交通違反反則金（放置違反金）の滞納と財産差し押さえの流れ・マイナンバーカード紐付け口座がやられてブラックリストになるのか

とある違反金で財産差し押さえのケースのお話を聞く機会がありました。

駐車違反反則金・放置違反金の一年以上の払い忘れどころでなく、意図的な罰金の支払い期限切れとなったケース。

マイナンバーカードに口座紐づけてて、しかも新規に借り入れやローンも予定してて違反金滞納で差し押さえを食らったらどうなるのか？

9000円を滞納が始まりだったらしい

今回事例・実録として紹介するのは、知人が交通違反反則金を支払わず財産差し押さえまで行った件について、その流れと気になるポイントの解説です。

まず違反については、駐車禁止の違反での罰金がスタートです。

駐車違反の処理は、運転者が警察署に出頭して反則金を納付し、交通違反の違反点数の処分を受けるのが原則ですが、これをする人は少なく、その後の違反金を払って、いわゆる免許の違反点数は引かれないけど罰金だけは払う、で処理する人が多いでしょう。

運転者・又は所有者が警察に出頭しない場合は、車の使用者・所有者に「放置違反金の仮納付書（納付書）」と「弁明通知書」が送付され、指定された期限内に放置違反金を納付すれば、処分は終了となるパターンですね。

今回聞いた事例では、バイクで放置違反9000円となったケース。

車検のない排気量のバイクだし、反則金を納付しないでも支障はないと払わなかったそうですが…
実際にはオーナーさん曰く車道に接した自宅私有地敷地内に停めてて切符切られた…とか？で払いたくなかったとか。バイクにも張り紙無くて郵送での仮納付書が来て知ったとかね。警察署に問い合わせて登記・公図を見せて説明したけど『警察官が現認した』の一点張りで覆らず払わなかった的な個別の事情（というか心情面が強め）もあるようではあります。

ふつうに、放置違反金の仮納付書で払っておきましょうってのが基本ルールであることは覚えておきましょう。放置違反金を払っておかないと車検を通せないなどの重大な局面で手間と費用が掛かるので要注意です。

督促のペース

違反をしてから、おおよそ3年程度は半年に一回くらいは督促が来ていたとのこと。

支払い用紙を定期的に送ってくるそうで、払込詐欺のようなものでかなり怪しい支払い用紙。身に覚えのない請求のように思えるような封筒で来るようです。

ここで払っていたのであれば延滞や差押にまで発展はしないので、普通は払うでしょうかね。

差し押さえ実行の期日

違反から差し押さえまで、滞納してから凡そですが3年～3年半程度だったとのことでした。

督促が終わって、差し押さえ実行した、との郵送が来た流れのようですね。

延滞額・利子はどんだけボラれたのか

国の定める支払いの滞納に掛かる延滞税、年「14.6パーセント」と「延滞税特例基準割合+7.3パーセント」のいずれか低い割合とされ、もともとの納期元から2カ月まではもっと軽減された税率が課されます。

9000円の違反金を3年放置していくらまで利子が膨らんだのか…

9000円に5100円が点いており、1.5倍を超える金額に膨れ上がっていますね。

この延滞税を差し押さえられて強制徴収された方の捨て台詞としては、株取引で回していれば1.5倍くらいいけるで！9000円払わず投資してたらプラマイZEROや！って・・・　←早く払ってれば利息分運用益目指さず損をしなかったのでは？と思いますが、まぁ、考え方の問題ですし、そもそも納得いかなくて払わなかったってだけがスタートだったと思うので何とも言えません。

3年で1.5倍以上と中々のボラレ具合ですが、ちょくちょく督促の郵送来てたことを考慮すると事務手数は掛かっており、まぁ、当然の請求額でもあるように思います。

何をどうしてそこの差し押さえ？ブラックリスト載るの？などなど…詳細は以下の次ページ（2ページ目）でチェック！