アニメスーパーカブが終わった(最終回って意味で)

無事に?最終回

何かと物議を醸し出した素敵なバイクアニメ、スーパーカブ。


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ホンダが全面的に協賛しており、モブバイクもホンダで固めるなど、中々に珍しいバイクアニメでした。

そして、なんやかんやプチ炎上して話題に。原付の30キロ法定速度守る描写があったかと思えば、1年経たずに2人乗りしちゃうなど(個人的には2人乗りへの変更の届出の方が気になるけど)、上げ足取りの正義マンに吊し上げられたりしつつも、平然と続いておりました。

その後にはリアカー引いたり、酒類を含む食品に対して飲酒運転の危険があるなどの予防線を貼りまくるテロップが興を削ぐとも言われたり、更には雪山でノーヘルでスーパーカブでエクストリームかましたりと、実はやりたい放題の描写もあったり(笑)瀕死の友人からのヘルプにも警察救急呼ばす友達を呼び、カブの前カゴに人を乗せるなんてこともあったような…(遠い目) このツッコミどころの多さ、ワザとだよな…

まぁ、きっと主人公の小熊のように、このアニメのスタンスとしては反省とかはしてないでしょうし、原作を元にガンガン突き進んだんだと思います。

バイクで色付く世界

主人公がバイクを通して友人が出来たり、人格というかキャラクターに変化が起きたり、人間的な地の部分が解放されたりと、薄暗い世界観から色付いて行くような気持ち、少なからずバイク乗りなら共感する部分がありそうです。イキリ小熊、などと揶揄されるのも分かります( ˇωˇ ) バイク乗ってることで調子に乗っちゃったり、優越感から天狗になったり、キャラ変したりキャラ崩壊したり、そう言うのも含めて人は成長していくんですよね。

小熊や礼子、椎は女子高生なのに、お金ない設定なのに、恵まれた装備やカスタム、アレックスモールトンの高級な自転車など、ちょっとバブリーなのもある意味面白い。しかも玄人好みなシブいチョイスも多い。

アヴラッシブウール(アブラッシブ?アブラッシュヴ?)なんて、検索してもほぼ出てこないようなレアなウール素材、もうちょっとバブアーとかのメジャーなアイテムにしないのか?と思ったり。

更にはそのアイテムを当初は臭いと敬遠気味だったのに、機能はイイけど手入れが面倒と聞くと、

面倒なモノは信頼できる 名言か!

「面倒な物は信用出来ます」 とか、セリフがもはや女子高生ではない(笑) マニアなバイク乗りでも大市民のオジサンでもそんなセリフはサラリと出てこないわよ。

若かりし頃にバイクを初めて手にした時の自由、解放、全能感なんて、賞味期限の短い幻みたいなものですが、酒を飲まずにそこまで酔いしれて、陶酔出来るのは、バイクならでは。ある意味中二病・厨二病?とも通ずるものがあります。

ロングtouringへの戒め

最終回にも個人的に名言があって

「ツーリングの最初の1時間が大事」 みたいなセリフ。

まだ1時間くらいしか走ってないのに何で? との問いに

最初の1時間でその後の大きなトラブルを回避できる と整備に励む

最初の1時間ノントラブルで行ければ、あとの数百時間ノントラブルで行けるのよ!この1時間大事! とかね、私も実体験でありますよ(笑)

ねじの脱落とか、シートやカバーとかのガタつきとか、エキパイの付け根とかのゆるみとか、出る前とか前夜に整備してても少し走るとなんか起きるとか、最初の1時間は確かに大事。ロングツーリングに限って何か起こるものです。バイクツーリングライダーの諸君はこの言葉を胸に刻みましょう。

そんなこんなで山梨県北杜市から鹿児島まで2台3人で駆け抜けるというロードトリップムービーのようで、青春してるなぁ ってなります。

最終回での終わりにはお友達の主要キャラもカブ乗りに。

椎ちゃんもカブ乗りに

淡いカラーリングのリトルカブとか、オシャレなチョイスがまた渋い。バイク仲間とつるむと、みんな似たようなバイクに乗り出す、典型です。中には全くテイストの違うバイクを買うエキセントリックかつゴーイングマイウェイな人もバイク乗りにはいますが、このアニメ的にはみんなカブつながりで締めとなりました。

良い最終回だったのかな?炎上しつつも好評を博した、と言ってもいいのかな。

まぁ、実際のところ、バイク乗りだからって、誰でもそこまでバイクに入れ込んだりするわけでもないかもしれないし、バイクへの愛着が薄い方もいるだろうし、もう降りてしまった人もいるかもしれません。

たまに、アニメやライトノベル・小説、マンガなどのコミカライズされた読みやすいものなど、バイクの魅力に触れてみるのも良いかもしれませんよ。

スーパーカブはスローテンポ気味だし、テンションも総じて高いアニメではないです。

その他のバイクを題材としたアニメは以下の次ページ(2ページ目)でチェック!

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