走るスマホには程遠いティグアン 2017年新型試乗記①

スマホ連携の先走り

走りはすこぶる快調でも、車とネットの接続について過渡期の産物レベルのVolkswagen Car-Net・Guide & Inform・カーネット機能のデキの微妙さ。


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Volkswagen純正インフォテイメントシステム“Discover Pro”というのを2010年代からマイナーチェンジなどから順次ワーゲンの各社にオプションラインナップし始め、8割以上の車種やらで設定されているようではありますが・・仕上がりは微妙と評価せざるを得ない。

スマホ連携のシステムはワーゲンの車種でも数年前からあり、古いモデルのナビの中身はクラリオン製、新しいタイプだとアイシンAW製とかでトヨタのTコネクトに準ずるものらしいとか・・

ナビの価格は割高?


ディスカバープロと呼ばれるナビのオプションは¥ 226,800、アップグレードパッケージ¥ 205,200との強制セットオプションのようですが、収まりのスッキリさを重視する方は選んでも良い値付け・・かは微妙。

せっかく360万円~で選べる価値ある車のはずが、これで一気に400万円超え、躊躇する可能性も出てきますね。

スマホナビを設置するステーを購入することや車用PND(ポータブルナビ)を付けた方がコスパも使用感も間違いはなさそうです。

そんなこんなの走る先進家電のような触れ込みでPRしていたティグアンのインフォティテントに少しがっかりしつつも、ワーゲンの2017年新型ティグアンについて記事にまとめていきたいと思います。

初代ティグアン

旧型ティグアン

ちょっとツリ目で少しファニーな雰囲気を備えていた2008年~2016年型の旧型ティグアンから一転、新型はゴルフSUVと言うよりもパサート風のルックスで洗練と力強さを纏っているような感じ。

デザインの良さはカスタムするベース、インチアップやエアロ装着などでも見栄えがしそうだと評価できます。

新型ティグアンのサイズ感


ボディサイズ・全長(mm)4,500・全幅(mm)1,840・全高(mm)1,675とサイズについても少し大きくなり、見た目の立派さや居住性の向上など、グッドポイントがたくさんあります。

安全面については「Volkswagen オールイン・セーフティ」に基づいた装備を多数採用、全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール「ACC」、駐車支援システム「Park Assist」、自動ブレーキなどの装備は標準です。

先進機能も充実している

上位グレードであるハイラインにはさらに機能の拡充があり、レーンキープアシストシステム(車線逸脱防止支援システム)「Lane Assist」や渋滞時追従支援システム「Traffic Assist」といった運転支援システムやデジタルメータークラスター「Active Info Display」=アウディのバーチャルコックピットと同等のものが装備されたりします。

標準的な安全装備のレベルから、廉価グレードであるコンフォートラインでも十分旨味がある感じかと思います。

ゴルフよりも約100万円高い価格設定ですが、見晴らしの良さや走りのよさなど、満足感はかなり得られる感じです。

逆にハイラインでオプションをテンコ盛りにすると乗り出し500万円に近づいていきますが、100万円以上高価なアウディのQ3やQ5を凌ぐ部分も備わっているとも思うの、それぞれのグレードの比較対象によっては非常に満足感×お得感の高い仕上がりの一台かと思います。

・New Tiguan (5N/AD1) MY2017〜対応の運転者以外の同乗者が走行中にナビ操作、TVやDVD等の動画鑑賞を楽しむことが出来るようになるキットなどもあります。


ディーゼルの不正から目をそらす狙いも?


燃費などではトヨタのC-HRハイブリッドなどには太刀打ちできず、安全装備などではボルボやスバルの前では霞んでしまい、ディーゼルの不正でエンジン関連のイメージダウンなどもあり、起死回生の手段として電動化(EVやPHVモデルの積極追加)や電脳化=スマホ連携やネット接続、メーター内への液晶埋め込みでの先進性のPRなど、頑張っています。

兄弟ブランドであるアウディは車種によってはWiFiを車載していたりするなどしていますが、先進性や値段、高級感において半端なポジションに追い込みかねない諸刃の剣のような戦略ではあり、今後の更なる進歩に期待したいところです。

まぁ、そもそも論でいくと、スマホの超絶なる進化に対して、車のナビという使用場所や用途が限られている物が太刀打ちできるのか?といった問題もありますが、その対応がまだまだ過渡期なんだな・・と思うところ。

アウディに関しては性能や安全装備の充実度が低いわりに値段が高くなりすぎて、というよりも日本法人の戦略かインポーターの都合かで値段が釣り上げられてしまってか、日本での販売台数がかなり減少している模様。廉価グレードの追加や大幅な値引きなど、本末転倒になってきつつあるのでそちらはそちらで改善に期待したいところです。


試乗記② へと続きます。

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。

オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

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このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。

しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

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ナビクル車査定

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一発入札&競りオークションの事例はコチラ