GRカローラデビュー!WRX2.4を超えちまった…やり過ぎの304PSで価格400万円台から・ファーストエディションが転売ヤーに狙われそう
予定通り、期待以上
3年前のブログで、カローラスポーツはGR出るまで待ち、と書いたことがあります。
※当サイト内アフィリエイト広告等が表示されます
ベースモデルのハッチバックスポーツとしての完成度は中途半端さがあって、どうせなら振り切ったエボリューションモデルを待った方がいいのでは?と記してます。
マイナーチェンジついでにGR追加でしょう、と予測したものの、マイチェンでのフェイスリフトはなく、GRカローラの追加でした。
期待を超える部分、やるからにはとことん、というトヨタの気概を感じる新型車です。
ブログで解説していきます。
衝撃の300馬力オーバー
GRカローラにはGRヤリスにも採用したG16E-GTS:1.6L直列3気筒インタークーラーターボエンジンを強化、GRヤリスの272馬力に対し、最高出力304PS(304馬力)・トルク370[37.7]/3,000~5,550N・m[kgf・m]/rpmを達成しています。
約1.5トンのボディに304馬力、やり過ぎレベルで振り切れてて、好感がもてます。
シビックタイプR(2リッター320馬力のFF)や、ゴルフR(2リッター320馬力で4motion・4WD)、AクラスAMG45(2リッターターボ381馬力)には及ばないものの、
WRX:旧型は300馬力・新型2代目・2021年モデル発表で2.4リッターに排気量アップしたのに275馬力を超え、そして、軽量であるという、各メーカーのスポーツモデルを超えてきているというのがスゴイ。
ちなみに、馬力の数字・スペックだけで語るのはナンセンスだとは解ってはいるものの、新型WRXは排気量アップしたのに馬力はダウン、今のところStiはなくミッション的にCVTだけとか、長い長い納期的な物、新車価格上昇なども有りますが、旧型の中古、インプレッサシリーズに遡ってまで中古が高騰していて、やはりポテンシャルの高いマニュアル車を求める人が多いのが分かりますよね。
となると、こういった1.6リッターターボで304馬力の6速マニュアル、これはコアなファンだけでなく、スポーツモデルを欲する多くの層へと受け入れられそうです。
ボンネットの熱抜きのダクト・ボンネットフードも有りますね。
スバルほどの解り易い穴ボンでは無いですが、熱対策は必須の出力です。
イメ―ジ写真はマニュアルゆえのバーンアウトアピールだし、4WDドリフトを白煙上げて、とイメージ的にも攻めていますね。
ルーフがカーボンで重心を下げる工夫がされているのも見て取れます。
ラリーウェポンの4WD
GRヤリスに搭載されたスポーツ4WDシステムGR-FOURは、GRヤリスからの流用です。横置きの4WDシステムですが、ラリーで定評のあるシステム。
GRヤリスの同様のシステムではフロント60:リア40のNORMALモード、30:70のSPORTモード、50:50のTRACKモードの3つのトルク配分モードを切り替え出来ることもあり、GRカローラも同じような可変トルク配分が可能なはず。このシステム的には0:100のFRまで理論上はトルクの可変制御出来るなど(実際常時FRに切り替えは出来るわけではない)リア寄りのトルク配分でFRっぽい挙動を狙う事も出来るなど見どころの多いシステムですね。
3ドアのGRヤリスから5ドアハッチバックのGRカローラ仕様にチューニングしているそうで、限界領域でも安心・安全にコントロールできるクルマにセットアップしているそうです。
カローラスポーツのボディを基本骨格とすることで、ロングホイールベース:2,640㎜が生み出す高速直進安定性と、フロントフェンダーを片側20mm、リヤフェンダーを片側30mm拡大しフロントを60mm、リヤを85mmワイドトレッド化・ワイドフェンダーに235幅のタイヤを納め、電子式多板クラッチによる前後駆動力可変システム攻めた旋回性能を実現しているとのこと。
ドリフト向けに敢えてパーキングブレーキは手引き式を採用して、スピンターンできるようにしているとメーカーが謳うとかも素敵よね。
足回り・シャーシセットアップの見どころ
ホイールハウス間や床下トンネル、タンク前の床下にブレースを追加して、剛性アップ。
足回りのアーム、ブッシュ類のピロボール化など、スポーツモデルのセットアップとしては定石という所。
トレッドを広げてボディの全幅も広がっているのでディメンションやアライメントも変わっているので、剛性強化と車高ダウンなど最適化されているはず。
拡幅されたリアフェンダー周り、ボリューム感と後付けカスタムっぽいオーバーフェンダーっぽさが刺さる人もいるでしょう。
