カローラツーリングは何と比べて買いなのか?旧型か輸入車か・試乗インプレ④
新型カローラはお買い得?
カローラツーリングの試乗を通しての結論、果たして買いなのか??
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走りや居住性、ナビのセレクトについては過去の試乗インプレからどうぞ
カローラツーリングのナビ・CDなしの価格とか総合評価!試乗インプレ③
悩ましいエンジンとグレード選び
総括すると・・
走りは良い。
エンジンの選択は悩むところで、安くてお手軽なグレードが無いのが悩みでしょうか。
ビジネスユースを想定して旧型のカローラフィールダーも併売していますが、自動ブレーキの性能があからさまに劣り、ファミリーユースで使うのであれば積極的には選ばないところでしょう。
バランスの良いSグレード
1.2リッターターボにのみマニュアルを設定していて、走りを楽しむ方やマニアックなチョイスをされる方向けのグレードではあります。
1.8リッターは長期的には主力となるモデルで、Sグレード辺りが価格と装備のバランスが良いと言えます。
2,216,500円からと言うのはカローラでイメージする価格としては少し高いなぁ~と思われる方も多いかも。
ですが、ランクと言うか、クラスが上に上がって安全装備が充実していると考えると割高ではないでしょう。
ハイブリッドのW×Bというトップグレード
新型登場時の人気のグレードとしてはハイブリッドのW×Bというトップグレードだそうで、カローラと言う名前を超越した価値を提供するミディアムサイズワゴンくらいに思うと良い感じでしょう。
距離を走ったり、毎日のように通勤などで乗り回す場合には静粛性の高さなど満足度が高いと思います。
2,799,500というプライスを考えるとカローラとは思えない!!となりますよね。
スバルのベストセラーワゴンたるレガシィツーリングワゴンとインプレッサワゴンで言うならレガシィツーリングワゴン寄り、だと思った方が良いでしょう。
燃費と静かさが強みのハイブリッド
乗り心地や走りの良さ、ハイブリッドであれば燃費性能の良さ(WLTC燃費25.6㎞/L~)くらいとランニングコストの安さが最大の強み、ドライビングの楽しめる素性などがストロングポイントでしょう。
プリウスなどと同様に強制EVモードも選ぶことが出来、深夜早朝の住宅街などで静かに移動できます。
プリウスと違いシフトレバーは乗用車的、シフトミスや誤操作はプリウスよりも起こら無そうで好感が持てます。
質感も悪くないインテリア
インテリアもドライバーを中心として考えると完成度は高いです。
W×Bグレードのメーターは液晶でカラフルで情報量多く、輸入車の上位モデルばり。
長く運転すると満足度が高く、グレードの高さでしばらくは後れを取らないレベルだと思います。
Sグレード以下ではメーターはシンプルになります。新しくなっていますが、旧型っぽいと言えば旧型っぽい。
シートも全体にボリュームがあり、座り心地やホールド感も良し、ドライバーのポジションの自由度も高く、運転者はグッド。
ただ、リアシートに関しては気持ち狭めに収まる感じで、国産トヨタの80点主義の中では割とフロントに割り切ってリアシートを犠牲にするヨーロッパ的なつくりと言えます。
セーフティセンス:安全装備のランクアップ
メカニズムとしてはジドウブレーキ&レーダークルーズコントロール(いわゆるアダプティブクルーズコントロール)が標準でついているというのがクラスを超えた装備として高く評価できます。
踏み間違いによる急発進の抑制制御なども備わり、高齢者にも良いチョイスたり得る車の完成度です。プリウスミサイルという揶揄された表現が付きまとうプリウスよりも、カローラを薦めたいですね。
小物入れなどもオーソドックスな物が備わります。付けようと思えばQi対応の置くだけ充電なども備えることも出来ますが、13200円とのことで、USBで充電するほうが良いように思います。
ナビ、というか、ディスプレイオーディオでCD再生はできないのですが、CD数枚入りそうなセンターボックス。
アームレストもしっかりあります。
ちょっとスライド式でポジションも合わせやすいです。
シートのポジションやステアリングのチルト・テレスコ調整と併せて使い勝手は良いかも。
カローラがコネクッテドカーに
ナビはスマホ連動を売りに、7インチor9インチのモニターを備え、Tコネクトと言われるコネクテッドカーとしてもアピールしています。
スマホ連動の初期設定費用が33,000円かかりますが、ナビを付けないでも道案内を可能とします。
社外品のカーナビメーカーがあおりを受けそうですが、ソコを推しています。
旧来のような道案内専用のナビ自体は既存のディーラーオプションに比べてリーズナブル、66,000~110,000円となっており、オペレーターと通話しながらナビを使うなどレクサスと同等のサービスも選択できます。
モニターで映像を楽しむ、と言うのはできませんが、ナビと通信、と言う意味では次世代っぽい感じの仕上がりで、カローラを超越した仕上がりで、日本で使う分には輸入車のコネクテッドよりも使い勝手はよさそうです。
カローラ、という名前に引っ張られがちですが、その性能はクラスレス。
ある種コネクテッドに関してはレクサスとの共有サービスも利用でき、走りも欧州車っぽい。
ネックは装備を充実させると300万円前後という価格帯でしょうか。
それでもレクサスの400~500万円台の車や、ワーゲンの300~450万円前後の車格の車より、リーズナブルであります。
ただ、過去の安い大衆車というカローラのネーミングに引っ張られる。
ある種、コネクテッドカーがスタンダードとなる次世代の大衆車の礎となる車かもしれません。
カローラが時代を拓く、と言っても良いかもしれませんね。
さて、肝心の価格に対しての値引きはどの程度望めるのか?と言うところは多くの人が興味があるでしょう。
9月の発売開始で日が浅いこともありますが、10~20万円の値引きが見込めそうです。
ガソリンモデルで1か月半、ハイブリッドモデルで2~3か月ほどの納期がかかるほど初期としては人気であり、値引きも1割引きに届かないいう渋いところ。ナビやオプションとまとめて値引き、と言うのが効かせにくいというのも一因としてあるようです。
納期的に落ち着けば1割以上は値引き交渉も可能となるでしょう。ライバルとして想定するならマツダ3(旧アクセラ)、スバルのインプレッサやレヴォーグ(ちょっと車格が上ですが)などでしょうか。
マツダもスバルもモデルチェンジやマイナーチェンジで値引きを渋く設定しがちな時期ですが、そちらも納期が落ち着くなどすると販売奨励金などで値引きが見込めるようになります。比較試乗したりしながら交渉すると良いかもしれませんね。
過去のその他の車種のインプレッションも参考になればと思います。
カローラスポーツはGRまで(もしくはマイチェンまで)我慢すべきモデル?試乗インプレ短評
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。
査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね
ナビクル車査定ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!
一発入札&競りオークションの事例はコチラ