トリシティ155を選ぶ理由とは?125と同じものと違うもの インプレ②

3輪バイクという革命

いままで無かった物を形にする、これぞ創造というやつですよ。

さらにニッチな150㏄クラスにも。前2輪の3輪バイクをこれだけメジャーなラインに育てたヤマハは頑張っています。

トリシティ125と155 ゲテモノバイクは果たしてモーターサイクルとして楽しいのか?インプレ① からの続きです。

そしてこれをサスティナビリティとして、若者のファーストバイクというチョイス、高齢化社会におけるバイクの生き永らえる道として示そうとしている意欲に賛辞を。

メジャーではないかな・・とも思いますが、カタログやメーカーの扱いの大きさ的に一応メジャーにしといてください・・

ヤマハの構想としては3輪モデルである程度の排気量ごとのカテゴリにラインナップを構築したいと考えているとのこと。

125、155、そして次はナイケンというモデルで850㏄の3気筒(要するにMT09の兄弟)という大型のカテゴリに拡充していこうとしています。

原付2種、その派生車種の高速道路対応モデル、そして大排気量スポーツ、と下と上とを作って間を後から埋めていく、といったところでしょう。

果たして3輪の大排気量スポーツが成功するか?と言えば、たぶん、販売的にはズッコケるでしょう。

でも存在することに意味のあるエピタフ(記念碑)となるモデルとして一定の評価を受けると信じたいですね。

願わくばナイケンにはホンダのDCTのオートマチックの機構を組み込むなどしてほしいですが、ホンダとヤマハの和解・提携などもまだまだそこまで組み合うことはないでしょうね・・

トリシティ155の印象


さて今回の試乗したトリシティ、正直重くてパワフルさはない、というのがまず欠点というか弱点としてあります。



マジェスティSと比べると特にそうですが、レスポンスの良さ、キビキビさ、早さを求めてはいけないバイクです。

最高速に関しても、NMAX125/155と比較したとしたら、10㎞/h以上は遅い上に、加速もかなり遅れを取るといった感じです。

60㎞/h~80㎞/hまでの到達もかなり時間がかかるというのも欠点といってもいいでしょう。

トリシティ155では、トリシティ125と比べれば幾分かパワフルに感じますが、トリ155でようやく一般的な125㏄クラスの力感といった感じでしょうか。

気持ちを切り替えて、急かされないバイクと捉えて付き合うのが良いでしょう。

ただ125㏄の2輪や大き目のバイクからの乗り換えなどでは物足りなくて大きめにアクセルを開けがちになりそうなので、アクセル開度と加速、速度が乗ってからのコントロールなどなれるまでは丁寧にGを感じながら運転しましょう。



防風効果の高いウィンドシールド・スクリーンと組み合わせると快適性が高いでしょう。

ロングツーリングでは安定感と穏やかな挙動と合わせて、スクリーンとリアボックスがあれば完成形とも言えそう。

3輪の安定感としっとりとした乗り味、快適性を求めるカスタムやオプションを組み合わせるのが良いでしょう。

価格帯が高いのもあって購入する方もやや年齢層が高め、飛ばさない人、4輪ほどには落ち着かないアクティブな大人にこそ似合うバイクだと思います。

トリシティ155のオプションやカスタム

リアボックスもダサい、と捉えるのではなくタンデムにも積載にも実用的なオトナのチョイスだということで。

個人的には47リットルのGIVIのボックスが一番似合うと思うのですが・・ヤマハのショップ的には推奨しないとか。だったら自分で買って付けちゃうよ・・と思ってしまいます。

ワイズギアでいろいろ種類はあります。

カタログ的にはリアボックスの積載の許容は39Lまでの物となっています。基本はGIVI(ジビ)のOEM品だったりします。

ショップによってはワールドウォーク製のちょっと安いトップケースの取りあつかいのある所もあるようです。

お勧めしたいトップケース。

ロングツーリング適正の高いバイクだとも思うので、大き目で幅があるほうがトリシティには似合うかなと。

47Lくらいでメットが二個入るとだいぶ使い勝手が変わるのではないか?というのがあります。


ロングツーリングへの適性も上がるし、キャンプツーリングなんかでも役に立ちます。

アマゾンでも出回っているので、安い時に当たれば購入してDIYでのカスタムにトライしてもいいかも。

番外編でルーフ:屋根付きに改造なんてものもあります。

屋根付きなら雨風しのげて、ビジネスバイク風に使うのなら、アリかも。

出前やピザデリバリーっぽくなってしまうのが屋根付きの欠点かしら。

ショップによってはセッティング対応可能な所もあるようなので問い合わせてみましょう。


スマホマウントのバーもあったりします。



店頭でも通販でもお安いほうで購入されるとよいかと。

シートの用のエアスルークッションであったり、ローシートであったり、ちょっとしたポジション補正アイテムなどもあります。

フロアの足置きスペースは2018年のモデルチェンジで125/155共通となって少し大きくなったそうです。

とは言っても狭い部類のフットスペースです。

足もとにカバンとか置いたら足の置き場が無く、ガニ股になるレベルですね。

フロントのカウルやサスペンションなどでスペースを取られ、足元の快適性は高くないです。50㏄レベル?とも言えるかも。

ローシートに変更するとひざ前の曲がりがきつくなり、フロントセクションの圧迫感をより感じやすくなるかも。注意しましょう。

125でも155でも装備やABSの設定の有無の差やカラリングの設定の相違点はあっても、ぱっと見はあまり変わらないのがメリットでありデメリットであり・・ナンバーの違いによる税金面の差や高速道路の使用可否、任意保険の範囲の違いが一番デカいですね。

カスタムの定番のマフラーもありますね。

最近では純正ショップディーラーでも、いわゆる社外マフラーへの交換対応をしてくれるところもあるようです。

マフラー交換でバイクは完成すると考えている方は納車の時に換装してもいいかもしれません。


ノーマルマフラーは静かで物足りない人には物足りないでしょう。

トリシティの今後と中古バイク情報


トリシティシリーズはまだまだ発展途上ではあり、2輪の軽快感や速さという面ではビハインドがあります。

ですが、それを補う安定性がウリ。タイヤ一輪+サス分の10㎏ちょっとの重量増、専用設計ゆえのコスト増などもありますが、視覚的な安定感と実際の安定感と、立ちごけしない・・わけではないけど・・しなさそうという心理的な安心感と、いろいろと兼ね備えて現状でも購入に至るギリギリのバランスを攻めてきています。

リターンライダーや高齢者に向いているというのは無理がある気もしますが、取り回しの重さとかも許容であり、完成度は高めだと思います。

コスパで選ぶというバイクではない、という、125㏄において異端であり、そしてこれからのバイクに変革をもたらす刺客として注目のバイクだと思います。

乗っていたらなんじゃかんじゃで、目立ちます。注目を集めるのが嫌だとデメリットになるかも。

後は一般的な駅前の駐輪場にサイズ的に入らないこともある、というのも密かなデメリットかも?

もう少し値段的に安ければ一般的になるのに・・と思いますが、中古だとそこそこ寝落ちして買いやすくなっていると思います。

(2018年3月現在)15~20万くらいというのも、新車で37~45万円と考えると割がいいかな??125㏄のモデルチェンジ前の初期モデルは足元スペースが狭めだということなので、許容できる跨ってみるのが大事になってきますね!!

このSはショートかスポーツか?マジェスティS 150クラススクーター試乗記①

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