新型ノア・ヴォクシー4WDのベストスノボ仕様はどれ?最低地上高の数値に注意
雪道とノア・ヴォクシー
新型ノア・ヴォクシーで雪道を走れるのか?4WDの性能はどうなのか?気になりますよね。
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ミニバンで地上高高くないのだから、雪上走行に向かないよね?という意見もあるかとは思いますが、では北海道や東北地方の雪国と言われる地域でフルモデルチェンジ版・新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)を売っていないのか? そんなことは無いですよね。
もちろん、4WDを中心に売っていて、営業さんの意向であったり、実際の評判であったりとかでガソリンを売るか、ハイブリッドのE-fourを推すかという問題はありますが、それなりに売れています。
スタッドレス履いていればよほどの豪雪出ない限りはそれなりに走れるものです。
以前にはトヨタのミニバンゲレンデエクスプレスのオススメを紹介したこともあります。
6年ほど前の記事ですので、現在とは状況は違うとは思いますが、参考になるかもしれません。
ノア・ヴォクシーで4WDとなると300万円台での車選びで、トップグレードでは400万円近い価格帯、オプションを豪華にすれば400万円台になるなどありますが、走行性能・安全性能・運転支援などのレベルアップもあり、快適な多人数長距離移動クルマにもなっていると思います。もしかしたらスノボ通いにイイのかも??
4WD仕様では、地上高の設定も違うなど、雪国に向けた相違点・注意点もあるので解説していきたいと思います。
※コメントにてノアS-Z4WDガソリン仕様を納車された方からの実測値などの情報を頂いております。よろしければ最後コメント欄までご覧頂ければと思います。
ノア・ヴォクシー4WDのサイズ
フルモデルチェンジ版ノア・ヴォクシーの4WD仕様・ガソリン・HV共通で全長4695mm×全幅1730mm×全高1925mmとなっています。
FFモデルに対して全高で30ミリアップ。 コレは単純な車高アップです。ホイールハウスのクリアランスが広くなっているのがわかります。
では、最低地上高はと言うと…4WD:125mm、FFは140mm おやおや?
FFの方がロードクリアランス確保していないかい? と思うところでしょうか。
4WD・最低地上高低下のワケ
この最低地上高に関しては、HYBRIDのE-four、ガソリンの4WDともに、リアの駆動用のモーター・デフケースの部分のガードやカバーを加味してのモノ。
そしてマフラーの取り回しも若干変わっているらしく、そこらへんの兼ね合いで30mm車高上がっているのに15mm地上高が下がるということが起こっています。
FFモデルのリアの下回りに関してはわりと底部がフラットになっているので、ここら変にリアのデフケース・リアモーターの出っ張りが出てくるのでしょう。
ちなみに80系ノア・ヴォクシーではFFモデルでは最低地上高は160mm、4WDはガソリンモデルにしか用意されていなかったものの155mmの最低地上高を確保していました。80ノア・ヴォクシーでは全高が40mm~45mm上がっていたので、新型ノア・ヴォクシーでももう10mm車高を上げれば4WDで135mmとなり、最低地上高の差が5mm程度になったものと思われますが、今回のモデルチェンジではベースモデルでもかなり背が高いこともあって、コレ以上の重心が高くなることへの走行安定性低下への懸念を加味しての設定なのかもしれません。
ちなみに補足情報ではありますが、ユニバーサルステップに関してはFFに対して四駆の方が25mmアップとなっていて、もしかしたら尻上がりな車高アップ・後ろに向かってのリフトアップなのかもしれません。
雪国暮らしの方ではこの地上高の数値が気になる方もいるかも知れません。雪国で暮らしている方で走行に支障がないかどうかなど、試乗してみて、できれば自宅近くの道でスタックするようなことが無いかの確認もされたほうがベターでしょ。
ベストな車種・グレードは?
グレードなんてのは4WDなら好きなの選べばいいじゃないか?となりますよね。
80系のエスクァイアでモデリスタのエアロを付けて15インチにインチダウンしてスタッドレスを履かせた謎の雪山仕様のミニバンなんてのもこの世にはあったりするし(笑)
モデリスタ装着してスタッドレスって…となりますが、個人の好みですのでね。
行けるゲレンデや走れる道が限られてきて、雪深い山道の先にあるスキー場には行けないものの、高速のインターから整備された道で辿り着けそうなところに限れば走れないことも無い。なんならFFでも大丈夫かもしれません。(4WDの方が安心ですが)
ここはスノボ用にゲレンデエキスプレスとして仕立てるとして、4WDを前提にしておいて、今回のモデルチェンジではガソリンでもハイブリッドでも4WDを選べるので、選択の幅は広がっています。
4WDにすると、足回りは先述の通りの車高アップと、アルミホイールがエアロ上位グレードであっても16インチになります。サイズは205/60R16です。
諸説ありますが、205/55R17の17インチで低扁平なタイヤで重心が高いとフラつきが出やすいとかもあるのかもしれません。16インチの方がマイルドだからって感じはFFモデルでの試乗では感じませんでしたが、設計上のなにかの都合があるのでしょう。
標準ボディとエアロボディのS-G、S-Zがノアにはあり、ヴォクシーにはエアロボディのみの設定。
左下のノアのみ標準ボディで、エアロっぽくはない感じになっています。
実際の最低地上高はディーラーオプションでモデリスタやGRエアロを装着しない限りは同一であり、16インチになるので、S-ZだろうがS-GだろうがZ・Gでも良いっちゃ良いのですが、ノアのZかGがベストかな、と思います。
と言うのもフロント周りのデザイン的にバンパー両端の下側が雪と接触する可能性が高そうってことと、エアログレードではメッキの加飾も加わるため、傷がついたりした時に目立ちそうだと言うのがあります。
見た目にも車高が低そうに見えるのですが、最低地上高の数値は同一。一番低い部分の高さは同じだとしても、バンパーの張り出しなどで印象が違います。
