新型ベルランゴロング展示車7人乗りインプレッション①

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相変わらずの欠点はスライドドア？

相変わらず重いスライドドア。

電動スライドドア・パワースライドドアなんて日本のミニバンのような快適便利装備はなく、商用車のソレ。重くて硬いスライドドアの機構です。

やや勢いを付けて開け閉めしないといけない感じで、フランス製スライドドアバンによくある重さです(笑)

6～7歳の子供が1人で開けようとしても多分ムリ。スライドドアで子供の乗り降りに便利〜とかは開閉のしやすさの面では1ミリもありません。

あくまで大人のためのギアであり、快適便利に使いこなすならスイッチ一つで開け閉めできる電動スライドドア国産ミニバンの方がベターです。

お子さんの保育園や学校への送迎に活用するとかもまあまあ不便なタイプのスライドドアですので、実車でしっかりと確認しましょう。

開ききったところでカチッとロックされる感じで、乗り込んでから室内側なら閉じようとした時にはかなり固く重く、難儀します。

質感で劣る部分

以前もプジョーリフターで指摘した内張りとステアリングジョイントについて。

ベルランゴロングでもあっても同じように、露出したステアリングナックルが見えます。

内張りも完全にカバーしている感じではなくって、仕上げの部分で商用車然としている部分が散見されます。

この辺りは450～500万円するミニバンとして見た時に物足りなさを感じる人も出てくるかもしれません。

プジョーリフター試乗インプレ②価格と走りのバランスはどうなのか？

ただし、ちょっとフォローすると、別に内張が寸足らずだろうがステリングジョイントが露出していようが、そこからノイズがひどく進入するとか、振動がヒドイとかってことはありません。

走りの基本的な部分では特に問題は無いと思われるものの、乗用車としての質感を求めてはいけないと頭の片隅に覚えておきましょう。

まとめ

• デカいと言ってもデカすぎるわけではない
• 中は思ったより広い
• 質感は商用車だぞ！

デカすぎず、中が広くて商用車…だったら100万くらい安いハイエースとかNV350キャラバンで良いんじゃね？？　って思う方もいないことも無いでしょう。もっと乗用車としての質感を求めるなら日本には手ごろなノア・ヴォクシー・ステップワゴンにセレナもあるし。

ただ、シトロエンベルランゴロング・プジョーリフターロング、やっぱ見た目がオシャレよね(笑)

日本車に比べて信頼性が劣ろうとも、見た目のスタイリッシュさ、人とは違う物をチョイスするセンスなどを加味して選ぶクルマでしょう。

実車をチェックして、善き車選びを！

インプレッション②へと続きます。

新型ベルランゴロング7人乗り展示車インプレ②気になってたサービスホールの活用方法