アバルト124スパイダーに500万の価値はあるのか?試乗インプレ③

もとは300万、アバルトチューンで500万

乗り出しでサラッと470万円の見積もりを出されると、マツダロードスターの兄弟車なのにそんな・・?と思わなくもないですが、ロードスターも実際のところ乗り出し300万からの車、法外に高いわけでもないと思います。


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ロードスターでもグレードやオプションによって、RFとかだと割とあっさり400万円に近くなるのでまぁ、妥当でしょう。

製造は広島と言えどもエンジンはイタリアから運んでくるという成り立ち、純粋な輸入車とは言い難い部分もありますが、そこに400万を超える価値、フルオプションで500万を超える価値があるのか?をまとめていきたいと思います。

ブルーが即廃止のストーリー

選べるカラーリングは3種類。赤とソリッド白とパール白の実質2色でホワイトに2種類の仕上げがある感じです。

ブルーも当初のラインナップに入るはずでしたが、というかカタログに載っていましたが即廃止に。アバルト本社幹部が日本に視察に来て実車のブルーを見て激高、ダメだしされてすぐに消えることとなったとか。色がボディに合っていない、こんな色でリリースするなんて聞いてないとかで、日本でデモカーでブルーを用意していたどこかの販売店で暴れたそうな。なので青はレア車、そしてきっと初期ロットしか出回っていない感じで、中古になったら下落するのかしら。

ブラックやシルバー、ガンメタなどのカラーリングも採用にはなってないようです。

インテリアとのコーディネートでホワイト系が人気

イタリア車のカラーとして赤は王道ではありますが、アバルト124に関してはソリッドホワイトが人気だそうです。

レザーを選択した際に、ホワイトだとレッド系のツートンのシートになるなど組み合わせが決まっており、インテリアのコーディネートと合わせてボディカラーをチョイスされるパターンが多いようですね。

個人的には船のクルーザーのように感じます。

走りやパワー感から受ける印象もそうですが、見た目的にも躍動感を感じさせるけども安定感もあって、中々にキレイなボディライン。

ドアハンドルの手前でグイッと上がるプレスラインは往年のスパイダーを意識した物、ロードスターやロードスターRFとも少し違ったアクセントを持ちます。

オプションもそこそこなお値段


オプション品はさほど多くありませんが、一部割高なものも。

ETCなどを装着しようとすると本体を助手席裏にしまうようにセッティングするとかでETC2.0車載器で工賃込8万!とかっていう物凄く高価な設定になってしまっています。

通常タイプの廉価ETCを運転席の脇に・・と言っても美しくないからダメだ、と言われてしまう始末でどうしてもそのセットを売りたいようなので、ここは購入後にオートバックスで着けてもらうなどした方が安上がりで良さそう。

ナビはモニターはそのままでSDカードのみ購入して使うタイプのもので約5万円。これはそんなに高くないです。

レコードモンツァと呼ばれるマフラーは約16万円。

写真は純正ですが、純正でも4本だしでそこそこ騒々しいマフラーですが、オプションで用意されるレコードモンツァは4本のうち2本はサイレンサーを通さずバイパスされて排気(排気ガス浄化のキャタライザーは通ります)、かなりレーシーで甲高い音を奏でるそうです。興味は出ますが、ノーマルで物足りなくなったらチョイスしても良いかもしれません。


クラシックアバルトをイメージしたカラーリングもオプションで選ぶことが出来ます。

ボンネット、バンパーの一部、リアのトランクなどをペイントorラッピングで黒に染めることが出来ます。

ラッピングで約23万

ペイントで約38万 となっていてちょっと高価な感じもします。

メーカー純正でカラーを施すゆえにその後のプレミアっぷりも期待できる反面、施工にかなり時間がかかり納車までのスケジュールが1~2か月伸びるそうです。

更にフロントリップやミラー、フロントガラスを支えるピラーにもカラーリングを施すカバーなどもあったりするので基本カラーは白か赤ですが派手にスポーティにルックスをキメることが出来ますね。

アバルト124の納期と値引き

値引きは非常に渋く、8万円前後・・と言ったところのようです。

在庫を抱えるわけではなくほぼ受注生産のような形になるので値引きは厳しく納期も長め。3か月ほど納期は見ておきましょう。

メーカーの設定する残価設定プランのローンの3年後の残価はちょっと弱気の40%。5年後で20%の買い取り査定の設定になっていて、金利は2%前後と低めになっていました。

営業担当曰く、残価設定のプランはフィアット・アルファロメオグループ的に取り扱いや運用に及び腰であり、あまりススメないとのこと。

残価で%を決めるよりも、買い取りに出した方が高く売れるのは間違いない、だそうです。

納期がかかり年間の販売台数は多くないけども、アバルトブランドのコアなファンは中古での出モノを狙っていたりするそうなので残価でディーラーに買い取られるよりも、通常ローンで返済終わって買い取り業者に売る、それで行きましょう!

ナビやETCなどの装備を付けて乗り出し450万前後、輸入車だとBMW Z4やポルシェボクスターなどの高年式の中古車が視野に入り、4人乗りのFFですがミニのコンバーチブルなども選択肢に上がるような価格帯です。

二人乗りのスポーツカーとして、小排気量ターボと軽量オープンカーのレアな組み合わせとして、選択肢としてアリ!ですが要試乗かと思います。

そして外にもライバルとなるモデルなどの試乗や、ベースモデルであるマツダロードスターにも是非試乗してみましょう!


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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

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販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

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逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

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メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


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オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

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