旧型レクサスIS250 試乗インプレッション
ISの中古
レクサスの日本展開から早10年、中古でもかなりの台数が出回っているISシリーズ。
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ISは2013年にモデルチェンジを行っており2006年~2013年までのモデルは7年ちょっとのモデルライフを全うした旧型ということになりますね。
旧型と言えども、そのさらに前の先代モデルとなる「トヨタ・アルテッツァ」よりも価格帯は大幅に上昇、400万円~という価格設定になっていました。
それでも当時のレクサスの中では最安値のエントリーモデルでした。今回は中古ということになる知人のワンオーナー車、IS250 Version L 2007年式走行6万キロ、の試乗インプレを、記事にしたいと思います。
ISのサイズとスペック
全長×全幅×全高=4575×1795×1430mm、マークXやクラウン、GSなどと共通のプラットフォームでFRが基本、2.5リッターV6(215ps/6400rpm、26.5kgm/3800rpm)と3.5リッターV6(318ps/6400rpm、38.7kgm/4800rpm)となっていました。
デビュー当時は標準モデル、スポーティなVersion S、ラグジュアリーなVersion Lとのグレード展開がされてたそうです。
年次改良が毎年恒例で行われており、2010年に大幅なマイチェン、F SPORTSというBMWのM SPORTSまんまのグレードが追加設定されています。
IS-Fのテクノロジーをフィードバックしたスポーツグレードと言うのも、Mシリーズの~と言うBMWとまんま同じコンセプトですね。
そういうスポーツグレードはイメージアップとエアロを付ける口実、そした標準モデルとの差別化による単価アップなど、戦略としてはよくあるようです。
ライバルとして想定されているのはメルセデスベンツCクラス、BMW3シリーズ、アウディA4などのプレミアムスポーツセダンといったところです。
スポーティな走りや内装のデザイン、質感では欧州製のモデルに勝てませんが、信頼性の高さ(壊れなさ)や乗り心地の自然な柔らかさではアドバンテージがありますね。
Version Lは、最上級モデルという位置づけだったようで、どちらかというとラグジュアリーな方向での仕立てになっているようです。
2.5リッターエンジンと共に適度な乗り心地の良さと、良くも悪くも過剰でないエンジンフィールが快適性に貢献しているように感じます。
走行距離相応に足回りがヘタって柔らかい印象になっているのかもしれませんが、サス周りの異音や低級音と言ったノイズも少なく、快適な感じです。
ドイツ車的な引き締まった感じはありませんが、ハンドリングもスムーズでナチュラル、
大排気量のFスポーツはデメリットも
2006年デビュー当時のモデルの3.5リッターエンジン・Version Sにもちょこっと乗ったことはありますが、エンジンが物凄くパワフルで怒涛の加速、エンジンの回転フィールが良く、でも乗り心地があまりに硬すぎたという記憶があります。
BMWのMスポーツ並みに閉口するような乗り心地のハードさでした。
そういったハードな足回りのモデルはサスがヘタって柔らかくなるころには、サス周りのブッシュにガタがきて異音が発生したり、乗り心地の締まりがなくなったりする可能性があるので注意しましょう。
レクサスのモデルに関しては古くなってもガタがきていないのではないか?と思えるほどのデキの良さは外車に比べてあるかも。
ディーラー系中古車が良い
中古で探すとなると程度の差はあるとは思いますが、年一回の定期点検されているだけでレクサスの場合はトラブルも少ないのかな?と思います。
ディーラーで整備されていれば、ほぼトラブルフリーではないのか?と所有者談。
スポーツグレードに関しては初期のスポーツ性が中古で保証されているかというと微妙です。足回りのブッシュやアーム、ダンパーなどを交換するとなるとかなり高額なので、そこまで整備されているケースはほぼ皆無といったところのようです。
個人的に気になる点をいくつか挙げるとすれば、
・スイッチ類のレタリングがダサイ
・リアシート非常に狭い
・古くなってエンブレム以外で高級感は感じない
といったところです。内装は上質ではありますが、古臭さもあって高級車だったっぽいことはわかります。
同時期のメルセデスベンツCクラスの方がやっぱり洗練されてていいかな・・・?ワゴンもあるし、と思わなくもないです。
室内は狭く、広さだけで言えばカローラの方が広いです。クーペでドアが4枚付いているくらいに思った方が良いでしょう。
4人乗りの実用面とFRスポーツセダンの両立といえば、プラットフォームを共有するマークX・クラウンの方が室内空間も広く、値段も安く、コスパは高いと思います。
マークXやクラウンはセダン全体の人気低迷の中にあっては売れてます。
ただしシニア人気かヤンキーやDQNな人々に人気というちょっとチョイスとしては微妙な面も。
デザイン面やブランド性ではレクサスの方が洗練されてはいると思います。
長く付き合っても高い信頼性を維持していると感じるので、耐久性がレクサスの最大の強みなのではないかと思います。
中古でもそんなに大きなハズレのような個体に当たる可能性も低いのではないかと。
中古車相場的には200万円前後のモデルが台数が多いようで、人気なようです。
とりあえず2~3台実車を見てみると、グレード感や状態の良し悪しもイメージがつくようになると思うので、展示場に足を運ぶのをお勧めします。LEXUS認定中古車は割高ではありますが、保証は手厚いのでそれもオススメです。
マークXや、ちょい古のGSなどの試乗インプレなども今後UPしますね!
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。
査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね
ナビクル車査定ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!
一発入札&競りオークションの事例はコチラ