これでもソフトになったのか・・ヴェゼルハイブリッドRS試乗記短評
マイナーチェンジを繰り返し、かなりソフトに足回りをチューングしてきているらしいが・・
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これでホントにソフトに変わったんだろうか?と思うホンダのヴェゼル。
2018年モデルヴェゼルに乗ってみて
2016年モデルのハイブリッド、2018年HYBRID RS Honda SENSINGモデルに乗る機会があったので、試乗インプレとしてまとめていきたいと思います。
まずこの車、スタイリングが良い。フィットのSUV版でありながら、ホンダっぽいフロントのデザインでありながら、なぜかコレだけはハズレにはならなかった希少なデザイン。根本的にはフィットっぽいけども、よくぞここまで売れようもんだと評価したいですね。
ベース車のフィットが度重なるリコールでブランドの価値を失墜させながらも、ヴェゼルだけはなぜか影響を受けず。
ホンダ顔にダウンサイジングターボにした5代目ステップワゴンは販売ズッコケマイチェンで事実上のスパーダ顔に、でもヴェゼルはキープコンセプトで3年連続SUV販売台数年間トップに・・よくぞここまでヴェゼルは売れたものだとちょっとしたデザインやネーミングの力、誉めてあげたいですね。
走りに関しては、1.5リッターに7速DCTにハイブリッドの組合せ・フィットでリコールの嵐のようなユニットですが、乗ってみて走らせても普通にパワフルで静かです。
ただ、ワーゲンのDSGと同様、低速時の変速やショック、微妙な振動などのマナーは完ぺきとはいいがたい。
ただそういう挙動の異常はたまにしか起きず、気にするほどでもないのかもしれない。
そんなクレームなど、どこ吹く風で売れるのだから、商売とは読めないものだ。
ミッション由来のギクシャク感は、ダイレクトなタイプの変速機ではよく起こると考えて、スポーティということでポジティブに捉えていいでしょう。
ちなにみホンダのバイクでは1.8リッターの水平対向6気筒に7速DCTを組み合わせたゴールドウイングというフラッグシップモデルがあったりするなど、次世代のギアシフトとしてDCT=デュアルクラッチトランスミッションを推しているのだなと思います。
ヴェゼルの弱点は乗り心地
ただね、問題は乗り心地ですよね。
2016年型のヴェゼルに乗った感想では、正直この車ヤバイな、と思いました。
カーブの途中のギャップとか、車が吹っ飛んでいくんじゃないかと思うほど跳ねます。
近年まれにみるスタビリティの悪さ。
良路ではピタッとラインをトレースできる設定なのでしょうが、こと公道でいろんな路面状態のあるものを到底想定したとは思えない謎のツッパリ感と硬さ。
リジットなんじゃないかと思うくらい、固いサスが仕事をしていないと驚愕の足回りです。
こりゃあマイナーチェンジで相当手直しされるだろうな・・と。
スポーティだとポジティブ変換も出来なくもないけど、けっこうやりすぎかな・・って。
2018年モデルでは当然そういった硬い足回りへの不満や苦情を直すようにフィードバックがあったりしますが、やはりそれでも硬め。
比べて乗ると明らかに2018年マイナーチェンジモデルが進化しているのはわかりますが、CH-RやCX-3とかと比べたりすると、明らかに劣る乗り心地。
あっ、ヴェゼルってやっぱ普通じゃないや、と悟るレベルだと思います。
でも、きっと、この室内の広さ感でCH-RやCX-3を軽く逆転しちゃうんだろうなってくらい、室内にゆとりがあります。
フィットのコンパクトカー離れした室内の広々感を、3ナンバーのボディによって少しスープアップし、正直なところ、CX-5よりも広い?と感じるくらいです。
それだけで人気を取れるわけではないでしょうが、でも人気の大きな要因であることも確か。
全長(㎜)/全幅(㎜)/全高(㎜)4.340 / 1.770 / 1.605 全高は機械式駐車場に収まらない高さがあり、全幅も1770㎜とそこそこワイド。
そのワイドさがフィットよりもちょっと広い感じに仕上がっている秘訣と言えるかも。
インテリアに関しては、オーソドックスな高級感というよりもセンスの良さを出したい感じでしょうか。
シンプルで悪くない印象だと思います。
バカデカい液晶のナビが収まるほどのスペースはありませんが、8インチのインターナビで20万円前後となっていて、法外に高い設定ではないかんじでしょうか。
室内での過ごし方的には広さや荷室の性能、操作系やナビなどの装備もなんだかいい感じと言ってもいいのかな。
それがベストセラーの理由でしょうか。
フィット譲りの室内空間が評価されている
クルマが動いて無い時の、静的な部分での評価が異常に高いのかな~と思います。
反面走りで言うならばハイブリッドとDCTとのコンビでスポーティながらもギクシャク感が残るのと考えると、CH-Rのハイブリッドにはスムーズさや燃費で劣り、CX-3のパワフルさで評判のディーゼルや排気量のちょっと大きなガソリン車に後塵を拝すことになりそうかな、とも思います。
兎にも角にもスペースで圧勝。
その結果を見ると、SUVのミニバン寄りの快適性の需要が生まれつつあるのかな、と思ったりします。
値段的にもガソリンモデルでは200万円ちょっとから設定があり、ハイブリッドの上位グレードにナビを着けての乗り出しで300万ちょっとと考えると、値段的にリーズナブルにスタイリッシュで広めのコンパクトSUVが手に入るのが一番の評価ポイントなのではないかとも思います。
ホンダセンシングの機能面では全車速追従タイプの最新世代にアップデートされて無いのが残念ですが、自動ブレーキや車線維持機能などの安全装備などはそぼ全グレードで標準で設定があり、まあまあのレベルです。
納期と値引き情報・試乗は必須
現状ではヴェゼルはさほどの納車待ちにはなっておらず、グレードごとの納期の差もあまりないようではあります。
おそらく次のモデルチェンジまでは安定的な供給と販売となるでしょう。
値引きに関しても人気車種で売れ筋で在庫との兼ね合い、グレードや時期やタイミングによりますが、15~20万近く安くはできるようではあります。
室内の広さや荷室の広さ、使い勝手の良さなど、積極的に選んでも良い車種だとは思います。ですが、変速ショックや乗り心地の面で許容できるかを、しっかりと感じ取って決断しましょう。
買ってから、乗るたび揺すられて辛い・・ってころのないように!!
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
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販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
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納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
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メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
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そこで
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過去の一発競りでの事例はコチラ
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