アルファードS“TYPEGOLDⅡ”試乗インプレ・日本で乗るならこれ買ってのメッセージ

すこし前、アルファード特別仕様車 S“TYPE GOLD Ⅱ” の2.5LのNAに試乗しました。

そして、同じ車のTRDボディダンパー付きの車両にも乗る事が出来たので、インプレッシィンにまとめて行きたいと思います。

アルファードの完成度は30前期でも悪くない

アルファードの売れ筋はガソリンモデルでその中でも主力は2.5Lの直4だといいます。

正直、2015年発表の初期の30アルファードの2.5に乗った時の印象としては、パンチに欠けて空気を運ぶ味気ないハコ、くらいに思ったものです。

全長 4,950 mm x 全幅 1,850 mm x 全高 1,935 mm となっていて、3列シートの7人乗りを中心に3列シートのプレミアムミニバンとして絶対王者の人気、販売台数を誇っていて、2018年ごろのマイナーチェンジで後期型になっています。

マイナーチェンジのこの顔になってから、アルファードの方が良いと評判になり、それまで人気だったヴェルファイアの販売が大失速してアルファード内の1グレードにまで急転落したという、運命を変えるフェイスリフトでした。

ドライバーに運転する楽しさは無く、人を乗せる、家族や友人、仕事関係の人を乗せて見栄を効かせられる、それなりのもてなしをしている感じのミニバンだと思ってました。4人程度の乗車だとやや力不足で運転している人は歯がゆくとも、エンジンうなってうるさいわけでもなく同乗者は特に気にもかけない、ドライバーがコーナーやレーンチェンジで不安定さを感じても、同乗者は別に乗り心地に不安は出ない、なんとも感覚が噛み合わないけど不快にさせるわけでもない、適度なバランスでした。

2列目が特等席であり、前期も悪くないのですが、2021年にまた乗ってみたら、けっこう初期モデルからは熟成されているのだなってのを強く感じました。

アルファード30後期は静かで良い

30後期のアルファードタイプSゴールド2に乗っての印象としては、2.5の割りに静かだなってこと。

235幅の18インチを履いていて、ロードノイズもギャップを乗り越えたときの衝撃音も、明らかに初期モデルに比べて音が小さく、遠くに感じるレベル。

エンジン自体も変更は無いというものの、建て付けが良い感じのパワーユニットの振動の静けさ・音の伝わり方のマイルドさ、などなどエンジンノイズも遠くに感じる仕立てで、高級サルーンに乗っている風に錯覚させてくれます。

なんだか、フロアが一重厚くなったかのような良い意味での路面との距離を感じる隔世感がレベルアップを感じさせてくれます。

正直、これじゃオデッセイが売れなくなるのは当たり前だな、とか乗り比べたら思うでしょう。オデッセイのハイブリッドとかに比べても乗り心地と静けさとかで遅れを取ることもないし、価格も安くてオデッセイよりも遥かに立派に見えて、運転感覚もきわめて自然でコレにしない理由が無い(笑)

タイプSゴールド2は見た目で言えば3眼LEDはレクサスに準ずるものだし、ウィンカーはシーケンシャルで流れるし、18インチも見栄えが良い。ガソリンの2.5なら424万円~となると、そりゃ強いですよね。

アルファードの弱点と解消するTRDアイテム

個人的に気になる点としてはボディ剛性。

初期型よりも後期型は剛性上がり静粛性も向上しているものの、レーンチェンジの際にリアが遅れて追従してくるような応答遅延とか、リアの上屋のねじれを感じたりすることも有ったりします。あとは峠道で大きく回りこむようなコーナーではボディの歪みを感じたりして、ドライバーは物足りなさを感じることもあるでしょう。

そういったボディ剛性をフォローするパーツとしては、TRDのパフォーマンスダンパー、またはOEM元のCOXのボディダンパーなどがディーラーなどで用意されていたりします。

TRDボディダンパーの装着車両に乗ってみての感想としては、リアの応答性が良くなって、フロアのビビリなどの収まりのよさの0.5ランクぐらいのレベルアップを感じたりします。

