新型レクサスRX(2023MY)に350h、普通のハイブリッドが(日本では)見送られた悲しい事情
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海外での販売情報と、転売対策?日本でRX350hハイブリッドがリリースされない理由や、今買うべきか情報など
そもそも350hってあるの?
さて、そもそも論のところで、フルモデルチェンジのリリースに無いのだから、そもそもRX350hという日本のユーザーに都合のいいモデルはそもそもないんじゃないか? とか、NXにあるからってRXにも搭載されるとは限らなくない?あなたの妄想では?それはあなたの意見ですよね?(論破する人口調で)とかとか。
まず、そもそもRX350h あるのかないのか?
日本にはない
だがしかし、北米には確実に存在する

2023年生産の北米版レクサスRX350hは存在して、彼の地ではグレードのバリエーションが豊富、そして50000ドル程度〜60000ドル弱くらいの感じです。邦貨換算では1ドル138〜148円程度で概算700万円〜860万円程度の幅で推移しているイメージです。

Dによっては事前に案内していたケースもある
海外でRX350hの存在が確認できたところで、では日本で販売の予定があったのか?
これ地域やディーラー_営業さんによるところもありますが、発表前の段階では案内していたケースもあります。
NXをなぞったグレード体系になり、TOPレンジにハイパワーなユニット・PHEVがリリースされるのも既定路線ではあったようです。
実際、発表後のディーラーでも350hハイブリッドについて説明をしているディーラーもあって。
その内容が・・・
2023年内は日本での発売はない?
当期一年でのRX350hの日本での発売はない
との情報も。
そして2023年内(下手すりゃ2023年度内)もRX350hのリリースも日本ではなさそうとのこと。
NXの影
その理由としてはNXに於いて極端に350hに人気が集中(その中でも特にFスポーツの白赤がリセールが跳ねると集中)していることがあり、日本向けのバックオーダーを消化しきれていないため、受注停止になっているのが大きな原因と言います。
NXは受注停止になったものの2022年内のオーダー再開の目処が立っておらず、2023年に一時的に受注を再開する予定ではあるようですが、先行きが不透明過ぎて対応に難儀している感じです。
ほぼほぼ兄弟車となるトヨタハリアー・RAV4の生産もおぼつかないレベルであり、工場の停止もちょくちょくあって、厳しい局面です。
特にハイブリッド車、先進的な運転支援の装備・部材や電子部品を多く使う車種への影響が大きい。
NXの影響、極端なリセールバリューの期待値の偏りによってRXの普通のハイブリッドは日本ではリリースされていない現状へと繋がっていきました。
一番人気不在の影響
一番人気となるはずだったRX350hがリリースされないことにより、RX全体のリセールバリュー・残価率も下がったようでもあります。
その影響は旧型にも、新型も。
高価格になった割に評価の難しいRX500h、リセールの悪化が大きいPHEVのRX450h+、普通のガソリンターボ・・・いわゆる残価率・リセールバリューが値崩れ・NXよりも残価率が悪くなってしまっています。
下取りや買取で高いリセールを期待する節税利用などにはRX初期ロット・ファーストオーダー分よりもNXの方がベターチョイスとなりそうで今買うべきかは悩ましいところ。いつ最新情報出るか不透明で購入可能かも分かりませんが、RX350hを待った方が良いかもしれません。
まとめ
メーカーの公式の見解を待ちたいところですが、実際のところ、海外ではRX350hをグレードも豊富に展開していて、日本ではNXは受注停止中で、バックオーダーも多数あり。
今後の日本での展開も期待したいところですが、時期的に難しいかもしれず、台数を海外ほど稼げない国内販売をさほど優先刷り理由もないのでしょう。
円安を背景に輸出を優先しているのはトヨタのすべての車種に言える部分ですし、日本ではRX500hを買っておくれ!ってことで高いグレードの方のハイブリッドを推していくのかもしれません。ある意味輸出転売対策なのかもしれません。
RX350h が登場するタイミング次第ではリセール崩壊・値崩れする可能性もあるかもしれませんね。
善き車選びを!
さてさて、2023年も引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』
逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢でしょうか

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
ここまでやれば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!
一発入札&競りオークションの事例はコチラ