ジムニーノマド予約開始直後4日で5万台納期4年受注停止に陥った理由
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ジムニーノマドの販売計画、ほころびがあったのか狙いなのか
海外生産の輸入車
ジムニーノマドはインド生産です。
国内工場ではジムニー系は静岡県湖西工場などが有りますが、今の所ジムニーノマドの生産は行われておらず、すべてインドで生産されたジムニーノマドが船便で運ばれてくることになっています。
船便は1~3ヶ月程度、増産・増便の手配もこれから行われるものと思われます。
日本仕様パーツなどインドマルチスズキ工場で取り付けできないものなどのの作業工程は引継ぎで静岡のスズキ工場で行い、そこで車体番号が確定、納車予定の割り振りを行い、ディーラーへと通知がいくことになります。その後スズキ納整センター(千葉)に運ばれ納車前整備し、 販売代理店の営業拠点へ配送されます。
ここまでの流れで船便での輸送もあって国内工場での生産よりも結構納車まで時間がかかることになります。
そもそもの月間販売計画の過小評価
ジムニーノマドの日本導入の条件として、ジムニーシリーズの納期が改善されるというのがありました。そこの長納期をクリアしてこその前提で日本導入に至っています。

地域差はあるものの、ジムニーシリーズの納期は落ち着いてきていました。改良が入ったあたりでは日本導入は決まりつつあったとかね。
もちろん、ジムニーノマドの導入に当たってもノマドの納期が長くなることは読めていたものの、さすがに日本市場の需要を過小評価、低く低く見積りすぎていたのもあります。
先述の通り、ジムニーノマドの月間販売台数目標・目安として設定されているの1200台/月となっていて、需要に対してあまりにも想定台数が低かったということになります。
せめて当座1年は倍から3倍は欲しかったね。ローンチで2万台確保とか2年で何万台とか、あとは納期と台数見て調整とか、ランドクルーザー250パターンとかを真似しても良かったのかもしれないですね。
4年で5万台は総数的には十分な計画と見立てていたのかもしれませんが、もっと初期に台数を寄せておいた方が良かったかしらね。
価格設定でもちょっと
ジムニーノマド、というか、スズキ車の呪縛というか、ちょっと価格設定でも失敗があったようにも思います。
正直、安過ぎた。
300万円スタートか、もっと強気な価格設定にしておけば、本当に必要な人が頑張って買うことになるし、新車価格がある程度高い方がプレ値で売る時の転売ヤー価格との差が縮まり、転売ヤーの利ザヤを削ぐ事もできたでしょう。
ある程度転売ヤー価格を想定して、過去にジムニーやシエラがマークしたプレ値も参考にしていれば、+50くらいでも良かったかしらね。
なんなら、今から50万値上げしても、スズキの保証がついた歴とした新車として満足度高く、きっと買う人は買うだろうと思います。
そのくらい高値で高嶺の車でちょうどいいし、転売対策にもなる。そしていずれは物価高で値上げする分の先取りくらいでバランスが取れそうです。
転売ヤーの存在
5万台の受注のうちの、5千台は転売ヤー、そうメーカーは読んでいるとのこと。
重複注文、家族注文に名義貸しなどで多数の個体を抑えて、買占めにより中古車価格を上げる、いやゆる転売ヤーのようなことを目論む人間をスズキは精査しています。
1月末のジムニーノマドの発表時の価格を見て、高くない、300万切っている!と転売ヤーが群がった可能性も高い。納車即出しで+ナンボ行きそうや!って変な期待を持たせちまった感じもあります。
まとめ
スズキがジムニーノマドの初期需要を見誤り、そして価格設定を良心的にし過ぎたことで、転売ヤーが群がった。これが超長納期の顛末と言えそうです。
インド生産で現地需要が落ち着いてきたこともあって日本向けは増やせるとの情報も出てきていますが、いかんせん輸入車ゆえに運送に時間がかかるというネックもあります。状況に応じて国内並行生産も掛かるかもしれませんけどね。
増産で情報が流れたことで転売ヤー爆死案件になりつつあるのと、メーカーによる転売ヤー炙り出しで精査され、早い段階で納期が落ち着くことを願いたいですね。
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