カーリースはデメリットだらけでおすすめしないけど解約時の透明性で強いて言うならKINTOがマシかも
カーリース業者が基本的にオープンにしていない解約時の違約金などのデメリット、触れていきたいと思います。
※当サイト内アフィリエイト広告等が表示されます
2ページ目です。
違約金のデメリット
通常、カーリースの場合、契約時に期間を定めることによって金額が決まります。
その金額、だいたいなんですが、車両本体価格のそのままを期間の月数で割るようなイメージが多いでしょうか。
各リース会社ごとに価格設定を独自決めており、ある程度の年数で車両を引き上げた際に、その車両の残存価値分を差し引いて月額を決めていたりして、それなら残価設定ローンと変わらんのでは無いのか?と思うようなケースもあります。(時期や会社・車種によります)
① 300万円のクルマで5年リース
300万 ÷ 5年 ÷ 12ヶ月 =5万円/月 みたいな感じのケースもあれば
②300万円のクルマ5年後に100万の価値を据え置きして 5年リース
300-100=200万円 ÷ 5年 ÷ 12ヶ月 = 33333円/月 の場合もあります。
②のように残価設定ローンのように5年後の価値を加味しての場合には月額は安くなるものの、走行距離に制限をつけるなどのパターンが多いでしょう。
そして、中途解約時の清算の時
例として3年で解約を申し出た際
残りの2年分の金額を支払って契約解除 + 事務手数料 のようなケースがメインでしょうか。
- ①では2年分の残額、120万円の支払いを請求されたり
- ②では100万円+80万円=180万円を請求されたり…
残価(据え置きの100万)を加味して、調整して相殺して、①で300-100=200万に対しての残額、20万円を請求したり、
②で80万円の請求をされたりなど
契約書の内容によって違ってきます。
わりとまるまる全額請求パターンが多いのかな~ってのがありますが、どうなんでしょう。
私の身近な人でも残額一括で精算となって、かなりの負担となったケースも見聞きしました。
残額の計算については公式ホームページであまり大っぴらに掲載していないことが多く、不透明なケースがあり、いざ中途解約となった時にトラブルになったりします。
カーリース会社は引き取ったクルマを処分するわけではなくて、再販したり、レンタカー堕ちにしたりとイロイロ活用の道筋はあるものの、車体の全額をユーザーに負担させる、というなかなかの契約だったりするのです。
契約なので、内容は自由に出来るし、同意があって結ばれるもの、中途解約においても契約に縛られたルールがあるので、車両価格の全額を支払ってクルマを返す・・なんかオカシクね?と思っても後の祭りです。
こういった中途解約のイレギュラーがあるので、カーリースを契約書を隈なく読めない素人が手を出してはイカンってことですね。読んでいたら契約していなかったかも?とかありそうよね。
もし、300万円のクルマを購入していた場合
300万円で購入していた場合は、3年で手放そうが2年だろうが4年だろうが自由です。
そして、車両の残債とローンとのバランスによるものの、売却の時にゼロ円と言うことはないでしょうから、手放そうとするのに100万円以上のお金を払って処分するということは起こりにくいでしょう。(ローンのプランや車種によってバランスは変わりますけどもリースほどセウ産するのに高額となるケースは少ないでしょう)
300万円のホンダ:フリードであれば、3年後に50%、5年後に33%の残価となっているので、3年で売却すれば150万円前後になると仮定すれば、3年時点で150万円以上ローン返済(頭金なし42000円/月程度)していれば売却でチャラになる可能性があるということ。
5年リース・5年ローンを3年時点で解約・売却ならリースなら100万円以上違約金を搾り取られるのに、購入・所有であれば、チャラに出来る、みたいな中途解約時の違約金による看過できない大きさのデメリットがあるのを、なんとなく感じ取っていただけたでしょうか?
