330e(G20)MスポPHEV一日乗ってわかる不満とデメリット・やはり自宅充電がキモ

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330eのフィーリング

新型330eはモーターのパワーは83kW(113ps)/265N・m、システム出力としては252馬力程度とされ、エクストラブースト機能が追加され、これを使えばシステム出力は215kW(295ps)/420N・m(42.7 kgf・m)です。

まぁ、フルパワーでは300馬力近いものの、充電が有るときはEVで走る。
その時のパワーとしては113馬力のモーターのみで走ることになり、高速走行領域も賄うことになります。EV走行は110km/hまで対応、1.8トンの車重を感じさせず、結構シューンと速度を上げていきます。

加速ももたつく感じもなくモーターで速度を乗せていけるのですが、航続可能距離がミルミル減っていく…(苦笑)

高速走行時はドライブモードを切り替えてエンジン走行メインにするなど任意にセッティグするのがベターです。

インターまではエレクトリックモードで走り、高速はハイブリッドかスポーツ、またはマニュアルモードでステップシフトしてマニュアルモードで走るのが良いのかなってところです。

ハッキリいって加速はスマートで、速い。ちょっと重さを感じる時としては、コーナーでの外へと引っ張られる膨らむ動きがあります。

重さがブレーキングにも悪影響ですが、もともとのBMWの姿勢制御は巧みで、回生ブレーキの制御もあってブレーキの弱さなんてものもない。

電動の走りの気持ちよさとBMW的な足回りのセットアップでなめらかな走りをみせてくれます。

3シリーズのMスポーツに恥じない走りの気持ちよさは備えていると言えます。ただ、ちょっと重い感じがあるのは否めず、純粋にコーナリング性能を楽しむのであれば、ノーマルエンジンのほうが良いかも。

重さ‥ってのが全てのネックとなり、EV走行用バッテリーが空になってからは高速走行時には燃費が伸びず、そういう超長距離走行ではディーゼルエンジンのチョイスがメリットとなりそうです。

試乗しての感触としては、帯に短し襷に長し…みたいな感じで惜しいのですよね。

旧型より使い方のストライクゾーンは広がったけど、やっぱり外角低めの変化球のようで、審判によって判定が割れる感じの走り味です。

乗り心地全般に関しては、悪くないので、もろもろ惜しい感じです。

インテリアの質感

Mスポーツ的な内装は運転席と助手席はタイトに、ナビゲーションはドライバーの方に傾斜していて、スイッチ類は少なめでスタイリッシュにドライバーオリエンテッドに仕上げてあります。

エアコンのスイッチ類は洗練された感じとも言えますね。

ナビの液晶は大きくきれいで、メーター内にも液晶があって機能などをグラフィカルに表示してくれます。

機能も充実していて、運転支援もおそらく日本に導入されている物の中で現状は最高レベルのものです。

リアシートは普通

リアシートは質感も高いし、広さも十分で、リア用のエアコンもあります。

PHV化の室内への侵食は無いのですが、ガソリンタンク容量は減って40リットルになっています。

満タンの航続可能距離(EV走行距離と通常のガソリンで行ける距離)はちょっと目減りしていると言えばしているかもしれません。

と言っても純EVのように数百キロで30分の充電が必須というわけでも無い。

先進機能は多彩に

クルーズコントロール一つ取っても、周りの車両を正確に把握して、機能しているのが分かります。

周りの車両をサイズごとに正確に把握

トラックや乗用車を正確に把握、左右真ん中3車線のどこにいるかを識別して、クルーズコントロールとレーンキープアシストの正確性が視覚情報として分かります。

速度域や運転状況に応じて、ハンズフリーによる半自動運転も始まったりします。

そのステアリングアシストは手を添えていないとダメな時もあったり、手を離してもゆっくりと車線に沿って進んでくれる時もあったり、作動条件が100%把握できませんが、基本的に手を添えて前を見て運転の主体はドライバーに有ると肝に命じましょう。

運転支援については、車線のカーブの曲率などでオフになることもしばしば、アップダウンがあったり、左右に大きく長く回り込んだコーナーとかには対応していないので、ホントに注意です。作動する時しない時あるので、色々試しても良いとは思うものの、いつも通りにアシストしてくれるとは限らないです。

その他の機能も最新レベルかも

その他の駐車支援システムも、リバースアシスト的な後退支援なども中々のものです。

かなり細かな前後の画像なども、そこがちょっと見たかった、と言う所に目をつけてアシストしてくれいるような感じで、わかりやすくて良いように思います。

前後の寄せもアラウンドビューモニター的に見えるので、やりやすいし、サイドも俯瞰で見れたりして解りやすい表示で良い。

使いこなせば自動駐車なども出来るし、手動で駐車する時の勝手も良いですね。

こういった駐車速度ではEV走行でスムーズに走るのも、PHEVのメリットとも言えるかもしれません。

まとめ

3シリーズPHEVはもはやレギュラーグレードで進化していて、EV航続可能距離も伸びているし、ハイパワーなハイブリッドとしての魅力も備えています。

しかも運転支援も最新の3シリーズの最新世代の物が装着され、使い勝手も良い。

ただ、そのメリットを最大化してEVと駆け抜ける喜びを満喫するには、自宅で充電がマストでしょう。

充電環境で満足度が決まる、有る種環境とオーナーを選ぶクルマです。

現行でも中古になると初期の値落ちが大きめなので、自宅充電可能なら2~3年落ちでメリットを享受してPHEVライフを楽しむのも良いかもしれません。

今年の広範囲はマイチェンモデルが発表、早ければ国内導入もあるかもしれませんので、そのマイチェン直前モデルを大幅値引きでゲットと言うのも可能かも?

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