TMAXこそがベンチマークか?マキシスクーターTMAX530DX試乗インプレ①

欧州では大人気のマキシスクーター、500ccでフロントシングルディスクの初代の登場以来、数えること5代目、なにげに歴史のあるモデルとなりつつあるTMAXシリーズ。2017年にモデルチェンジした5代目のDXモデルに試乗したのでブログにてレポートにまとめたいと思います。
フロント周りはステルス戦闘機っぽい直線的なラインで、いわゆる欧州的なスタイリッシュな見た目です。レトロ、とかネオクラシックとかの用差は一ミリもなく、いわゆる最先端のマシーン的な感じ。
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ヘッドライトのLEDは左右常時点灯で、先進的なイメージ、どことなくランボルギーニ的な感じに見えると言ったらほめ過ぎ?
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ミラーのステーとかもノーマルにしてはシャープで造形的にがんばったんだろうな~とは思うけど、やはり純正はちょっと野暮ったいかな?ステーは太くても大胆なカーブを描いたりしていたほうが塊感があってよさそうと思うけど、視認性と軽快感でノーマルのこの形状なんだろうな、と思います。
TMAXはこの5代目になって価格がけっこう上昇しており、高級路線になりつつある感じです。
先代までのモデルが実売でおおよそ100万円の車両本体価格だったのが、5代目は上位モデルのDXでは1,350,000円。若干の装備を簡略化
したSXで1,242,000円となっております。
初期の受注では530DXのほうが引き合いが多く、この価格帯、カテゴリのスクーターで最高の物を、となるそうです。
販売店の話ではBMWのC650シリーズが最大のライバルとなるそうで、価格帯もだいたい一緒。たぶん、現状の日本での販売では負けてない、とのこと。乗り比べてどっちがマッチするか、魅力的に感じるか、面白いところですね。
冒頭にて触れましたが、出た当時は500㏄にしただけのマジェスティ、みたいな感じでした。マジェスティ250のエンジンを2個くっつけただけのパラツインで(実際はそんな安易な設計ではなく、そのようなイメージのつくりで)、スクーターでありながら新世代のスポーツバイクのカテゴリにラインナップしたい・・ってヤマハのコンセプトの割には足回りやブレーキなどもそこそこって感じでした。フロントはシングルディスクだし、リアのスイングアームは細くてプアな見た目だったり・・
初期のほうのモデルのリアのスイングアームはこんな感じ
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片持ちでも大丈夫なスイングアームではあったそうですが、添えるだけの軸受けとしてほそーい右側のスイングアームをセット。リアホイールを貫通するほうがホイールもスイングアームもサスもコストもかからずってことでこうなったとか。3代目までは確かこんなかんじでちょっと華奢な見た目でした。
華奢なリアではスポーツ性を謳えず、さらにはユーザーからのフィードバックもあってかリアのスイングアーム新型は普通のバイクっぽく、そして安っぽくもなくって感じです。駆動系の兼ね合いもあるかもしれませんが、しっかりとスポーツバイクっぽい。
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4代目からは見た目にも強度感のある感じに。
って、しょっぱなからピンポイントでリアスイングアーム周りから新型TMAXを語り始めてしましたが、個人的にこの見た目の部分、スポーティなバイクとしては重要なポイントかと思います。こういうなんとも言えない部分にバイクの強さや美しさを見出してしまうとか、バイク好きな人ならマニアックなこだわりとして理解いただけないですかね・・?
フロントのラジアルマウントのダブルディスクや倒立フォークなどもホントにそこまで必要か?というよりも、ライバルとされるスカイウェイブ650やBMWのC650スポーツ/GTシリーズ、ホンダのX-ADV、アプリリアのSRV850などとの対抗のために必要であったりと、競争の中で磨かれて洗練されてきている、と解釈できます。
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はっきり言って乗り心地もブレーキのフィーリングも、高次元だと言えます。ヤマハお得意のブレーキピストンの紋様も、なんだか効きそう、ってだけでなく、レーシングなテクノロジーがフィードバックされていると思います。
スポーティでも硬すぎず、フロントのカウル部分への低級な振動などもなく、お尻への衝撃も薄手のシートのわりに角のない吸収性だと言えます。
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ただ、足つきは良くないのと、慣れるまではシートの前側の少し硬い部分に座りがちになるので、信号の多い街乗りだとちょっと辛いと感じる可能性もあります。通勤の足で市街地を長時間すり抜けで市内縦断する、とかだとあまり快適でない、ってのもあるかもしれません。特に体格的に小柄だとつらいかもしれないので、展示車で跨ったり、試乗でいろんなポジションにお尻を動かしてチェックですね。
試乗インプレ②へと続きます!

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