スポーツスターは疲れやすいの?ハーレーのエントリーモデルと言われがちではあるけども・・・
883 パパサンの愛称で日本でも人気のハーレーダビットソンのスポーツスターシリーズ。
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50年以上の歴史を持ち、毎年のようにマイナーチェンジを繰り返してブラッシュアップしています。
派生車種も多く、ノーマルでありながらカスタムしてあるようなきらびやかなビレットパーツ多めのモデルもあれば、艶消しでマットなモデルもあったりと、個性を選べるのもよいですね。
2016年型はアイアン、ローダウンなどラインナップの変更がありましたが、小変更が多くて記事にするのが難しいですね。
今回はベーシックなスポーツスター883と1200として試乗した印象をまとめたいと思います。
気になったらお店で実車を見つつ、ハーレーマニアの店員さんに熱く語ってもらうと良いでしょう。
できればブーツを履いて行って試乗もしましょう。
ハーレーの中ではキビキビ走る部類に入りはしますが、それでも乗り心地やエンジン振動はハードです。
一概に1200がいいとか883がいいとかは言いきれませんが、高速道路をハイペースで走るなら1200、街乗りが多めであれば883をオススメします。
高速走行の場合はエンジンの回転数を抑えることのできる1200の方が有利であり、追い越し車線を走行する時にも余裕があります。
883でも高速道路を走るのに問題はありませんが、長距離移動の際に振動などの面で疲労具合が変わるのではないかと思うので、あえてわかりやすく優劣をつける形で説明しました。
883でも街乗りから高速まで対応できるのは変わりなく、過不足はなく、1200に比べ40万円前後お安いのは魅力です。
ハーレーの肝と言える部分の振動ですが、スポーツスターシリーズでも結構ビートが効いています。
ローダウン仕様だと特にサスストロークも少なく色んな面でダイレクトで、人によっては不得手が有るかもしれませんので、見た目だけでなく、試乗するのを本当にオススめします。
個人的にはエンジンの振動や鼓動は好感を持てましたが、サスに関しては腰や首に来そうだな・・・と改善の余地があるように思いました。
リアタイヤの空気圧を落とす(リジット車、バイクのローダウンモデルでよくある対処方)などありますが、走行性能的にはストリート750の方が全体的にスマートかと思いました。
ハーレーの取扱店では週末の試乗イベントを頻繁に開催していると思うので、気負わず恥ずかしがらずにジャンジャン乗りましょう。
スポーツスターやストリート750などがエントリーモデルとして軽くて小さく値段も安いですが、この2台を乗り比べるだけでもだいぶ個性が違うことが実感できると思います。
ちなみに新車価格に関しては883が1,060,000~ 1200が1,460,000~と差額は40万円くらいです。
ハーレーは新車をカスタムしてから納車する方が多いそうです。
値引きはあまりありませんが、オプションサービスが多いそうで、1200であれば10~20万分のカスタムパーツがつくこともよくあるとか。
中古車価格はばらつきがありますが、ハーレーの販売店であればその販売店で乗り換えでオーナーの履歴やカスタムの個所がよくわかるものもあるとのことで、値段以上にお得なものがあるかもしれません。
大型免許取得のサポートなどもハーレーは力を入れてやっているので、これから大型取る予定の人も、一度足を運んでみてもいいかもしれません。
ラフにカジュアルに乗ってもサマになるアメリカンですが、ハーレーに乗るとなると、ダサい格好で乗るわけにはいきません。
ハーレーのブランドパワーがファッションの一部となるので、おしゃれして楽しみたいバイクです。