マフラーレスでカッコよく EVマキシスクーターCエボリューション

BMWの電動スクーターC evolution 5月に発売されるというそのマシン。
私の個人的なカッコいいポイントは・・マフラーレスでホイールが丸見えでカッコイイ!ってところ。

EVとなると排気システムがいらなくなることもあり、デザインの幅も広がりそうだなって思います。

160幅の15インチホイールではありますが、タイヤを前面に見せるだけでマッシブなスタイリッシュさが前面に出ているように感じませんか?
バッテリーを積みまくっているためにメットインスペースも狭くなりハーフジェット型が一個ぎりぎり入るかどうかってくらいのかんじとか、フロントのグローブボックスがケーブル入れに食われているとか、不便さもありそうではあります。


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足つき性などもあまりC650シリーズとは変わらなそうな感じです。シート高はそこそこ高めで、フレームの幅があって足つき性は微妙なところなのではないかと。バッテリーを床下に敷き詰めて重心が低めになっているようですので、取り回しは安定しそうです。


BMW的には走りも大事にしているブランド、性能的にも頑張ってはいますが、航続距離が最大160km・最高速度は129km/h・50km/hまで2.8秒で到達と言ったスペック。最高速に近い速度を出し続けると電費はかなり悪くなるので高速を使ったツーリングに不向きだと予測できます。

ただし、電動バイクにおける免許の区分・車両登録などを考えると、この車格で250㏄扱いという事がメリットとして挙がってきます。

定格出力19kW、最高出力35kWで軽二輪扱いとなります。


BMW C evolutionでは出先での充電環境の確保も難しそうだし、中距離から長距離ツーリングには耐えられそうにない感じです。EV充電スタンドまたは普通充電用200Vコンセントを使用し、80%まで3.5時間も充電にかかるようです。


車体の構成としては重量物であるバッテリーを車体下部に沿わせて配置し低重心化しているとのこと。ハンドリングには安定感をもたらしつつ、コーナリング性能も両立していることでしょう。

シートはC650sportsともC650GTとも違った形状でタンデム部分が分割されているもの。メットインスペースは狭くなっているようです。


独特のデザインとカラーリングに目が行きがちですが、ベースのC650との相違点としては多岐にわたり、リアのスイングアームが片持ちになりサスペンションがダイアゴナルに設置されるオーソドックスなタイプに変更されています。サスに関してはバッテリーの搭載位置との兼ね合いなどもあって水平に寝かせてリンクを噛ませていた従来のレイアウトからは大掛かりに変わっていると言っても良いでしょう。


ベースのC650 シリーズが約110~120万位と言うことを考えると、専用部分も多数装備している割には1,487,500円という価格は意外にも高くないとは思いますが、一般の人が今までのバイクの代わりに購入するというレベルではないと言えます。


航続距離、価格、充電にかかる時間、そして充電環境と、ネガティブな要素を多くピックアップしすぎたような気がしますが、走りの性能は独特の世界観を秘めているのは想像に難くないですね。

ちょっと変わった先進的な乗りもに乗りたい、そして充電環境がなんとかなって毎日使用して100㎞以内の移動を繰り返す、なんて方にはハマるかも。

そういった方は車の方のEVもハマるような気がしますが、2輪の爽快感に快感を求める人にはCエヴォリューションは最高の相棒になるかもしれませんね。

セカンドバイク的に使うのを想定しているような感じです。


今後排ガス規制に対応できずに50㏄の原付モデルは電動バイクになるしか生き残る道はないのではないか?とささやかれて数年経ちます。BMWというプレミアムブランドのスポーティさがウリのマキシEVスクーター、今後の進化と発展に期待したいところですね。特に航続距離と充電インフラ整備に期待ですかね。あとは屋根付きにしたり、ボディ一体のサイドケースやトップケースなんかついても面白そうだとは思いますが、いかがでしょう?

でもまぁ、よくぞこのsizeとcategoryのバイクを市販に踏み切ったなぁ。がんばったな!と褒めてあげたい。

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