ルーミー試乗 不足するパワーをどう考えるか?インプレ①

子育て世代に訴求するコンパクトミニバン?って括りが難しい新型コンパクトトールファミリーカー、ルーミーの1リッターターボに試乗しました。


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5人乗りスライドドアを備えたハイトワゴン、というカテゴリーになりますかね。ちなみに同時にソリオハイブリッドに乗る機会に恵まれたので、いずれ比較記事にもしてまとめたいと思います。


ファミリーが選ぶ車はセダンと言うのは遠い昔。現代の車選びはとりあえず車の背の高さとスライドドアが大事、なようで、ファミリーにおいて2人までの幼児なら軽のハイトワゴンで事足り、子供を中心に7人乗りの頻度が高ければ5ナンバートールミニバン、緊急的に年に数回6~7人乗れれば良ければシエンタ・フリードのようなコンパクトミニバン、子育てのステップアップに合わせて車のチョイスは変わりますが、実は変わった選択肢としてスズキのソリオ、ってのが売れていたりします。

5ナンバーでスライドドアを備えて背が高いけど5人乗り、少し車幅が狭くて扱いやすいと評判になり、ライバル不在の謎のカテゴリーを築いていました。


その牙城を崩すトヨタの後出しじゃんけんモデルがルーミー・タンク、ダイハツトール、スバルジャスティと言うモデル群です。


ダイハツ発、3社販売5ナンバー新型トールコンパクト→ソリオキラー 記事も参照

試乗したのはルーミーの1リッターターボモデルで色んな道を、1リッターNAはディーラーの周りを1周、といったコースでした。


まずは1リッターのNAから
パッソ・ブーンをベースに作ってスライドドア機構の追加、重量の増した車にアンダーパワーなエンジンゆえに1リッターNAモデル、正直なところ動力性能はギリギリです。スゴイうなって騒々しく走ります。

坂道の多い地域に住んでいるとしたらお勧めできないレベル。そして、これは走りが破たんしているレベルとも。

5人乗車、積載可能重量丁度くらい荷物を積んだらたぶん、走りません。マジでヤバイレベルかもしれません。

ルーフキャリアやボックスなんかは恐らく積んじゃいけない車かと思います。

子供を中心に4~5人乗るのが限界なんじゃないかと思います。1リッターのターボなしは買い物街乗り駅保育園送迎専用車、室内空間が軽自動車よりかは広いので、150万円前後~と考えれば容積あたりのコスパは悪くありませんが、走りは危険水域だと思います。

使用用途をよく考えて、家族全員乗せて試乗して購入を検討した方が良いでしょう。燃費性能も、カタログ燃費的には24.6㎞/Lとなっていますが、正直かなり乖離しそうです。注意しましょう。



逆にターボはデキが良い。

高速やバイパスの合流でアクセルを踏み込んだ時、CVT特有のエンジン回転数の先走り感はありますが、3000回転前後のパワー感は中々頼もしい。

高速道路を法定速度内で走る分には不足はなく、多少の余裕ならある感じ。2000回転前後の街乗り実用域でのトルクも十分で、7人乗りモデルのシエンタに積んでもいいんじゃないかと。

パッソモーダを上級グレードに据えるならターボと組み合わせた感じに・・とか、きっと、ホンダもこういうエンジンを作ってフリードに搭載したかったんじゃなかろうか・・と思ったり。

98馬力で、カタログ燃費は21.8㎞/Lとなっています。実質の燃費もカタログ通りとはいかないものの、ターボの方が納得がいくスペックとなっていると感じます。

NAとの価格差は+18万円くらいとなっていますが、スマートアシストが標準・足回りの前後スタビライザーの装備などによるグレードアップなども考えると実質の差額は10~12万円くらいと言ったところでしょうか?下取り時にもターボは優位になると思うので、買うならターボモデルをお勧めします。


同時に走りに定評のあるソリオ(マイルドハイブリッド・ハイブリッド)とも乗り比べしたのですが、ソリオの走りに対抗することも考えるとタンク・ルーミー・トールのターボモデルが見劣りしなくていいんじゃないかと思います。

評判の良いソリオを知らずして購入を決めるのは早計、乗り比べて比較して購入されることを検討します。


走りを楽しむのとは対極にある ルーミー試乗インプレ② に続きます。

ソリオの試乗インプレ① も良ければ参照ください。

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。

オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。

このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。

しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ナビクル車査定

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一発入札&競りオークションの事例はコチラ