プジョー2008 試乗インプレ① 遅れてきたコンパクトSUVの大本命!? 

PEUGEOT 2008(2014~)

2014年に登場したPEUGEOT 2008 、コンパクトカーの208をベースにクロスオーバーに仕立ててユーティリティ性能をアップしたモデルでした。


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が、旧世代のパワートレインだったためヒットには至らず。

2016年にアップデート

2014年~2016年3月までのモデルは1.2リッターNAで段付き感の酷い5速セミオートマチックミッションで、力不足で乗り心地もあまりよくない中途半端なモデルでしたが、2016年の3月のマイナーチェンジでCROSSCITY(クロスシティ)と呼ばれるモデル、1.2リッターターボでパワーと燃費性能の向上、6速AT(普通のオートマ)になっています。

グリップコントロールと呼ばれる、FFながらも悪路の走行性能を高めることができるシステムを搭載、SUVとしての用途を踏まえて本命モデルの登場と言えます。


2016年の3月以前のモデルの在庫などは特別仕様車・限定車となっていて装備充実でお安くなっているものも販売されているようですが、あまりオススメしません。

全高はちょっと懸念

旧型は全高が1550㎜となっているので、マンションの立体駐車場の高さ制限に当てはまる方にのみお勧めします。


一応 CROSSCITY(クロスシティ)も特別仕様車となっていますが、プジョーのサイトを見るともはや標準モデルがなくて特別仕様車と限定車しかないという珍事に・・・208の特別仕様車に2008ではないだろうに。

更には2016年の10月前後にマイナーチェンジで外観やグレード構成が変わる予定とのことです。

日本向けのラインナップはこれからようやく完成するようです。全高もまた1550㎜に戻るかもしれないとか。

手頃なサイズ感

そんなこんなの2016年3月以降のモデルが全長x全幅x全高:4160x1740x1570mm、従前のモデルに対して全高のみ20㎜高くなっています。ルーフの形状は変わらず、16インチ→17インチへの足回りの変更に合わせてサスの設定で15㎜、その他タイヤサイズで5㎜くらいと、グリップコントロールとの兼ね合いなどで高くなったそうな。

外観はスタイリッシュです。サイドのブルーとオレンジのラインのステッカーは標準装備、やはり特別仕様車なのか・・・要らない方は無料で(ディーラーによるかも)剥がすこともできるそうです。

かわいくもあり、曲線美もあり、固まり感や力強さがあり、フランス車ならではの練り込まれたデザイン性を感じます。クロームメッキや柔らかな輝きを放つシルバーの加飾、陰影のあるツートンブラック仕様の17インチホイールなど、エレガントな一面もあり、男女問わず人気が出ているというのも頷けます。

乗り味はミッションで変わる

プジョー自体が女性のドライバー比率が高いとのことですが、2008に限ってはミッションのデキの悪さから女性ユーザーから敬遠されていたそうです。

2016年の3月に追加されたコンベンショナルな6ATになってからは、乗り心地が良くなったと評判だそうで、2016年5月現在ではソリッド系のホワイト以外は3か月ほどの納車待ちになっているそうです。

乗り心地はオートマ関係ないんじゃ・・と思わなくもないですが、女性の一般ドライバーからするとセミオートマチックでギクシャク前後に揺すられるのは乗り心地が悪いということになるそうです。そういった面では6速ATのデキはスポーティな変速ではないですが、滑らかな加速感と乗り心地に一役買っていると思います。

続きます。

プジョー2008 猫足のデキは? 試乗インプレ②

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