フォレスターS-HEVシステム出力196馬力(推定)を語りたがらない理由

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フォレスター馬力自慢は過去の栄光

かつてのフォレスターはパワー系SUVとして人気を博しました。

売れ筋ではなくてもトップモデルにハイパワーターボが存在することでイメージリーダとなっていたものです。

高速道路敵なしの加速・最高速・SUVらしからぬ安定感などが強かったのですよね。

馬力や走行性能で突き抜けたSUVとしてはBMWの初代X5辺りも存在感を示していたと思いますが、スバルは手頃なサイズと価格帯だったのも良かったんですよね。

パワー系SUV・スピードを求めるスバリストはフォレスターが好み

サーキットで速いSUV、加速が凄まじいSUV、265馬力のモデルもあって6速MT積んで300万円~というフォレスターSTIversionもありました。2000年代前半・当時で18インチで低扁平タイヤ履くなんてなかなかだったものです。

レガシィやインプレッサWRXなどと同レベルの動力性能をSUVで実現していて、コアな層の人気は絶大とも言えるものでした。

ちなみに歴代フォレスターの中でサーキット最速は2代目のSTIversionで、その後のモデルはMTがカタログ落ちして安全装備も増えて重量増もあってターボもダウンサイジングターボになっちゃって速さは頭打ちします。

新型にも継続採用された現行の1.8Lターボの馬力は170馬力ちょっと、凡庸になってしまったものです。ダウンサイジングターボで燃費を重視したから仕方がないけどね。

馬力の数値で語るだけはお子ちゃまよ☆ってのもあるのですが、馬力で劣り、燃費も悪いとそもそもの比較の俎上に上がる事すらままなりません。モデルチェンジで馬力が下がると売れ行きを落とす、それは現行のWRXを見れば明らかです。(見た目の要因もあるけど)

WRXのようなスポーツモデルで中途半端な性能ではイカンのよね。

NXの2.4Lターボに負けるし、1.6L3気筒ダーボのGRカローラにも劣る、フォレスターというか、スバルの馬力自慢は過去の栄光であって、当時の自主規制地である280馬力のレガシィターボやインプレッサSTIがブイブイ言わせていたのは今は昔、高性能車は輸入車かトヨタの一部モデルくらいになっちゃったのよね。

今後はトヨタは2Lターボ×ハイブリッドで400馬力を目指しそうな中で、スバルも次なるエボリューションモデルが待たれます。

重く遅くともスバルの割に低燃費

スバルのS-HEVの生き残る道としては、馬力に頼らない走りの良さ、そこそこの低燃費というのがあるでしょう。

実際馬力では敵わないし、燃費性能でも上には上がたくさんいます。スバルの4WDの雪道や悪路、荒天時の走りの安定感だけはトップクラスですので、そこは譲れないポイント。

重量バランスの良さと駆動制御で他を圧倒するスバルAWD

雪山に頻繁に通うような方には走破性と燃費性能は大事なポイントとなります。FFにスタッドレスでチェーンで~ってのとは格が違うし、4WDの中でもスバルは優秀な部類です。

アイサイトのような運転支援の優秀さと低重心4WDで気持ちよく走れるがゆえにロングドライブに繰り出すスバリストも多いので、スバルの弱点である燃費性能が向上するのは走行距離が増えがちな人は維持費の面で有難いところですね。

スバルの割に低燃費、それだけで次の愛車にフォレスター(クロストレックS-HEVもね)を選ぶ理由となりそうです。

まとめ

スバル新型フォレスターS-HEV(strong hybrid electric vehicle)は、システム出力196馬力程度でWLTCモード燃費18.4~18.8km/リッターとなっています。

旧来のスバル車に比べてかなりの低燃費で、最低限200馬力近いスペックではあるものの、排気量的に下のクラスのトヨタ2リッターHEVと同等かそれ以下の数値に留まります。

カタログの性能ではRAV4には勝てない。ハイブリッドで比較して価格でも勝てないし、なんならフォレスターの1.8LターボとRAV4の2LのNAとでスペックも近似しているのにRAVの方が安い等もあります。

スバルとしてはことさらシステム出力には触れず、走行性能や走破性などのレベルの高さとソコソコの低燃費であるということだけPRして欲しいなどの思惑もあることでしょう。

冬季にスキースノーボードに繰り出すのであれば、フォレスターは良い選択肢になるでしょう。走破性とアイサイトXなどの運転支援は長距離ドライブや悪路などの過酷な条件下で真価を発揮します。レイバックにもS-HEV欲しいし、なんならアウトバック北米仕様の新型にもハイブリッド搭載して日本導入検討して欲しいなと思います。

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