輸入ミドルスクーター要らずか?XMAX250試乗インプレ②

凝縮感のあるデザイン

見た目のサイズ感の良さはデザインのバランスの良さから。


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XMAX250はデザインの妙でコンパクトさを感じさせつつ、TMAX風に走りを予感させ、ラグジュアリーよりもスポーティに走るヨーロピアンミドルスクーター風です。

試乗インプレッション①からの続きです。

そこそこスポーティに

走りの質感についてはコーナリングで爽快感を感じるには物足りない部分もありますが、それでも過去のビッグスクーターの走りよりかは1歩先のステージに行っているとは思います。

TMAXを筆頭にマキシスクーターの走りが高次元化しているのもあるので、それに比べるとまだまだ進化の余地があるとは感じるってところです。

個人的にはリアタイアの14インチの15インチ化のほうがバランスが良くなりそうな気がします。フロントのディスクももう少し大径でペータルディスクを採用してほしいかなってところ。

しかし、バイクとしての機能面の進化はすさまじい。

メーター周りなんかこれ単体で見たら100万以上するバイクのメーター周りとそん色ない。

良く言うと所有欲を満たしてくれるレベルだと思います。


トラクションコントロールであったり、ABSであったり、スロットルバイワイヤの採用であったり、装備としても現代的なものを取り入れており、走りの質感を高めようとしている努力を感じます。

これからのビグスクのスタンダードになっていくであろう、リーディングランナーとも言えそう。


スクリーンも現代的でセンターに空気の抜けるダクトがある。

整流効果を高める工夫であり、アフリカツインなどの立ち気味のスクリーンを採用する車種などでもよく見かけたりします。

高速走行時の快適性が高く、エンジンのキャパ以外では高速走行も難なくこなせると言えます。

150㏄クラスのマジェスティSよりかは余裕がありますが、100㎞/hを超える領域では250㏄単気筒なりの限界が垣間見えますが、それ以外はキャパシティーがある。

収納とシガー電源と


フロントの小物入れはフロントカウル部分のデザインとのトレードオフで大きくはないけども、実用的でシガーソケットなどの電源供給もあり、現代的。カバー部分のステッチ風のデザインと言い、モダンでクラスを超えた質感です。

灯火類はLEDで、テールランプの光からすらイマドキって感じがします。

テールがややかち上がったデザインなのと、高い位置でのランプの輝きで後続車からも見やすく好感が持てます。

無理に社外品にカスタムをしないでもいいような、完成された仕上がりと言えそうです。

ビッグスクーターのカスタムでテールランプユニットの交換は定番のカスタムメニューでしたが、XMAXは必要なさそうな感じ。


日本車でありながら、日本の街並みではけっこうデザイン性が高く注目度も高そうな雰囲気。

ブームが去ったからこそ、あえてビッグスクーターを実用的なモビリティとして活用するのも合理的でいいかも。

個性を主張するライダーには輸入バイク、ヨーロピアンなスクーターなども選択肢に挙がってきそうですが、XMAXは価格、走行性能、実用性、そしてデザイン性とのバランスで積極的に選ぶべきスクーターと言えるかもしれません。

デザインとバランスの良さと

台湾やイタリア製の200㏄、250㏄、300㏄、350㏄といった幅広いラインナップの中でも埋もれない個性がXMAXにはある。

いやぁ、いろんな角度から見ても、結構かっこいいね。実物もかなりいい。

高速クルージング性能が高ければマルチに何でもこなせるモビリティとして、躍進しそうな感じです。

そこまでいくと排気量大きいバイクの需要を食ってしまう感じになっちゃいますが、そういうことが起こりそうなポテンシャルを持っているかも?

高速をガンガン、そしてスポーツライディングをオートマで!であればTMAX、街乗り通勤快速をワンランク上の走りで!となるとXMAXと言ったところでしょうか。

2018年現在であれば中古で3~5年落ちの割安なTMAXを買うか、新車でXMAXか、

同じくらいの乗り出し価格となりそうなところ。65~70万であればいろんな選択肢もあります。ベストなバイクライフをゴーイングオンする参考にすこしでもなればと思います。

カスタムでバイクはもっと楽しく便利になる。自分好みに仕上げるにはやはり多少のカスタムは必要ですかね。

各種スクーター系の試乗インプレも参考になればと思います。

このSはショートかスポーツか?マジェスティS 150クラススクーター試乗記①

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