デリカD5新型の走りの質感は?試乗インプレ②
顔面破壊力満点のデリカD5
顔面の破壊力ばかりが取り沙汰されている新型デリカD5、その走りの性能などを試乗インプレ②としてまとめていきたいと思います。
こわもて顔のデリカD5新型 アルヴェル意識するとこうなるの!?試乗インプレ①からの続きです。
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元のコンセプトはSUVミニバン
見た目ではかなり押出の強いルックスでアルファードとヴェルファイアを意識していますが、中身やコンセプトは全く違います。
まず、パワーユニットの主力がディーゼルであり、そして4WDとの組み合わせで走破性はSUV並み、というのが基本的なポイント。
燃費性能も意外に悪くなく、高速を走ればカタログ燃費を超えることも多く、15㎞/ℓ位は走ります。
JC08モード燃費で13.6㎞/ℓ、WLTCモード平均で12.6㎞/ℓとなっていて、ハイブリッドを除く国産ミニバンよりかは低燃費です。
略称では2.2リッターのディーゼルターボのエンジンは145馬力を発揮し、トルクは38.7kgf・mを2000回転から発揮。低回転から豊なトルク感で、ボディの重さを感じさせず速度を上げていくことが出来ます。
2.267㏄で排気量の税金の区分は2リッター以上2.5リッター未満になります。
エコカー減税で取得税の減免や2年目の自動車税の減免、1回目の車検時の減税などもあり、サイクルコスト含めて割とお得感があります。
足回りもSUVテイスト
足回りはSUV的な感じです。
225/55R18タイヤ(マッド&スノー)&アルミホイール(切削光輝仕上げ)オールシーズンタイヤという事でスタッドレス要らずであり、そして往年の三菱パジェロの系譜である4WDの性能の高さと相まって走破性は折り紙付きです。
最廉価グレード以外はこのアルミとタイヤの組合せ。
最安グレードのみ215/70R16であり、見た目的にはボヨんとした感じのタイヤになりますが、それはそれでデリカ的には意外とマイナスイメージにはならないと思います。
オフ車っぽさがタイヤサイズの設定にも表れており、SUVとしての資質を備えていることを感じさせます。
ただ、今回のマイナーチェンジではややアーバンテイスト・シティ派よりにアレンジされているのを推している面もあります。
バンパーは張り出していてオフ走行に向かなそうに見えても、地上高は確保されていて、さらに坂道やデコボコを顎を擦らずに走れるようにアプローチアングルとデパーチャーアングルは確保されていたりします。
走りの質感は高いかも
乗り心地や静粛性もマイナーチェンジでアップデートされているらしく、車内で聞くエンジンノイズは小さめ。
ロードノイズや風切り音なども比較的抑えられていて、タイアも大きい割にショックを上手くいなしSUV的な足下の重さを感じさせず、乗り心地も良いと思います。
いい意味で車体の重厚感、ガッシリ感があり全体としてイイモノ感があり完成度高めです。
しいて難点を上げるとしたら、窓を開けて走るとディーゼルのガラガラ音やシュイーーン~プシャー、みたいな吸気音が意外と賑やかかなってところでしょうか。
吸気音は個人的には好みでちょっと強めに早く踏み込みたくなったりしますが、思いの外速度のノリが良いので加速し過ぎに注意ですね。
8速あるオートマ的には踏み込まなければいつ変速したかわからないくらいスムーズにショックなく変速します。
タコメーターで回転が下がったのを見て変速したんだな、ってことがわかるくらいスムーズ。
こういうマナーのいいATを見ると、プジョーやシトロエンも見習ったら良いのに、と思います。
走りの質感も高く高級感あるけど、アルファード買えそう?
効率よくスムーズで乗り心地が良くエンジンは踏み込めばソコソコエキサイティング・・完成度高くて高級車化していると思います。
見た目アグレッシブなミニバンで四駆の走破性もあり、欲張りだけど良くできていると思わせる完成度です。
装備と値段などのバランスを考えると、ナビ付乗り出し450万円前後~となると魅力的だし納得のプライスでありますが、アルファード買えちゃうとか、輸入ミニバン買えちゃうとか、選択肢が広がることを考えると、購入リストの筆頭に来るか悩ましいところ。
ディーゼル4WDの7人・8人乗りとなるとたぶんこの車しかない!!となるかもしれません。
他に選択肢に上がって来るライバルがパッと出て来ないジャンルなんですよね。
他で候補を挙げるとしたらBMWのグランツアラーのディーゼル4WD7人乗りとか?しかし、あちらはSUVテイストではないし…みたいな。
スキー・スノーボードなどウィンタースポーツを思いっきり楽しむ人には根強い人気があるのも納得です。
試乗してみて気に入るかどうか、唯一無二の価値を見出せるかどうか?によるかもしれません。
ぜひミツビシという事で食わず嫌いせず、見てみましょう。
追記;まさかのデリカミニ情報
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。
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このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
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