの評判を落としました。

ヤリスには8インチディスプレイオーディとコネクテッドナビ(標準で5年使用可能なものが付帯)が備わります。

アクアではナビを別売りにしたことで車両本体価格を抑えた、そしてヤリスはレンタカーなどのフリート需要などとマッチするように価格を抑えたガソリン車であってもナビ表示とした、とモデルごとの力の入れように露骨な差が出てしまっています。

アクアのハイブリッドバッテリーはパイボーラタイプとか機能・性能の向上をPRしていますが、カタログ上でもリアルでも燃費性能ではヤリスの方が上www ヤリスがアクアのお株を奪って下剋上、モデル間の共食いでヤリス推しがでちゃってアクアがメインストリームから外されている、冷遇されている感じです。

そして、追い打ちをかけたのがリセールの低さです。

価格上がったのに残価率が下がって余計に買い難く??などなど…詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。

オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。

このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。

しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ナビクル車査定

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一発入札&競りオークションの事例はコチラ