プチプラドを目指したRAV4(2019)はアドベンチャー出来るか?
復活、すぐ大ヒット
まさかのオフロードイメージを前面に出しての復活を遂げた、新型RAV4。
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納車まで半年前後と、大人気です。ホンダのCR-Vはラグジュアリー気味であるのに対し、トヨタとしてはハリアーやCH-Rなどのシティ派SUVとバッティングしないオフロード推しとのことで日本導入が決まり、そしてアウトドアのアクティビティーを楽しむ人向けのマーケティングを展開し成功したようです。
オフロードイメージで売り分け
イメージ戦略を重視し、泥や砂の中を走り回るネット広告とTVCM、動画配信などでうまくマッチさせることが出来たとのこと。
ちなみに、自動車関係の試乗インプレなどを掲載のネットメディアではサムネ画像にはなるべくオフロード走行の画像を入れるように指示が出ているとかいないとか・・??
若年層に受けるグレードとしてはアドベンチャーグレードが有り、内外装ともに少し華がありつつも、価格的には320万円ほど。
そして値引きや乗り出しなど価格を調整して350万程度に抑えつつ、残価設定ローンとKINTOなどの月々の負担の少ない所有の方法を提案し、若い世代にも頑張れば届く、というラインを用意しています。
実車をチェックし、試乗したので簡単にブログでご紹介したいと思います。
扱いやすく実用的
車体サイズは全長×全幅×全高=4610×1865×1690mmです。
フォレスターやCR-Vと近いサイズ感で、重量もこのクラスとしては普通とも言える1630kg前後。エンジンは2リッターNAで171PSと平凡なスペックで、燃費も15.2km/とこれまたほとんどライバルと似たり寄ったり。
ハイブリッドモデルはシステム出力は200馬力を超え、燃費も20を超え、これまたCR-Vのハイブリッドと近しいスペック。
ではどこでCR-Vと明暗を分けたのか・・
内装と値段,そしてプラドと言う兄貴分の威光ですね。
正直CR-Vは要らん小さいナビ標準で価格は320万円~ となっていますが、RAV4は265万円~とけっこう差がある印象です。
もちろん、7人乗りの設定や、インテリアパネルの質感などはCR-Vの方が高級感やちょっとイイモノ感がありますが、そこじゃない、ってところで差が付いた感じです。
ハリアーというシティ派ラグジュアリーのネームバリューや良く走るフォレスター、コンパクトなCH-Rやヴェゼルなどとの差別化で、CR-Vは失敗し、RAV4は成功した、という印象です。ラブフォーと言う旧いモデルネームのリバイバルに成功してます。
室内空間全般的に華は無くとも、スクエアで広い荷室の実用性の高さとかが強み。
プラドのエッセンス風のデザイン
外観デザインもランドクルーザープラドと関連性を持たせたり、本格的なオフロード走行性能のアピールなどは通ずるところがあり、プラドの高級なイメージを利用した部分もあると思います。
プラド
RAV4 エアロ付き
プラドエアロ付き
どれもカッコよく、トヨタ車イケてるーってイメージを作っているような感じですね。
ネットでの画像を見るとCH-Rと似てるなぁと思ってましたが、個人的には実車を見たらプラドっぽい部分もあるな、と思いました。
ラブフォーのインテリア
内装はアドベンチャー(Adventure)グレードであればアクセントのカラーと少し明るめのインテリアで華があります。
シエンタ的なアクセントカラーの上手な活かし方で素材はプラスチック感丸出しでも、コーディネートとして上手な感じです。
ただ、無印の廉価グレードだと結構地味。
シンプルで良いと言えばいいですが、少し安っぽくも見えます。
シートも無難なつくりです。
ホールド感も普通、たぶんシートの出来ならフォレスターやCX-5の方が良いと思います。
個人的にはリアシートリクライニングの角度が中々に倒れてくつろげる感じが出せているのかなぁと思います。
シート自体は平板ですが、角度が良く、展示車見た人にさりげなくアピールできる感じがあります。
荷室が地面からの高さがありますが、広く感じる視覚的なまとまりがあるように感じます。
物理的な限界はミニバンに勝てなくとも、印象としては結構広く見えます。
RAV4の走り
足回りはアドベンチャーでは235/55R19という中々にかっこよくワイルドなアルミのサイズで、乗り心地を優先したと思しきサスとの相性も良く、ロードノイズやボディの振動音などもそこそこ抑えられています。
コーナーを楽しめるといううたい文句のダイナミックトルクベクタリングAWDの性能は正直イマイチです。
電子制御に頼らずとももっとキビキビ走るスバルフォレスターのようなSUVは他にもたくさんあるので、走りは平凡な印象です。
ランドローバーなどにもよくあるマルチテレインセレクトなるものも備わり、オフロード感の演出だけでなく、本格的なSUV=ランクルとの関連性も見え隠れしてグッドです。
走破性が上がる装備は試す機会はありませんでしたが、安心感を高める装備として良いと思います。
売れ筋のアドベンチャーグレードは319万5500円~となっており、プラドよりも100万円以上は安く、本格っぽいSUVが手に入る、と言うのが人気の秘密でしょうか。
当たり前ですが、車格も大きく走りの性能が高いランドクルーザープラドに対して、取り回しはしやすく燃費性能もプラドほど悪くもないため、扱える・身の丈にあったSUVとしての印象もプラスに働いている部分かと思います。
装備やオプション
セーフティセンスなどの装備は当然として、安全装備系や快適装備系のものとしては、踏み間違い関係のミスを多少はリカバーするインテリジェントクリアランスソナー(2万8600円)リアクロストラフィックオートブレーキ<パーキングサポートブレーキ[後方接近車両]+[BSM]ブラインドスポットモニター>(6万8200円)などはお薦めしたいところ。高齢者だけでなく、運転に不慣れな若者もこういう装備は積極的に選んでいただきたいですね。
スマートキーを持って足でリアゲートをオープンできるハンズフリーパワーバックドア(8万1400円)もアウトドア好きであったり、ホームセンターや業務スーパーで買い物したりで荷物の出し入れが多かったりする場合は重宝します。イメージとしては週2~3回ラゲッジを開けることがあればあった方が良いそうです。
T-Connectナビ 9インチモデル(24万4200円)を筆頭にエントリーモデルでは(8万9100円)からナビの設定がありますが、カローラツーリングなどでディプレイが標準となるとなんだか微妙な価格設定です。
スマホとのリンクで使おうとしても、最低でもエントリーナビが必要になりますが、個人的にはオートバックスなどのカー用品店で後付けした方が性能もコストも手ごろに出来ると感じます。
一応4WDをウリにしていますが、最安値のグレードはFFだったりします。なるべく安く、四駆が必要なければ、RAV4という見た目を手に入れるならそれもあり。
アグレッシブなデザインで攻めているように見せて、中身は無難な感じでまとめられています。
安全装備の充実などを含めて、人気があってカッコいいから選んだ、となっても後悔はしないモデルでしょう。
試乗したり、展示車を見て、こういうクルマ良いなぁ~と思ったら、同じような価格帯、サイズの他のSUVとも比較しても面白いかもしれません。
走りの良さならフォレスターとか、ディーせるならCX-5、7人乗りならCR-VやCX-8もある、と選択肢が広がると車選びはもっと楽しいはずです。
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。
査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね
ナビクル車査定ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!
一発入札&競りオークションの事例はコチラ