まさかの新型アルファード等納期に影響…豊田織機ディーゼル不正事件で工場稼働停止2/1まで・生産停止車種
トヨタ不正問題で多くの車種が生産停止に・・・納期への影響やオーダーカット(受注取り消し)の可能性も・・・
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豊田自動織機の試験不正の余波
2024年1月29日、業界を襲った豊田自動織機の試験不正、トヨタディーゼルゲート事件。
トヨタグループに於けるダイハツ試験不正問題で揺れる中、トヨタのクルマも排ガス・出力不正を行ってしたことが判明しました。
その背景にはダイハツ試験不正問題と同じく、短期開発などの無理なスケジュールや、規制対応の困難な数値達成開発目標などとダイハツの不祥事の構図に似ています。
ディーゼル不正エンジン
トヨタで不正ディーゼルエンジンを搭載する日本市場向け車種一覧は
商用ミニバンのハイエース
LuxurySUVランドクルーザー300系(兄弟車はLEXUS LX)
6人乗りラージVIPミニバンのグランエース
ピックアップのハイラックス
トラックダイナ
ランドクルーザープラド(現行150系国内向け生産終了)レクサスGXは兄弟車
最近特別仕様車リリースしたハイラックスさん…
これらのディーゼル不正エンジン車種で国内工場生産モデルは、
いなべ第1のハイエース
吉原第1のランクル300系
岐阜車体第1のハイエース(救急車仕様)
トヨタの生産拠点一覧は以下の通りとなっていて、工場によっては他車種にも影響
工場 | 主な事業内容・生産品目 | 完成年月 |
---|---|---|
本社工場 | 鍛造部品、ハイブリッド用部品、FC部品、シャシー部品 | 1938.11 |
元町工場 | クラウン、MIRAI、センチュリー、bZ4X、GRヤリス、GRカローラ、LC(含HEV)、RZ、C+pod、ソルテラ(スバル) | 1959.8 |
上郷工場 | エンジン | 1965.11 |
高岡工場 | カローラ(含HEV)、カローラ ツーリング(含HEV)、カローラ クロス(含HEV)、RAV4(含HEV、PHEV)、ハリアー(含HEV、PHEV) | 1966.9 |
三好工場 | 駆動関係部品、鍛造部品、エンジン関係部品 | 1968.7 |
堤工場 | クラウン、カローラ(含HEV)、カローラ スポーツ(含HEV)、プリウス(含PHEV)、カムリ(含HEV) | 1970.12 |
明知工場 | 駆動関係部品、鋳造部品 | 1973.6 |
下山工場 | エンジン、FCタンク | 1975.3 |
衣浦工場 | 駆動関係部品 | 1978.8 |
田原工場 | ランドクルーザー プラド、4Runner、IS(含HEV)、RC(含HEV)、RC F、LS(含HEV)、NX(含HEV)、GX、エンジン | 1979.1 |
貞宝工場 | 機械設備、樹脂型、鋳造型、鋳鍛型 | 1986.2 |
トヨタ自動車九州(株)*1 | ES(含HEV)、UX(含HEV、BEV)、NX(含HEV、PHEV)、RX(含HEV、PHEV)、エンジン、ハイブリッド用部品 | 1992.12 |
トヨタ自動車北海道(株)*1 | トランスミッション、駆動関係部品、鍛造部品 | 1992.10 |
トヨタ自動車東日本(株)*1 | アクア、シエンタ(含HEV)、C-HR(含HEV)、JPN TAXI、ヤリス(含HEV)、ヤリス クロス(含HEV)、カローラ アクシオ(含HEV)、カローラ フィールダー(含HEV)、教習車、エンジン、駆動関係部品、ブレーキ関係部品 | 2012.7 |
トヨタ車体(株)*1 いなべ・吉原 | ノア(含HEV)、ヴォクシー(含HEV)、ハイエース、グランエース、アルファード(含HEV)、ヴェルファイア(含HEV)、ランドクルーザー300、ランドクルーザー70、コースター、LM(含HEV)、LX、救急車 | 1945.8 |
ダイハツ工業(株)*1 | ルーミー、プロボックス(含HEV)、ライズ、ピクシス、コペン、タウンエース | 1907.3 |
同工場で生産ラインを共通していることもあり、連鎖的に工場稼働停止となる事態にまで発展しているようです。
2月1日までの稼働停止での影響
ディーゼル不正エンジン問題で工場が止まりその影響でフルモデルチェンジ版新型アルファード・ヴェルファイア40系も止まります。
トヨタ自動車は1月29日、豊田自動織機の自動車用ディーゼルエンジン認証不正の影響で国内4工場6ラインの稼働を2月1日まで停止すると明らかにした。当該エンジンを搭載する国内向けの車種は「ハイエース」「ランドクルーザー300」など6車種だが、同一ラインで生産する「アルファード/ヴェルファイア」などの生産も停止する。2日以降の出荷再開時期は国土交通省の指示を踏まえて判断する。
豊田自動織機の不正発覚を受けて「工程を確認する」(トヨタ広報部)ため、29日2直から生産を停止した。生産を停止したのは、トヨタ車体の富士松工場第1ライン(愛知県刈谷市)、いなべ工場第1ライン(三重県いなべ市)、吉原工場第1・第2ライン(愛知県豊田市)、岐阜車体工業第1・第2ライン(岐阜県各務原市)
https://www.netdenjd.com/articles/-/296998
つい最近ではトヨタ東日本の岩手工場2ラインと宮城 大衡 工場1ライン、小型車メインのラインも稼働停止となっていたこともあります。
この報道の中の文言、見落としてはいけない部分と言うか、気になるポイントもありますよね。
気になる『工程を確認する』、『など』の恐怖の文言、あの車両などへの影響、国内向け割当台数の不都合な数字の露呈などなど…詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
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販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
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メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
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買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
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