オフセットされ広げられたトレッドに対応したアーム類のセッティングも強化タイプですね。
前後ベンチレーテッドディスクにフロント4ポッド・リア2ポッドの対向キャリパーとなっていて、ラリーマシンベースだし、スペックシートを見ているとまるで往年のインプレッサWRXSTiのようだな‥ってな感じですね。
GRカローラスポーツのサイズ
GRカローラのスリーサイズは以下の通り
全長 | 4,410 |
---|---|
全幅 | 1,850 |
全高 | 1,480:ルーフ高は1,455 |
ホイールベース2,640㎜となっていて、ショートボディ、ワイド&ロー、ホイールベースが長くてタイヤを4隅に配置してハイパワーとか、ある種素晴らしい仕立てです。
ノーマルのカローラスポーツの全幅は1790㎜、カローラセダンとカローラツーリング(ワゴン)は日本向けのアレンジがあって1750㎜となっていて、中々のワイドさでスポーツモデルっぽい感じに。ワーゲンゴルフGTiや、ゴルフRに対して少しワイドでアドバンテージが有ります。
一応5ドアハッチバックという事で・5人乗りという建前でファミリーカーとしての言い訳も立ち、日常生活での使い勝手とファントゥドライブをバランスしているようです。家族の理解も得やすいスポーツカーとなっている…かもしれない。
外観の見どころ
排圧の強さに応じ、又はアクセルの踏み込みや回転数の上昇に応じて開閉するバルブ付き3本出しマフラーと言うのがけっこう外観の見どころ。
3本出しマフラーで想像するのはシビックタイプRとか
LFAやフェラーリ458イタリアなどの3本出しがなじみ深い所でしょうか?(← そんなことはないか)
フルスロットルで全ての弁が開いて抜けが良くなるといったマフラーの排圧コントロールバルブは良くあるメカニズムであり、3本出しマフラーで言えば、だいたい真ん中に3つのエグゾーストパイプが見えるのが普通(スーパーカー的には)
しかし、まさかの3本出しマフラーの配置をかましてきているのがGRカローラ(笑)
右、左、真ん中~ って感じで新しい。低中速域では左右で、全開走行では真ん中で抜けを良く、みたいな感じですかね。
見た目のインパクトもありますし、消音機構としても、もしかしたら合理的なのかしら。
これからのハイパフォーマンスカーの見本となるのか、見た目のウケ狙いなのか、興味深いところです。
自動ブレーキも標準
自動ブレーキ的なものである安全運転支援装備トヨタセーフティセンスも標準装備していて、抜け目はない。
マニュアル車でどこまで運転支援をしてくれるのかも注目ポイントです。
気になる価格と発売日
ここまでのパフォーマンスアップをして、どの程度の価格帯に抑えてくれるのか、気になります。
ベースのカローラスポーツが216万円~であり、6速マニュアル×4WDモデルの設定はないものの、イメージ的には250万円といった所。
パワーユニットのベースでいくと、GRヤリス3ドアモデルが396万円~であり、ベースのヤリスが1.5のマニュアル・4WDの組合わせがないのはカローラスポーツと同じで、イメージ的には200万強かなぁってとことです。
ベースモデルに対しての価格アップが200万円程度であるとすれば、GRcorollaのベースグレード廉価版は450万円程度となるものと思われ、ハイパフォーマンスなど名を冠したゴージャスな感じでは500万円を超えるものと思われます。
GRブランドを普及するべく廉価グレードを400万円台前半と設定する可能性も有りますが、売れ筋は500万円コースに持っていく感じでしょう。
高くても需要があれば売れそうだし、マーケティング的にも多分高価格帯で台数を絞れば儲けが出易いとなるでしょう。
なんせ、GRMNヤリスの限定車などは846万円でも飛ぶように売れ抽選販売プレミアついて転売要注意案件になっていて、転売ヤーに狙われるほどに希少になっているとかあるのでね。GRカローラも2022年末頃に販売開始となったら、初期ロットがプレミアついてヤバいかもしれませんね。
ファーストエディションとかで装備充実した限定車が出ようものなら発売日にディーラーに長蛇の列で転売ヤーのターゲットにされそう‥。
なんとか対策をしつつ、ハイパフォーマンスカーをホントに欲する人の元へ渡って欲しいものです。
発売を楽しみに待ちましょう!
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。
査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね
ナビクル車査定ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!
一発入札&競りオークションの事例はコチラ