AMG C63 試乗 荒々しいCクラスってどうなの? インプレッション①

極端なのが面白い

実用車の小さなボディに大出力の大きなエンジン、ロマンというか、お馬鹿ななのかと紙一重なところがございますが・・ドイツ車に限らず国産車でもこういった設定の羊の皮を被った狼ような車種がたまにあって、車好きにはたまらないところです。


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逆に、大きなボディを小さなエンジンで引っ張るというのもあったりするからより楽しくなっちゃいます。

でもまぁ、ドイツのカーメーカーの方が旧型Cクラスに6.3リッターぶち込んだり、アウディQ7という2.5トンくらいの車を2リッターで動かしたりと、結構派手に極端な事をやっているので面白い。

CクラスにV8

今回試乗したのはCクラスのAMGモデル現行型。

2015年に登場したW205・S205と言われる世代のもの。C63というネーミングでは2世代目と言うことになります。

先代のC63、6.3リッターエンジンを積んだ常軌を逸したつくりゆえにスゴイ人気になり、6.3という数字は意地でも使い続けることになったようです。そのステーションワゴンに試乗しました。

4リッターV8にダウンサイジングされ、現代的にアップデートされています


見た目はまんまCクラスのイメージ。

先代AMG同様にボンネットに2つのパワードームと言う盛り上がりを設定するのはスポーツモデルのアイコンとなっていたりします。

先代のCクラスのAMG以降、メルセデスのモデルではボンネットのボリューム感の演出は定番になりつつあります。

ボディは片側15mmワイドなフェンダーが与えられトレッドがワイド化、サスのジオメトリーには若干のネガティブキャンバーが与えられ、低く身構えた感じが生まれており、それが迫力を醸し出していると思います。

C63のサイズ

エンジン搭載スペース確保のため、補器類が前に押し出された分のボンネット内、フロントバンパー形状の変更、空力性能とマフラーとのマッチングを重視したリアのバンパー形状で標準モデルのW205に比べ65mm全長を延長したボディも、伸びやかなシルエットで低く構えた感じ一役買っています。

Cクラスワゴン 全長×全幅×全高:4705×1810×1460mm
CクラスAMG63  全長×全幅×全高:4770×1840×1445mm
と言ったスリーサイズになっています。

馬力など

4リッターV8ターボの最高出力は476ps・トルクは650Nm。現行モデルのAMG63シリーズの4リッターV8ツインターボはAMG-GT由来のユニットで、先代の6.3リッターV8NAはAMG-SLSに由来していたもので、スーパースポーツモデルに採用されるユニットとのつながりで付加価値を上げている感じです。

このV8ターボスペックは、先代の6.2リッターV8を凌ぐものとなっている。
高性能版の「C63 S」も設定され最高出力が510ps、最大トルクは700Nmを発生するレベルにまでスープアップされています。

組み合わされるミッションはAMGのスピードシフト7速DCT(メルセデス的にはMCT)を採用しており、これを「C63」が機械式、「C63 S」では電子制御式LSD(リミテッド・スリップ・デフ)を介してリアの2輪にパワーを伝えるFRモデル。

デフを組み込むなんて走り屋かっ!とツッコミを入れたくなりますね。

0-100km/h加速性能は「C63」が4.1秒、「C63 S」では4.0秒くらいとなっていて、FRですがパワーを効率よく伝えているようです。

「AMG ダイナミック・セレクト」のスイッチで「スポーツ+」モードを選ぶと、マフラー内の3枚の切り替え式フラップが開いて直管のようになり、荒々しいサウンドをさらに増長させるもの。

加速してからアクセルを戻した時のサウンドはバックファイヤー的なボンボンと炸裂するような激しい音がします。

足回りとタイヤサイズ

C63の足回りは フロント245/40×18 / リア265/40×18 18インチ
C63S もしくはオプションでフロント245/35×19 / リア265/35×19 19インチ
とワイドな設定ではありますが、実は18インチ、19インチでタイヤの幅は変わっていないので、実用性やスペック的にも18インチでも十分である、というか、乗り心地的にもグリップ的にも18インチがベストかもしれません。

Cクラスの価格帯の幅

ベースのCクラスは最安値で
4600,000円
C63ステーションワゴンは
1,301,000円

C63S エボリューションモデルで500馬力超えで
1,423,000円

普段使いできる’(?)というモデルで500馬力を超え、1300万円と言うのは価格的に実はコストパフォーマンスが高いのかも。

タイヤ代は消耗がそれなりに早いそうなのでかかるそうですが、メンテナンスサイクルも旧世代のスーパーカーのように神経質ではありません。

旧型C63に比べればエンジン音は室内ではかなり静かになっています。

元のCクラスの静粛性が上がっているそうなので、その遮音性の高さが反映されていると言えますが、車外で聴くエグゾーストサウンドは割と爆音。

アイドリング時の音は6.3リッターモデルに比べれば少し大人しくなってアメ車のV8感は緩和されていますが、かなり低音のパンチの効いた音であり、加速音は響きます。住環境をかなり注意しないといけませんね。

試乗記続編 ② に続きます。

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