ライズは安いだけではない?売れているSUV試乗インプレ①

安いクルマなりだけど

はっきり言って安っぽいクルマだけど、流行りのSUVの形でちょっと四角くて角ばってて中は広くてそれなりに走って安くて・・というのがライズの印象でしょうか。


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売れ筋のコンパクトSUV、トヨタライズについて、試乗インプレッションとしてブログで解説していきたいと思います。

デザインとサイズ感

形は直線基調でキリっとカッコよい造形です。


全長×全幅×全高 :3995×1695×1620mm となっており、かなりコンパクトな5ナンバーSUV。

兄弟車にダイハツのロッキーがあり、フロント周りを中心に少しデザインを変えているだけの関係です。


スクエアなボディはSUV的なタフさ、武骨さをデザインとして備えています。

トヨタのヒエラルキーの中の中位~上位車種たるRAV-4(ラブフォー)にデザインを寄せたというのもワイルド&タフなイメージを醸成するのに一役買っているように思います。

実際のオフロード性能は高いわけではなく、街乗り仕様という感じですが、イメージ戦略であえてのワイルド系、下手にスタイリッシュさを狙っていくよりもウケが良いようです。


トレンドにのってツートンカラールーフ仕様もラインナップしています。

オプションで77,000円ですが、けっこう人気があるようです。

扱いやすいサイズ感、ワイルドだけど街乗り向きの流行のSUVスタイル、小ジャレて見えるツートン、売れる要素が結構ありますね。

軽快かつパワフルな走り出し

走りに関しては、1リッターターボのみのラインナップ×1トン程度の見た目の割に軽量な車体と相まって、けっこう出足は良い。

はっきり言ってヤリスクロスのハイブリッドモデルよりも遥かにパワフルに感じます。

ただね、出足だけは良い。発進から50キロくらいまで少し速度を乗せるくらいの速度域ではかなり軽快に活発に走りますが・・・

そこからの伸びであったり、高速での合流や追い越し加速に関しては、思いの外速度がついてこない感覚があります。

1リッターの限界は早く訪れる印象。巡行に関してはCVTのセッティング的に粛々とこなせますが、踏み増した時のレスポンスやパンチはイマイチと評しておきます。軽のターボの印象に近いのかな?とも。



燃費に関してはカタログ燃費はあてにならないのはいつものことながら、街乗りで12㎞/L前後、高速乗ったり郊外路では18㎞/Lくらいの感じです。

峠道ではターボの立ち上がりに不満を覚えつつ、燃費も悪化する、となるとあまりレスポンスと効率の良いパワーユニットとは言えないかも。

人数の変化(積載重量)でもすこし力不足を感じるし、燃費の悪化もあるかな、といったところです。

やはり軽自動車の延長のように感じる部分がありますね。

ハンドリングはけっこう良い

Zグレードの195幅の17インチアルミのモデルの試乗でしたが、乗り心地は平均的、コーナリングもそれなりにハンドルを回した通りに走るかな、と思います。

速度によってハンドルのアシストパワーが変わるのか?というのを感じますが、街乗りでも高速でもハンドリングに関しては不満を覚えませんでした。

足回りのセッティングはやや硬めかな?と思いますが、3人乗車くらいだとむしろ丁度良いようにも感じました。

初期ロットよりもサスの硬さ・乗り心地は改善されている可能性もありそうです。

トヨタはニューモデル新型登場時には、少しスポーティアピールとかで初期ハードという事があったりします。

静粛性に関しては、軽自動車並みではありません。

しっかりとコンパクトカーレベルを超えてきているかなとは思います。

実際のところ、価格帯が若干上のヤリスクロスとはあまりかわらないくらいには静かです。

風切り音やロードノイズも車格や価格帯を考えれば頑張っているように感じます。

遮音材などのバランス、内張りなどの具合から速度を上げた時にはリアシートが若干うるささを感じやすいかもしれません。

ルーミー・タンク・トール・ジャスティとかと比べて

兄弟車種という表現が正しいかはわかりませんが、同じような排気量のターボエンジンと車両重量のルーミーと比べても走り全般アップグレードモデルという感じがします。

ルーミーは室内の居住性とスライドドアによる乗り降りの容易さ、車内で過ごす時間(車を停めて過ごすとか)においてのアドバンテージがありますが、それ以外の面ではライズの方が多くの面で勝っています。

SUVとプチバンとで比較する人も多くないのかもしれませんが、多分多くの人にとってライズの方が満足度が高いように思いますね。

安くて値引きも有ればこれで十分と思えるかも

魅力が安いだけではないですが、基本的には200万円以下の車体価格で流行りのSUVの形でちょっと四角くて角ばってて中は広くてそれなりに走ってってのが美点(2回目)

残念な点は、走りの物足りなさが少し(中速からの加速とか)、燃費のイマイチさ、全体的な質感(インテリア中心に)の安っぽさ。


トータルでは値段は高くないし多少の残念な点に目をつむれる程度に納得感のある車かと思います。

選ぶ理由も安いしSUVでスタイルが気に入ればこれで十分と思える人も多いようにも思います。

そして・・・

2021年2月末時点では・・・
すごい値引きが効く!! というのを美点に追加しておきます。

3月末までの納車という条件もあったり決算という目先の理由ももちろんありますが、ヤリスクロスの登場で人気がそちらに集中し(納期・納車まで5~7か月待ちとか)、売れ行きの鈍化したライズやCH-Rのテコ入れがある、という事情もあるようです。

ライズに関しては車体で20万程度 + 26万のナビサービスなどがあるようです。

200万円前後の車種にしてはかなり攻めた値引きですね。

さらに捕捉するなら人気的には落ち目のCH-Rについては40~50万位は容易に値引きが出来るとか。

ヤリスクロスが人気過ぎて納期掛かっちゃうから、その上のグレードのモデルと下のランクのモデル両方ともガッツリ値引きして決算期に売り切りたいらしい。

2021年4月にはホンダから新型ヴェゼル(CX-ハリアーについてはこちら)も出て来ちゃうし、その前にコンパクトSUVの需要をトヨタの豊富なSUVラインナップで囲い込みしたいらしい。

もちろん、ライズもCH-Rも評判の悪いモデルではありませんが、人気的に落ち目なモデルを当てがってその場をつなごう、というのはイマイチよろしくないような気がしなくもない。

ライズの完成度は安い中ではバランス感の良いモデルでコスパも高いのは間違いありません。

ただ人気なのはヤリスクロスで、売れ筋はバトンタッチしようとしているので、少し辛口な評価と共に、ヤリスクロスとの比較試乗をされるのをお薦めしたいところです。値段的にかぶるところあるしね。
値引き交渉は積極的に!!


試乗インプレ② へと続きます。

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

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タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

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