ハーレーダビッドソンのストリート750試乗
ハーレーの提案するアーバンクルーザーの新しい形、ストリート750に乗ってきました。
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今回はXL1200と883にも試乗しましたが、かなり乗り味が違います。
スポーツスターファミリーは排気量はビッグアメリカンというほど大きくはないのかもしれませんが、スピードに対する音や振動はアメリカンとしての色が濃いです。
対してストリート750は設計が新しい水冷750ccのSOHC4バルブ・挟角60度Vツインということもあってか、音も振動もジェントルで扱いやすさが前面にあるように感じました。
ストリート750はシートが分厚く幅広く、乗り心地もマイルド、エンジンも回すとスムーズで癖なく扱いやすいです。
サイズは全長×全幅×全高:2,225×820×1,060mm、シート高:709mm 長く低いですが、ハーレーの中ではコンパクト。
あくまでハーレーの中では、と言ったところで、一般的なバイクに比べれば十分に堂々たる大きさではあります。
ハーレー最軽量となる230kg、シートの低さと相まって取り回しは苦ではない部類に入るかと思います。
伝統的なラインナップの中で、2002年のV-ROD以来となる完全新設計のモデルということで、2015年3月ごろに日本に導入開始されています。
スポーツスターのVツインは設計が古く、トラブルも起こりやすいとか・・・
750は新しいからどんなトラブルが起こるか未知とか・・・
どっちにせよ多少のトラブルは覚悟してね~と販売の方に言われてしまった…
実際のところ、補機類や電装部品、サス、クラッチ、ブレーキなどの部品に日本製のものが使われているとかで、マイナートラブルはかなり減少しているとのことです。
1980~1990年代以降に壊れやすかった部分を日本製のパーツにリプレイスしてトラブルは激減したそうです。
値段はビビッドブラックが税込85万円~、ブラックデニムとファイヤーレッドが税込87万2千円~
新しいユーザーを取り込もうとする意欲を感じるバイクです。オプションは少しずつアイテムを増やしていっているとのことで、いくらかカスタムを施した状態で納車する方が多いそうで、本体の値引きではなくオプションとのまとめで値引きに応じるかどうか、といったところのようです。
個人的にはスクリーンとサドルバッグを着ければツーリングにいいバイクかな?と思いました。
ゴツいアメリカンをお求めでなければ良い選択肢になり得るかも、と言ったところで、あくまでハーレーに乗りたい!ではなく、ストリート750に乗りたい!的な人のハーレーだと思います。