インバウンドで外免切り替えの簡素化?弊害で中国人観光客事故が顕著に
外免切り替えとは
外国等の行政庁等が発行した有効な運転免許証(外国免許証)をお持ちの方は、運転免許試験の一部を免除して、その外国免許証で運転することができる車を運転するための日本の運転免許(第一種免許に限る。) を取得する手続きを申請することができます。
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これを一般的に外免切り替えという通称で呼びます。
いわゆる外国人が試験を受けて日本の免許も取得できるというもの。
中国人観光客による事故の報道も多く、日本の国際免許があまりにも簡単に手に入るのでは?と疑問の声が大きくなっています。
中国人に狙われる日本の免許
ここ最近特に中国人が日本の免許を狙っているといいます。それ目的に渡航してくる人もいるとかね。
中国の自動車免許単体では国際免許として有効ではなく、10カ国程度の国(制限付きで米・独・英など)でしか運転できません。
日本において外免切り替えを行い日本の自動車免許を取得すると、ジュネーブ条約に加盟している国際免許が手に入ることになり、100カ国程度で運転が可能に。国によってはすぐに運転できるわけではなくとも、免除となる項目が多く日本の免許を取ると中国人に取ってはメリットが大きいと言うことです。
https://www.fnn.jp/articles/-/775512
ホテルの住所で免許が取れるワケ
外国の免許を日本の免許に切り替えるには要件がありますが、かなりハードルは低め。
住所はホテルで取れる・・・とも言います。
住所は住民票など必要なく、宿泊先が発行する宿泊証明書を提示することで、日本の免許を取得可能。正確な表現としては、滞在先における一時帰国(滞在)証明書と証明者の住所等が確認できる身分証明書の写しも提出してください。寄宿先の世帯主による証明書(証明者の住所を確認できる身分証明書(運転免許証等)の写しを添付)等を提出でも可です。
運転免許センターで知識や技能を確認し、合格すれば日本の運転免許証を取得できるとされており、その問題数が10問程度とのこと。2択問題で7割の正答でよいとのことで、日本人の通常の試験よりもかなり簡素化されています。前提としては自国で交通許育を受けて免許と運転スキルを持っているということがあっての10問程度というけれどもね、国によっては制限を設けないと危険な事故は増えるかもしれません。
外国語対応などの簡易化
日本におけるインバウンド需要の高まりは2010年代頃から。そのころから外国人観光客による日本の自動車免許切り替え・外免切り替えの緩和・簡素化が始まったと言われています。長野や北海道などスノーリゾート地に長期滞在する者でスキーを楽しむ外国人観光客の移動手段としての外免切り替えがスタートとかね。
外免切り替えの案内・試験問題や解説などの外国語対応がスタートしたのは2000年代中盤から2010年頃からですかね。街・駅の看板にも外国語併記が増えだした頃です。
2023年9月にも、外国の免許から日本免許への切り替えに、多大な時間を要していることから、警察庁から通達が発出され、日本語が十分に理解できない申請者に手早く対応するため、自動翻訳機や音声翻訳アプリの導入や、手続きにかかる所要日数の公表などが要請されているなど、国土交通省による(事実上の)緩和が進んでいる感じです。(国土交通省管轄、公明党が元凶とも言われていますが・・・)
ただ、中国人・観光客による悲惨な事故も増えるなど、悪手であったし弊害も出てきています。
中国人による悲惨な事故も増えた
中国人が一方通行の路地を100キロ超で逆走&日本人を死なせた事件、「危険運転」と認められないなど、外国籍の犯罪者に対しての厳罰適用に対して疑問の声も増えていますね。
外国人による日本における交通事故の増加、日本で免許を切り替えた外国人がまた別の国で重大事故を起こすなどすると、日本の免許の価値を毀損することになります。
海外で日本人の免許更新が簡単なのは、「日本の免許証への信頼が厚いから」だったのに、今のままで規制が強化されなければ日本の免許の価値が下がることになります。
悪質な運転者愛艇に自衛するのも難しいのですが、自動車保険任意保険に入って弁護士特約を付けるとかで事後処理への不安の軽減は可能かしら。
法改正や規制など、国交省が動くように声を上げ、投票に行って日本が変わるように働きかけたいものですね。
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