メッキに限らずフロントのアンダーガードは雪道ガンガン走ると傷むことがあります。
なるべくダメージ少なく、仮にダメージあっても修復コストが低い非エアログレードの方が良さそうです。
そして、内装の仕立てや色の組み合わせ、シートヒーターなどの装備の有無でGかZをチョイスすることになると思います。
具体的な装備品としてはZの方が充実しているのは間違いないのですが、普通に使い勝手では大差は有りません。
選べるオプションで、2列目のシートヒーターなどがあるのがZとなるので、2列目の快適性などにどこまでこだわるかでグレード選び・オプションの追加と検討することになりそうです。
Gの4WDで装備を盛らずにコスパ重視か、Zで快適利便パッケージを装着して2列目シートの快適性も上げるか、の2極の2択あたりがよさそうかなぁと。
ちなみにノアGの4WDであればガソリンで3,168,000円~ でありハイブリッドE-fourで354万円~です。
Zの4WDのガソリンは3,438,000円~ でハイブリッドのE-fourで381万円
快適利便パッケージはZにはHigh GにはMidという設定があり、価格の幅があるものの、13~18万円程度でのグレードアップとなり、Zにおけるグレードアップが一番快適になりそうな設定です。
Gに快適利便パッケージを付けても、若干装備の劣るZ的な感じですので、割は悪いかも?
GとZの価格差は27万円程度、ガソリンとハイブリッドの価格差は37万円程度、FFのと4WDの価格差がおおよそ20万程度となっています。
シートアレンジと荷室については以下の次ページ(2ページ目)でチェック
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
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メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
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買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
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私の所有している85系ヴォクシーも同じパターンでした。
90系でも4WDの最低地上高が低いのはリヤ側の車高アップ量が多いためです(約3cm)。フロントに関しては2WDとほとんど変わらないと思います。
前輪軸を支点にしたシーソーをイメージすると分かりやすいでしょう。
そのため前輪軸よりも前にあるフロントアンダーカバー部分は2WDよりも1.5cm低くなるのです。フロントアンダーカバー形状は共通のようです。トヨタお問い合わせに出ている最低地上高の計測位置はフロントアンダーカバーです。
フロントバンパー先端も2WDよりも低くなります。
リヤ側だけを支障のないくらいに少しダウンすれば、フロントは2WDと同じくらいの最低地上高に出来ます。
85系ヴォクシーの時はリヤスプリングを2WDハイブリッド用を流用して3cmほどダウンしていました。
私はノアS-Zのガソリン4WDを注文していますが、90系もハイブリッド2WDの純正スプリングあたりを流用してみる予定です。
85系・4WDの貴重な情報、分析をコメントでお寄せ頂きありがとうございます。
新型ノア・ヴォクシーの4WDだと95系になりますね。
サスの流用などの情報で実用面の向上やスタイルアップなどの手法も今後出てくるのかもしれませんね。
車体の中央部に位置するユニバーサルステップ高が4WDで25mm上がっていて、後ろ上がりになるものの、そこまでフロントは下がっていないようにも思えます。
4WDの使い勝手の向上がなされていると良いですよね。
ノア ガソリンS-Z 4WDが納車されましたので車高に関する情報です。
ガソリン車4WDは2WDにたいして、フロント2~3cm、リヤは3cm車高が高いです。
リヤデフ下は18~19cmでフロント側の最低地上高は14~15cmくらいはあります。
ハイブリッド車は2WDとE-fourでフロントサスペンションは共通で、リヤだけ3cm車高が高くなっています。
なので、カタログの125㎜の最低地上高は正しくはハイブリッドE-fourだけの数値です。
おそらくメーカーの表記ミスです。
スプリング、ショックアブソーバー品番などをディーラーの担当さんと確認しました。
ガソリン車はフロントショックアブソーバーも2WD車と違うものが使われています。
ちなみにエンジン下の大きなアンダーカバーは柔らかい素材のためエアスパッツなどと同じ扱いで、最低地上高の測定位置にはあてはまりません。
この部分はガソリン車の4WDでも14cmくらいなので、2WDでは11cmくらいになります。
納車おめでとうございます!
そして、実測値やパーツ構成の情報、計測に含むもの、含まないものなどの情報など参考になりますね!
このブログを見て下さった方で、4WDをチョイスしようか悩んでいる方にとても参考になりそうです。
コメントありがとうございますm(_ _)m
補足です。
ハイブリッドE-fourで見た目はともかく最低上高を確保したいという方は、ガソリン車4WDのフロントスプリング・フロントショックアブソーバーを流用すれば15cmほどの最低地上高にすることが出来ると思います。
スタビライザーリンクは2WDと4WDで共通なので、そのまま使用出来るそうです。
補足情報もありがとうございます!
ハオブリッドの4WD:E-Fourについての情報も参考になります。どの程度の雪深いエリアかよりますが、フロントバンパー下のクリアランスを重視する車選びも有りますよね。
4月に入り温かくなっている時期に雪に備えた車選びをするのは実感が湧きにくいものの、次の雪のシーズンに納車を間に合わせるには今の内から検討してオーダーしないといけない方もいると思うので、ぜひ営業さんとのやりとりにこのブログの地上高情報などなど役立てて頂きたいものです。