マキシスクーターとしては完成度高い!X-ADV試乗インプレ③

NC750の派生とみると割高ではありますが、欧州で人気のマキシスクーターとしてみれば実は完成度高い、そう言えそうなX-ADV(エックスイーディーブイ)。
価格はNC750シリーズが70万円~と考えると、NC系が安すぎるとも。
XADVの120万円の装備のグレードアップ感でいくと、キーレス(スマートキー)システム、フロントの倒立フォークにダブルディスクにキャリパーラジアルマウントにハンドルがテーパーバーなどで納得がいきそうです。ABSとETCが標準なのもポジティブに捉えたいところ。NCでもABS、ETC装着グレードであれば90万円前後と考えれば実質の差額は30万円ほどと言った頃でしょうか。

メガサイズのオフスクーターX-ADV 試乗インプレ②

フロントのスクリーンの調整は手動であったり、ハイエンドに振り切れていない部分もありますが、専用装備品が多い中でなかなか頑張っている造り込みだと思います。
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工具なしで調製可能なスクリーン。十分な防風性能がありますが、望む方はもっと大型の物にしたいと思う人もいるでしょう。デザインと快適性、調整機構とのバランスで純正ではこんな収まりだと言うところをチェックですね。
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手動で、走行中に設定を変えるのは絶対に無理なタイプ。
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ハンドガードなどもあって快適、かつオフロード風。
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NC系だとタンクの位置にあるメットインスペースが、X-ADVではビッグスクーター的な位置であるシート下にあります。ジェット型のメットが一個ぎりぎりと言うのはNCの物と同じくらいのスペースと言ってもいいでしょう。T-MAX、スカイウェブ、C650GTなどのマキシスクーター専用車の方が広く使い勝手は良いと思います。
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ですが、ないのとあるのとでは大違い。便利なのには間違いありません。大型バイクだとトップケースやパニアケースなどを着ける率がそこそこあるようで、メットインがあっても追加でキャリアを着けるのも良いかもしれません。
カチ上がったマフラー。このサイレンサーの上向きっぷりでパニアケース不可なのではないか?と思わなくもない。
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見た目のアクセントとしては結構素敵、排気音のパルス感はNCに準ずるもので歯切れよく、アイドリングではさほど騒々しくはありません。
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回すと意外と気持ちの良い音、そしてエンジンの回転感の良さが際立ちて感じます。
X-ADVはスクーター的にエンジンを包み込むようにカウルがあるおかげか、メカニカルノイズがやや小さく、快適性とか静粛性がワンランク上に仕上がっているように感じます。もちろん重量増のデメリットや、熱対策への不安などはあり得ますがね・・都心部での渋滞とかでは熱ダレし易いのかもしれません。
フロント17インチ、リア15インチのタイヤはグリップ感と軽快感がほど良くバランスしていますが、絶対的なオンロードコーナリング性能は高くありません。
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ただ、タイヤの見た目が良い、というのも一つのポイントでしょう。しかしオンロードタイヤに比べるとゴツゴツ感やゴロゴロとして転がり感もあり、個人的にはタイヤ換えたくなってしまいそうではあります。
以前の試乗記でも書きましたが、よーいドンでのスタートダッシュ性能はマキシスクーターの中では高い方。高速道路の巡行性能もフェアリングなどもあって快適でレベルが高いと思います。
峠道でのコーナリングに関しても、オフタイヤ風のグリップの低さなどあってもフロント17インチの安定感とリア15インチの倒し込みの軽さ、やや後ろよりの重量配分、そして低重心など加わって意外に走り易く安楽であると思います。
DCTの制御も人の思うギヤチェンジに近く、登り下りのコーナーで適度にエンブレをかけ、そこそこギヤと回転数をキープし走り易く、完成度高い!と思わせてくれるもの。
ここまでの完成度であれば、オンタイヤで馬力がもっとあればなぁ・・と欲がわいてくるかもしれません。
値段の分、エンジンにもパラメータを振り分けてくれればもう少しこのバイクを積極的に選ぶ理由になるのではないか?と思う人もいそうではあります。たとえ数馬力でもNCとの差別化とかってところですね。
オフも行けなくもないですよ、とか店員さんの口車に絶対に乗ってはいけないタイプ。それは、プロのライダーが整備されたオフロードコースを走るのは不可能ではない?といった翻訳になりますね。見た目や走り的に、アドベンチャー風のスタイリングと乗り味を楽しむ上位のツアラーモデル、エンジンは燃費と耐久性に優れた過剰でない出力の、ワンランク上の装備を備えたBikeと思って接しましょう。展示車のチェックや試乗もお勧めしておきますね。値引きはとりあえず10万円くらいイケル!ってのを目安に考えておきましょう!
オプションやカスタムパーツも発売と同時にラインナップ、アマゾンでも出回り始めております。値引き交渉の時の材料にでもなれば。トップケースなどが王道人気のようですね。

兄弟車の試乗記や、その他のバイクのインプレも良かったらご覧ください。
いずれT-MAXの試乗記も上げますので、気長にお待ちを・・

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