スパーダありきのステップワゴン その実力は?試乗インプレ①
スパーダ頼み
いくら物が良かったとしても売れるとは限らない。
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強者は売りやすく、チャレンジャーは何か新しい機軸を打ち出さないと見向きもしてもらえない。
新しい機軸はゲテモノとなってしまうこともある。
純粋に商品力を高めるか、コマーシャルというかイメージ戦略に賭けるか、商売とは難しいものです。
トヨタはなんだかんだで車両として信頼性が高くユーザーの趣向に合わせてノア・ヴォクシー・エスクァイアーを用意し安定の商売。リアゲートの使い勝手が悪かったりセレナやステップワゴンと比べて先進安全装備が弱く、取り敢えず 対車両自動ブレーキだけはつかました、レベルでも売れています。
セレナはやっちゃえ日産ということで自動運転風のプロパイロットとリアのガラスハッチ、ハンズフリースライドドアなどの機能面の打ち出し方で、旧型のプラットフォームとパワーユニット、偽ハイブリッドでも売れています。
スパーダの顔を売れ筋のデザインにすることでマイナーチェンジを敢行したステップワゴン。
今回はステップワゴンスパーダクールスピリットとスパーダハイブリッドホンダセンシングG-EXについて試乗したのでインプレッションとしてまとめていきたいと思います。
もはや販売比率的に8割がスパーダらしい、ってことでデフォルトでスパーダのインプレになります。
1.5ターボはどうか
まずは1.5リッターのターボの印象から。
ターボでV-TECであっても相変わらずの実用型のエンジンで、2リッターNAと言われても違和感のない感じです。実際のところ2リッターのNAよりもトルクに厚みがあるような感じで、力感と言うか、温かみのあるトルク感と言うか、意外とパワフルに感じます。
年次改良かMCでのセッティング変更か、1年くらい前に乗った時よりもなにか変わったように感じました。
営業マン曰く、CVTのマッピングなどが少し変わったかもしれず、坂道での制御や回転の引っ張り具合などで馬力は変わっていなくても力強く感じる部分もあるかも?とは言っていましたが、地道な改良を重ねているのかもしれません。
1.5リッターターボのハンドリングや乗り心地についても少し改善されているように感じます。
17インチとのマッチングが良いのかハンドルの切り足しに対して車体が無理なく付いてくるような印象です。
段差などの通過したときの衝撃なども大き目のアルミの割に良好な感じです。なんだか、以前に試乗したときよりもちょっといい車感が増しているかもしれません。
残念なのが速度を上げた時のロードノイズでしょうか。
クラス相応なので仕方がない部分ではありますが、50㎞/hを超えたあたりからはそこそこ騒音が高まるような気がします。
国産の5ナンバーのハイト系のミニバンであればどれも似た感じですが、まあまあウルサイですね。
スタッドレスを履いた日にはヒャーっと盛大なロードノイズが透過してきそうな気がします。
インテリアに華があるか
インテリアはルームランプの調光機能が個人的なツボです。
内装の仕立てとしても合皮とファブリックの組合せは好きですが、照明によってインテリアの見え方がより上質に見えるものではないかと思います。
走行中に煌々とつけるものではありませんが、リラックスするときやリフレッシュするときに活用できそうに思います。
1.5リッターターボのスパーダクールスピリットは総じて出来が良いと思います。
エアロパーツにクロームメッキ、室内は黒を基調としたクールな空間、マイルドヤンキーが好む上級そうな仕立てで、クールスピリット仕様はハイブリッドには設定がないと言うのも差別化のポイントとして良い。
要望があればハイブリッドモデルのクールスピリット仕様も追加されるかもしれないとのことですが、ハイブリッドモデルのプライスライン的に微妙とのこと。
価格は高め
車体で370万の仕様と言うのはやり過ぎ・・とのことでマイナーチェンジではその仕様の設定はされなかったとのことです。
デメリットとしてはハイブリッドでないのに値段が高い、ってことでしょう。
だいたいですが車体で310万円くらい、オプション着けて乗り出し360万円ってところです。
17インチは個人的にマッチング良いサイズの足回りだと思いますが、維持費的には16インチよりはタイヤ代が高価です。
非ハイブリッドで機能が違ってくる
そして実はホンダセンシングの機能の違いがあり、ハイブリッドモデルでは全車速前車追従クルーズコントロールとなり、停止まで制御されます。
ですが、ハイブリッドでないホンダセンシングの機能としては30㎞/h以上のみでの追従走行であり、30㎞/hを下回ると機能解除されて惰性で走るというオチがあります。
その後もプリクラッシュセーフティが働いて追突せずに止まらないこともないそうですが、ACCによる停止制御ではないので非常に危険とのことです。
あえてハイブリッドを選ばない理由として・・
運転席、助手席から2列目へのウォークスルーの頻度が高ければ非ハイブリッドとなるでしょう。
ハイブリッドモデルはフロントシート下にバッテリーを搭載しているため、フロントフロア下が盛り上がっています。
それをカバーするようにセンターコンソールとトレイを置いており、さらに電子式パーキングブレーキのスイッチをわざとらしく飾っています。
ウォークスルーには正直邪魔です。
天井が高く車内移動しやすい車を求めているのであれば、ハイブリッドは不向きかもしれませんね。
ハイブリッドのインプレについてです。
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
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そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
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