今こそクロスロードと言う7人乗りSUVなんてどぅ?古すぎるOEMの方ではない
2000年代後半、CR-Vが大型化して北米志向が強くなり、プレミアムSUVクラスを目指しはじめたため、初代・2代目のCR-Vのコンセプトを愛するユーザーの受け皿になる車種として登場したものの、販売不振で爆死。
※当サイト内アフィリエイト広告等が表示されます
空前のSUVブームを前に早すぎた登場とも言えるし、コンセプト的には良かった物の人気が出る、売れると言う流れには乗れませんでした。
クロスロードは先取りし過ぎだったのかもしれません。
逆に今になって売れそうだと思うし、廃盤になってから評価を上げたようにも感じないこともない。
トヨタのウィッシュの後追いに食われ気味だった2代目ストリームをベースに、全長4,285mm×全幅1,755mm×全高1,670mmと言う3ナンバーサイズで3列7人乗りのクロスオーバーSUVとして登場し、当時人気があったハマーにも似てると多少は話題になったものです。
ネーミングはクロスロードとなってて、実は1990年代にCRV登場までのツナギで、まさかのランドローバーディスカバリーをOEMで受けて、販売、これまた販売不振で爆死(笑)一部のディーラーで整備できないとか、在庫を捌くのに3年くらいはかかった、という希代の問題車ですよ。
ディスカバリーは3.9リッターV8で7人乗りとか、ホンダの気配が1ミリもしないですよね。
そのやっちまったクロスロードを10年後に引っ張り出してきて、またやらかして消える、ある意味ホンダっぽいけど、また10年超えてきたんで、また日本でもクロスロード復活するかしら?
エンジンもストリーム同型 1.8Lと 2.0Lが設定されてて、FF、4WDとも5速ATです。排気量でギア比のセッティングが異なり、1.8Lは経済性重視の設定で、2.0Lはアクティブなユーザーに向け動力性能重視の設定となっていると言われています。
1.8Lの一部グレードは、バンパー・フェンダーが無塗装で無骨なイメージがあり、逆に今の時代にはワイルドでかっこいいかも知れません。
ボディサイズの全長4,285mm×全幅1,755mm×全高1,670mmで3列7人乗り、全長が短いためサードシートと荷室はかなり狭めですが、いざと言う時の7人乗りは相変わらず人気あるし、3列目を倒して荷室を広く使うというフレキシビリティもあります。
サイズ的にはヴェゼルよりほんの少し小さいくらいのイメージです。
参考までにヴェゼルのサイズは全長4330mm・全幅1790mm・全高1590mmとなっています。
15年落ち近いものも多いのですが、中古で安く手に入ることもあり、カスタムのベースとしても密かに人気だったりはします。
ソリッドのアースカラーやミリタリーカラーにオールペンしてブロックタイヤはかせるとかが定番コースでしょうか。
インテリアにはメーターやエアコン操作パネル、インパネシフトに遊び心があり、当時のウケはイマイチでも、逆に今なら適度な抜け感やレトロトイ的にアリにも見えてこないことも無い。
ナビだけ新しいのに換装すれば、足代わりに使う7人乗りコンパクトSUVとして、適任かも?
自動ブレーキなどの運転支援系が無いというのと、燃費性能的には当時のカタログ燃費など10㎞/Lくらい、ストリームよりも重く、燃費はイマイチだったりしました。
古い割に中古で100万前後、ちょっとカスタムしてあると180万前後で売っています。
敢えての7人乗りSUVで今となっては小さいモデル、いかがでしょう?