解約時のデメリットと透明性…トヨタのキントだと、比較的低減された違約金の計算になって、かつ情報を公開しているので、そこも解説していきます。
キントの解約の精算
キントは年数で契約のプランではあるものの、6ヶ月毎の更新のサブスクということになっています。
新しいプランの追加や、オプションサービスの拡充などもあるようですので、このブログを御覧になる時期により参照する数字が変わってくることもあることはご容赦ください。
【KINTO】愛車サブスクリプション通常のリースのプランだと、6ヶ月毎に、中途解約時の違約金の計算月数が少なくなるタイミングがやってくる感じで、仮に中途半端な時期に解約するとしても、満額の残額を払え!ってタイプではなく、比較的明瞭で適正なのではないか? と他のカーリースメーカーと比べて思っちゃうんですよね。
3年リースプランのケースでは
期間の経過とともに違約金が逓減していくのは仕組みとして分かると思います。36ヶ月で清算金がゼロになる。
中途解約する時の精算の月数のカウントは
毎月の月額× 所定の月数(残利用月数+追加精算月数) を元に精算して中途解約できるイメージです。
ただ、6ヶ月毎に、残利用料金の減少があり、仮に3年契約で12ヶ月目で解約(厳密にはその30日前に申し出など手続き)をしたら、違約金の計算は4ヶ月分の支払いをすることで精算出来るということ。
他のカーリース会社とかだと残りの3年契約で12ヶ月経過時点で中途解約だと24ヶ月分を払えー!と来るところを、まさかのキントなら4ヶ月分で勘弁してもらえます。
もちろん、3年の契約期間で任意保険を含めての計算で月額が他社よりも安くない、ということもあります。(車種/グレード・オプションによる)
5年契約のケースでは
所定の月数に含まれる追加生産金の計算の基礎になる月数が多めになるものの、短期中途解約でも全額ではなく、もろもろのバランスを考慮した適正な範囲での金額に収まるとも言えそうです。
そう、KINTOの中途解約の精算、優しいんですよ
この解約に関する情報を開示していることに善意を感じるし、計算方法は決して簡単では無いものの、かと言ってさほど難解でもなく、まぁ、エゲツない請求で精算ではなさそう、ってことは伝わったでしょうか。
キントであれば
- 任意保険込
- 中途解約の精算が明瞭
- カーリースの中ではマシな部類
というのが特徴でしょう。
消極的な理由ばかりとも捉えられるかもしれませんが、他のオニの解約金に比べればだいぶマシな契約内容ですので、検討するならキントかしら?ってところです。
ただ、車種やグレード、オプションによっては残価設定が高いクルマもあり、一括査定などで売却したほうが、クルマを所有から売却(処分)までのトータルでのコストは低くなるかもしれませんので、購入も検討されるのが良いでしょう。
【KINTO】愛車サブスクリプションまとめ
- リースはリスキーって言うか損をするかもよ
- 中途解約の違約金計算方法、明瞭?
- 経費にしやすいのがメリット
上記がポイントになるでしょう。
カーリース契約に於いて、中途解約時の重要事項説明は間違いなくするでしょうし、契約に伴う約款のようなもののきっとあることでしょう。
ただ、細かなルールを読み落とすこともあるでしょうし、毎月定額払っとけばいいだけ、という大枠で捉えていて、ライフスタイルの変化によるクルマの入れ替えに対応できないということを見落としているかもしれません。
カーリースは転勤族の人にも良いよ!などとセールストークが有ったりするのですが、実際は3年周期の転勤が2年に変更になったりすると、思わぬ買い替え・売却タイミングが訪れたりした時に融通が効かない事もあったりします。
月々定額料金で利用できるため、大変便利なサービスですが、簡単に中途解約できないのがポイントであり、カーリースを契約する際は、契約期間満了まで乗り続ける覚悟が必要、というのを文言として載せているカーリース会社もある。
クルマのリースにせよ、購入にせよ、大きな買い物であるのに変わりは有りません。
カーリースの活用は慎重に、そして、ライフスタイルの変化などでクルマの活用方法が変化する時に対応できないかもしれないというのを覚えておきましょう。
事前に中途解約金を公開しているというので、続編的なブロブも公開
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。
査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね
ナビクル車査定ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!
一発入札&競りオークションの事例はコチラ