プジョーリフター試乗インプレ②価格と走りのバランスはどうなのか?

2020年末に正式に日本導入されたプジョーリフターの価格は、ベースグレードのアリュールが329万円、上級グレードのGTラインが379万円となっています。手が届きやすい価格でたくさん荷物を積める貴重な輸入車です。

試乗インプレ①ブログ からの続きです。

安い設定のディーゼルが強みのリフター

エンジン、ミッション、駆動方式はグレード共通で、装備品の差で50万円違います。

タイヤサイズが215/65R16のアリュール、215/60R17で17インチで見栄えが良いのがGTライン、ガラスルーフがあって液晶タイプのバックミラーがGTラインにのみ装着される、と言うのが大きな違い。

フットランプの有無、ファブリックシートのカラーリングの違いなどもありますが、ガラスルーフと17インチのアルミが大きな違いと思われます。



今回試乗したのは17インチでガラスルーフを備えたGTラインです。



エンジンは1.5リッターのディーゼルターボ、130馬力でトルクが300Nmとなっていて、8速もあるATとの組み合わせで1650㎏の車体を難なく走らせてくれます。

加速感にパンチはありません。アクセルレスポンスはほどほど、アクセルをグイっと早めに踏み込んでもじわじわと加速して速度を乗せていく感じです。

ドイツ勢のパワーディーゼルのようにグワーッと加速する感じとはちょっと違います。

カタログ燃費的には20前後と言ったところですが、街乗りで12~13㎞/Lくらい、高速を走った時にはリッター20㎞超え、といったところでしょうか。

大きさの割に燃費は悪くない印象です。

輸入車を中心にラインナップの多いディーゼルは、実燃費の良さと軽油の価格の低さで給油毎のコストが低いのはうれしいですね。

アイドリング回転からディーゼル独特のガラガラ音は結構室内に侵入してきます。

30㎞/h以下の低速走行時には結構車内に聞こえてくる感じです。

リフターの内装のコストカットな部分

ロードノイズ侵入の入り口として、気になるポイント。

ステアリングのジョイントが車内に露出していて、防音・遮音的に弱いのかな?と思います。



運転席の足元周り、あまりクオリティとか防音対策とかを求めていはいけません。商用車ベースと言うところを垣間見るところです。


こういった部分はモータージャーナリストや評論家の方々は気づいてもピックアップしないところ。

ブロガーの方も見つけられなかったり、気づいてもネガティブな部分はあまり触れなかったりします。

路面からの音の侵入を許すような弱点とも言えそうなポイントで、私のブログ以外であまりここの内装の内張りについて触れているのを見たことがありません。

商用車っぽいところも散見される、とか濁してブログ記事になっていたとしたら、具体的にはどこ?って気になる部分の一つがココでしょう。

閑話休題


話を走りに戻すと


速度を上げるとロードノイズと風切り音が高まり、ディーゼルの音はかき消されます。

個人的には50~60㎞/hくらいで走っている時がエンジン以外の各種ノイズが高まってくるように感じました。日本の国道を流すにはあまり静かにクルージングって感じではない。

高速道路などを100㎞/h巡行時には逆にフロア下からのノイズが減って若干風切り音が大きくなるような変化があり、クラス相応の静かさかなってところでしょうか。

300万円前後の5ナンバーのミニバン的な感じでもあります。気持ちロードノイズが遠ざかるような巡行感覚は個人的には好き。

エンジンの頼もしさと合わせて乗り心地が良いし、自動ブレーキやACC(アダプティブクルーズコントロール)も標準装備され、車線維持のハンドル制御もあり、多人数乗車で遠出と言うのも苦にならない車かと思います。

乗り心地に関しては、ドイツ車的な硬さはないので揺すられる感じも少ないし、国産車的にふわふわした感じやロールの大きさがない、間くらいの硬さでしょうか。

スポーティなのが好みであればドイツ車の方がよろしいかと思いますが、フランス車的な柔らかさと硬さのバランスが好きな方もいらっしゃるので、試乗してみるのが良いでしょう。

リフターのオートマの制御はクセがある

フランス車あるあるかとも思いますが、AT・オートマの制御が独特のものがあります(笑)

ダイヤル式と言うのも特徴的ですが・・・



制御が独特と言うのが、シフトアップのタイミングであったり、下り坂のエンブレの効かせ方だったり・・


プジョー、シトロエンの車にありがちですが、


結構エンジンの回転を引っ張ってからシフトアップをする、という時があります。

国産車やドイツ車などに乗り慣れていると、ある程度速度に乗って来てアクセルを緩めるくらいで次のギヤに入るかな~ってところでフランス車はシフトアップしない(笑)ってのがあります。

あとは、アップダウンのある峠道などで緩い下りの長い直線に差し掛かった時、ある程度惰性で下っていくイメージの下りで、フランス車はガッツリエンブレを効かせてくれます(笑)

なんならシフトダウンして思いっきり速度を殺してくれます(爆)

今回試乗したリフターも、8速もあるオートマを備えておりますが、結構制御はアレです。

パドルシフトが付いているので、適宜ギヤを選択して走るほうが良い時もあったりします。



これがいわゆるフランス車のクセ、みたいなところかもしれません。

ブレーキのタッチも微妙かも?

あと、さらに気になる点として・・・


ブレーキの効きがイマイチ。

絶対的な制動力に不足はないとは思いますが、タッチが甘い、踏み込みに対しての立ち上がりが弱い感じでしょうか。

商用車的な感じで、リアがドラムなのかと思うくらいです。

実際にはフロントはベンチレーテッドディスクでリアはディスクなので、味付けの問題と言えばそうなんですが・・

例えばプジョーの5008のように少し大きなモデルでも、208などのコンパクトなモデルでもブレーキの効きが甘い、と感じることはなかったので、プジョーの考える商用車的な最低レベルがコレなんだな、と言うのがあります。

まぁ、エンブレを異常に効かせてくれるのでダウンヒルでの制動力不足の心配はありませんが、平たん路での停止までのフィーリング的にそう感じたってことです。(あくまで個人的な見解)

安いフランス製のミニバン・あとは7人乗りが欲しい

色んな面で物足りない部分はありますが、先進の安全装備などを備えた輸入ミニバンが300万円台、と言うのがこのモデルの強み。

7人乗りのロングバージョンを400万円前後で日本に導入してほしい、と言う声も販売現場には届いているそうなので、若干のブラッシュアップとともにもう2年後くらいに本国には設定のある全長4750㎜の7人乗りリフターロング(シトロエン版はベルランゴXLと言うらしい)が導入されると良いですね。

出来れば電動スライドドアをせめて左側に(笑)


ナビや内装の使い勝手などについては、試乗インプレ③へと続きます。


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さてさて、2022年は納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年ですね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

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販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。

オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

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ここまでやれば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

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