レーンチェンジの動き出し、チェンジ後の車線での収まりがよくハンドルの切り戻しや修正舵が少なくて済むようなイメージです。

車両の挙動の良さは増しますが、子供の乗り物酔いの改善になるかとかはかなり微妙、静かになるとかって訳でもないし、気休め程度といえばそうかもしれません。ただ、ハンドリングの良さは長距離ドライブの際の疲労感の緩和にはつながりそうでもあるし、間接的にかも知れませんが、同乗者の車酔いへのプラスの影響もあるかもしれません。

限定車タイプSゴールド2のインテリア

限定車はゴールド系の木目調インテリアと装飾パネルでドレスアップしています。

言うほどゴールドしているわけではないのかな?とは思います。黄色っぽさと言うよりも、ホワイトゴールドっぽい色味かな?

ナビに関してはディスプレイオーディをベースに作られており、社外ナビへの換装が基本的には不可となっています。

多くの方がTVとの組み合わせで15万円程度のメーカーオプションになりますが、追加でTVジャンパーキットが3万位など、足元見てきたりします。

JBLとCD・DVD付などの豪華ナビをチョイスすると70万円前後とも言われていますが、タイプゴールドではそれを選ばられるケースは非常に稀だそうで。

2列目シートは独立2座、電動シートではなく、手動式としているため、上位グレードで1年乗り換え転売グレードのSCパッケージほどの高級感は無いものの、他の上の車種・グレードを知らなければ十分以上に立派な作りであり、快適性も高い仕上がりに思えます。

オデッセイと比べても2列目シートのスライドした時の、インテリアのパネルと接触する部分の造りに愛が感じるなど、丁寧にクルマ造りされていると思われます。

画像はオデッセイ。オデッセイの2列目シートをスライドするとインテリアにガンガンぶつかり傷だらけになっているケースも散見されます。

総じてマイルドヤンキーやDQNな人の支持も高そうってだけではなくて、普通に無難に高級感を演出し、中の上みたいに上手く魅せているように思われます。

タイプゴールド2でも424万円からの車なので十分以上に高級車ではありますが、それよりももっと高く見えても不思議では無いクルマに見え、多くのひとの所有欲を満たしてくれる感じです。

日本向けにはゴールド2を買っておくれ

さて、アルファードの1年乗り換えプラン的には東南アジアでの需要を汲んで、SCグレードなどをラグジュアリーに仕立てるのが多く、販売台数的にはそこに偏って欲しくないというトヨタの思惑があったりします。

転売ヤーな中古車輸出はトヨタグローバルとしてはあまり嬉しいものではなく、国内では国内向けに転売などに回らずトヨタのコントロール化で市価をなんとかしたいもの、そこでかなり割安でマイルドヤンキーに好まれる仕立ての アルファード特別仕様車 S“TYPE GOLD Ⅱ” 2.5って感じです。

マイルドヤンキーやDQNな人が素人の猿真似で転売ごっこに手を出されるくらいなら、手ごろに乗り回せる特別仕様車で~となんとか受け止めたいところのようです。

事実、特別仕様車なのにかなり強気な値引き額の提示が数ヶ月続いていたり、特別仕様車であれば新車の納期的にもあまり長くないケースもあるなどもあります。

S“TYPE GOLD Ⅱ” 生産台数も有る程度確保しつつ、さほど手の込んだ作りのグレードでもないので、工場出荷までも早いとか(笑)ようするに利益率がよくこのコロナ渦でも回転して台数を稼げるから売りたい車、というような事情もあるのかもしれません。

売りたい車を思惑通りに買ってしまうのもどうかと思いますが、お買い得で悪くないクルマです。完成度だって高いし、使い方や乗り回し方によってはかなり快適で安全な車とも言えます。

残価設定的にも国内で再流通させる前提でもそこそこ高めに設定できることもあり、ローンを組みやすく、審査も通りやすいので、いろんな人にストライクゾーンの広めのアルファードであるとも思います。

予算などもあるかもしれませんが、月額の支払いや維持費などを踏まえて、多くのクルマとの比較でコスパ的に悪くないアルファード、お勧めです。

ちなみにモデルチェンジは2022年と言われていましたが、清算遅れの慢性化など世界的なコロナの影響などを踏まえて2023年まで遅らせる可能性も出てきたとも言われています。モデル末期、新型まで乗って乗り換え戸かもいいかもしれませんね!。

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